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Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
大規模集団戦闘とXbox Live対応でオンラインマルチプレイを実現

2007年 発売予定

価格:未定

イメージイラスト
 株式会社バンダイナムコゲームスのフライトシューティング「ACE COMBAT」シリーズ最新作は、Xbox 360向け「ACE COMBAT 6 解放への戦火」となることが明らかになった。発売は2007年を予定。価格は未定。

 「ACE COMBAT」シリーズは、主なタイトルとして「ACE3」までがプレイステーション、「AC04」、「ACE5」、「ACE-ZERO」がプレイステーション 2、そして「ACE-X」がPSP向けに発売されてきた。「ACE6」は初めてのXbox 360プラットフォーム向けとなる。

 本作のプロデューサーは「AC04」でディレクターを務め、それ以降のシリーズすべてにおいてのプロデューサーを務めてきた一柳宏之氏、ディレクターは「AC04」ではプランナーとして関わり、「ACE5」においてメインプランナーを担当した井﨑夏樹氏となっている。


■ 砲火入り乱れる壮絶な大軍vs大軍の大戦場と、Xbox Live対応オンラインプレイを実現する「次世代機だからこそできる、空の集団戦」

 「ACE6」の特徴としては、まず、シリーズファンが熱望していたXbox Liveに対応した多人数のオンラインマルチプレイに対応したことが挙げられる。同時プレイ人数は最大16人を目指して鋭意開発中とのこと。対戦だけでなく協力プレイも可能。また、オンライン向けの様々なゲームモードが用意され、ランキング上位者は世界で唯一の称号を得ることができるという仕掛けも用意されている。

 また、「ACE6」では、Xbox 360のパワーを生かし、「空の集団戦」を可能にした。それぞれ異なる目的をもつ味方部隊による最大6つの作戦がリアルタイムに進行し、従来の数倍に及ぶ陸海空が広大な戦場の各地で激突。大激戦の光景を再現している。「ダイナミックミッション」システムと呼ばれるこのシステムは、プレーヤーの活躍次第で劇的に戦況が変化する。つまり、プレーヤーの行動次第でリアルタイムにいろんな展開を楽しむことができるわけだ。

 さらに、戦闘機・攻撃機・戦闘ヘリ・戦車・艦隊・大型爆撃機・電子戦機など、共に戦い抜いた大勢の友軍に呼びかけ、一斉攻撃を行なう「支援要請」システムも新採用。これによって、大規模かつ熾烈な戦場で大勢の友軍の要となって戦況を動かす、“キーパーソン”となれる楽しみも取り入れられている。

過去のシリーズにも、空軍と陸軍の共同作戦など、部隊を意識した戦闘が再現されていたが、今作ではさらにプレーヤーが能動的に大規模な部隊を動かすことができるようになる


 ストーリー面では、敵味方将兵や一般市民など7人のメインキャラを軸に、様々な視点で語られる本格的な戦争群像劇が展開。当然、「AC04」から導入された戦況に応じて変化し、プレーヤーに呼びかけてくる、敵味方入り乱れるリアルタイム無線演出もパワーアップして搭載されている。

【STORY】


【世界地図】
 1999年、小惑星「ユリシーズ」は無数の隕石となり、地表へと降り注いだ。
被害が少なく復興への道を歩んだ「エメリア共和国」と、経済が破綻し、内戦状態に陥った「エストバキア連邦」。
 アネア大陸を東西に分ける2つの国家は、この時を境に異なる道を歩みだす。

 軍事政権のもとエストバキアの再統一がなされ、大陸に平和が訪れたかに見えた2015年。
 繁栄を謳歌するエメリアの首都グレースメリアの空に、突如エストバキア軍機の大編隊が来襲する。
 次々に緊急出撃するエメリア空軍。
 戦闘機部隊「ガルーダ隊」にも、グレースメリア防空の任務が下された。

 充分な数と装備を誇るエメリア空軍は、エストバキアの奇襲攻撃を押しとどめるかと思われた。
その時、謎の空中爆発とともに赤い編隊機が現われ、戦局は一変する。

 エメリア空軍パイロットの妻メリッサは、この空爆で愛娘マティルダを失なう。
 戦車兵マクナイト軍曹は、難民となった市民の傍らで、エストバキアの進撃を阻止する作戦に参加する。
エストバキアの元エースパイロットであるヴォイチェク中佐は、負傷し二度と飛べない体となって、情報将校としてグレースメリア駅に降り立つ。
 空軍パイロットの恋人の元へと急ぐエストバキア人女性ルドミラ、そして……。
 巨大な戦場で、人々の運命が交錯し始める。

