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場所:GAMESマーヤ
【NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル】
価格:7,140円
PS2「NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル」は、週刊少年ジャンプで連載中の岸本斉史氏の漫画「NARUTO -ナルト-」を原作とする3D対戦格闘アクションゲームのシリーズ最新作。4作目となる今作は、2月から放送開始されたテレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」に合わせ、新章「疾風伝」となり、さまざまな面がパワーアップしている。 この日のイベントには、同作を開発した株式会社サイバーコネクトツーの代表取締役社長・松山洋氏が主人公・ナルトのコスチュームを着て登場。ゲーム大会の司会と実況を行ない、大いに盛り上げた。 ゲーム大会は、当日のエントリー順にトーナメントの好きな場所を選ぶという、アバウトなもの。ゲーム自体は発売前ということで、どの参加者も手探りな感じではあったものの、ほとんどの人が前作からプレイしており、ハイレベルな攻防が繰り広げられていた。これには松山氏も驚いたようで、観戦者と一緒に歓声を上げたり、勝負どころでは実況を忘れて画面に見入ってしまう場面もあった。 大会後には松山氏のトークショウが行なわれ、サイバーコネクトツーという会社の紹介からスタート。同作を担当した開発チームはスタッフの全員がアクションゲームを作るのが得意で、「NARUTO -ナルト-」のコミックとテレビアニメの全話の内容が頭に入っているという。また、松山氏をはじめとする開発スタッフは「コミックやアニメ原作付きのゲームというとキャラクタが出てくるだけのいわゆる“くそゲー”ばかりで哀しい思いをしてきたので、原作のファンらにそんな思いをさせないようにこだわり抜いて作っています」と「NARUTO -ナルト-」のゲームシリーズへの強い思い入れを感じさせた。 ゲーム内容については、登場キャラクタは全部で50人以上で、2部だけではなく1部のキャラクタも全部使用可能。今作の新モード「マスターモード」では、「疾風伝」が追体験でき、そして「ヒーローモード」では、「疾風伝」以前の「下忍修行編」から「サスケ奪回編」までを、バトルとムービーで再現しており、この1本で「NARUTO -ナルト-」のすべてを知ることができる。さらに、本作の最大のポイントとして、オリジナルシナリオが追加されている。原作者や集英社から許可を得て作ったものだそうで、その内容は原作やアニメなどでも描かれたことのない、1部と2部の間の2年半のストーリーが展開するという。 途中からは特別ゲストとして、GAMESマーヤの店長さんも登場。ゲームの“キラーワード(殺し文句)”を聞かれた松山氏は「ナルトゲームの決定版」と答え、「今までナルトのゲームを3タイトル作ってきましたが、今までで一番いろいろな要素を詰め込め、一番クオリティの高い作品で、最高傑作ができたと思っています」と力強く語った。 続いて開発チームのチームリーダーが登場し、開発の裏話を披露。もっともこだわったのは新モードのマスターモードで、その中でもオリジナルの「影法師編」には気を使い、時間をかけたという。「影法師編は、マスターモードの一番最初に始まるストーリーで、1部の終わりから2部にかけてのナルトの成長を描いています。その最初のオープニングムービーは、何回も何回も作り直していて、原作者と集英社、(アニメ制作の)ぴえろさんが揃って『まるで映画だよ』というほどの出来なので期待して欲しい」とアピールしていた。
その後の質疑応答では、ユーザーからの質問に直接対話しながら答えるなど、ユーザーとの距離が非常に近く、また、松山氏の明るいキャラクタと店長の独特のキャラクタで、小規模ながらも暖かくアットホームな雰囲気の感じられるイベントだった。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)2007 NBGI
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2007年3月26日) [Reported by 滝沢修]
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