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価格:2,100円
PS2「THE 落武者」は、歴史上の人物「明智光秀」を操作して、家来のくのいち「渓」とともに大暴れするというアクションゲーム。主人公の明智光秀が、主君・織田信長に対し謀反を企てた“本能寺の変”。だがそれは、何者かによって仕組まれた陰謀だった。山崎の合戦に敗れた光秀は逃亡先で命を落とすが、怒獲武(ドえむ)の力を得て復活。自らを陥れた怨敵・豊臣秀吉に復讐すべく再び武器を手にする。ステージは全8幕構成。 プレーヤーキャラクタの光秀と渓は、能力面で大きな違いがある。光秀は、さまざまな武器が使いこなせるのが特徴で、倒した敵が落とす武器を拾って装備することが可能。武器はワンボタンでいつでも切り替えられる。「一刀、二刀、槍」や「銃、弓、銃」など、連続攻撃で使う武器を自分でセットすることも可能。ただし、すべての武器には「耐久値」が設定されており、いつかは壊れてしまうため注意が必要。ちなみに、武器がすべて壊れたらパンチが唯一の攻撃手段になる。 妖艶な衣装をまとったくのいち「渓」は、俊敏な動作が武器。素早い身のこなしと連続攻撃で並居る敵を片っ端から倒していく。スピードと手数で勝負するキャラクタだけに、爽快感を重視してプレイする人向きといえる。
本作には、光秀にしか使えない特殊技「怒獲武システム」が用意されている。本システムは、仁王立ちの状態で敵の攻撃をあえて受けるというもの。攻撃を受けると画面左上のゲージが少しずつ上昇していく。身体に刺さった刀や槍などの武器を抜けなくして”奪う”ことも可能。ちなみに、各武器の種類に応じて“習熟度”があり、使うごとに成長していく仕組みになっている。
これだけでも十分に驚きだが、怒獲武システムには、さらにその先がある。画面左上のゲージを溜めると“M神様”を呼び出すことが可能。降臨と同時に、光秀の身体に刺さった武器を四方に吹き飛ばすM神様は、驚異的な破壊力と俊敏性で周囲の敵を片っ端から殲滅(制裁)していく。
なんとも奇抜なシステムだが、ある意味「SIMPLE2000シリーズ」らしいともいえる本作。ファンはもとより、アクションゲームが好きな人なら注目しておいて損はないだろう。
(C)2007 TAMSOFT (C)2007 D3 PUBLISHTER
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2007年4月4日) [Reported by 豊臣和孝]
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