エメリア共和国の国旗と空軍マーク
エストバキア連邦の国旗と空軍マーク


7人のキャラクタがそれぞれの立場からの視点で「戦争」を描き出していく。非常に興味深いストーリーになりそうだ。左はメリッサと愛娘マティルダ。右はヴォイチェク中佐


【東部防空軍 第8航空団マーク】 【ガルーダ隊 部隊マーク】
――小惑星落下による全世界的災害から16年。
 被害を免れ、繁栄を謳歌するエメリア共和国の首都グレースメリア。
 この空を守るエメリア共和国空軍 東部防空軍 第8航空団 第28飛行隊通称“ガルーダ隊”の1番機パイロット、TACネーム「タリズマン」が、今作のプレーヤーとなる。



多数の高層ビルが林立する湾岸都市。ビルの谷間を潜り抜ける過激なドッグファイトも可能?
 この舞台を演出するグラフィックスは、次世代機ならではの超美麗パノラマグラフィックスを実現。大都市の夜景、雪の山脈、グランドキャニオンといったリアリティあふれる地形の描写もちろん、空のもう1つの主役といえる雲の表現もさらに写実的にパワーアップ。

険しい峰々が織り成す山脈地。尾根はもちろん、木々の再現度はどれぐらいパワーアップしているのだろうか 美しい朝焼けが印象的な雪原地帯。雪の表現には注目したい


 また、戦場を駆け巡るプレーヤーの相棒でもある戦闘機に関しても、各ライセンスメーカーから「機体の描写の正確さ、綺麗さは感嘆に値する」と絶賛の声があがった程のクオリティを実現。単なる機体形状だけでなく、各パーツの滑らかな動きはもちろん、複雑なランディングギア(着陸脚)までもを精巧に再現しており、そのたたずまいからなにから、次世代機のグラフィックス性能を十分活かしたものに仕上がっているという。

【F-15E Strike Eagle】
タイプ:Multirole(マルチロール)
【A-10A Thunderbolt II】
タイプ:Attacker(アタッカー)
F-15の本格的な対空戦闘能力に対地攻撃能力を備えた派生機。F-15とほぼ同じ外形であるが、大幅な設計変更が行なわれた攻撃機である。愛称「ストライクイーグル」 多少の被弾は物ともしない頑丈な装甲、大口径ガトリング砲と低高度での優れた運動性で、地上の敵を圧倒する攻撃機。愛称「サンダーボルトII(落雷)」。
【Tornado GR.4】
タイプ:Attacker(アタッカー)
【Typhoon】
タイプ:Fighter(ファイター)
高速での低空侵攻能力と、短距離離着陸(STOL)を両立した機体。これにより生存性・運用効果など、攻撃機としての総合性能が向上。愛称は「トーネード(大竜巻)」 国際共同で開発された制空戦闘機。カナード翼(前翼)付デルタ翼の制御は高度に自動化され、超音速・亜音速領域共に、「タイフーン(台風)」の名に違わぬ敏捷性を発揮する


 それに加えて特筆すべきは、コクピットの描写だ。機体ごとに異なるパネル形状はより緻密さを増し、計器類はプレーヤーの操作に対応して動く。コクピット視点時の視野角も向上し、より遊びやすくなっている。

各種インジケーターがきっちり再現されたコクピット。この計器群がリアルタイムに動く姿を早く見てみたい!



■ マーケットプレースにてダウンロードコンテンツを早くも開始

 「ACE6」関連のダウンロードコンテンツが、Xbox Liveのマーケットプレースにおいて3月23日より配信される。第1弾は以下の「ゲーマーアイコンパック」、「テーマ」の各アイテムが配信される。また、今後もマーケットプレースにおいて、様々なコンテンツを継続して配信していく予定だという。こちらも楽しみだ。

【ダウンロードコンテンツ】

・「ACE COMBAT 6」 ゲーマーアイコンパック #01
ACESマーク、ガルーダ隊エンブレム、エメリア共和国空軍マーク、エストバキア連邦空軍マークの4つを集めたゲーマーアイコンパック
・「ACE COMBAT 6」イメージビジュアルテーマ #01
ACE COMBAT 6 の世界を描く、イメージビジュアルを公開。
・「ACE COMBAT 6」テーマ #02
リアルに広がるステージと、精緻に描かれた機体を納めたテーマパック。

※画面はすべて開発中のものです。
(C)2007 NBGI
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□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスチャンネルのホームページ
http://www.bngi-channel.jp/
□「ACE COMBAT」シリーズ公式サイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/

(2006年3月23日)

[Reported by 佐伯憲司]



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