|
株式会社カプコンは、韓国ソウルに100%出資の子会社Capcom Entertainment Korea(CEK)を設立し、本日より営業を開始したと発表した。
現時点では、韓国子会社の具体的な戦略等は明らかにされていないが、さしあたりコンシューマゲームの韓国展開の本格化、そして現在クローズドβテストを実施している「モンスターハンター フロンティア オンライン」の韓国展開が予想されるシナリオとなる。 今回の発表でもっとも注目されるのはCEKの代表取締役社長に元ネクソンジャパン代表取締役を務めた姜鎮求(カン・ジング)氏が就任しているところだ。姜氏は、2004年に韓国NEXONを退社後は、SCEIの韓国子会社SCEK(Sony Computer Entertainment Korea、現SCE Asiaの1ディビジョン)に入社し、2006年10月までソフトウェア戦略室のゼネラルマネージャーとしてPSPやPS3の韓国展開に尽力してきた経歴を持つ。
韓国オンラインゲーム市場に精通し、また韓国コンシューマ市場をプラットフォーマーの立場から見てきた姜氏は、カプコンの韓国展開を行なう上でまさに適任であり、アジアでも絶大な支持を集めている「モンスターハンター」シリーズ最新作「モンスターハンター3(仮題)」の韓国展開や、CEK発のオンラインゲーム展開といった動きなど、今後の動向が注目されるところだ。 (2007年5月7日) [Reported by 中村聖司]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|