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Game Developers Conference 2007現地レポート

「GDC 2007 Expo」Part.3
ゲームに詳しくない人でも楽しめそう(?)な展示物を紹介

3月5日~9日まで 開催

会場:Moscone Center

 「Game Developers Conference(GDC) 2007 Expo」レポートの最後は、あまりゲームに詳しくない人でも興味を抱けそうな製品などをいくつかピックアップしてみた。開発ツールひとつをとっても、ミドルウェアの内容を(しかもロクに理解できない筆者が)ずらずらと並べられたところで、理解できる人はもちろん、詳しくない人にとっても「なんのこっちゃ」となるのが関の山。そこでこのような紹介の仕方となったわけだが、独断と偏見に基づいたチョイスではあるが、多くの方にお楽しみいただければ幸いだ。


【モーションキャプチャー】

PHASE SPACE MOTION CAPTUREの製品デモンストレーションより
 出展社数の比率でいけば決して高いほうではないが、それでも会場内でひときわ目を引く開発ツールといえば、やはり「モーションキャプチャー」関連製品群だ。

 プレイステーション以降、コンシューマタイトルの主流が3Dゲームに移行して久しい現状、それなりにゲームをする人ならどこかでモーションキャプチャーという言葉に聞き覚えがあるはず。知らない人向けに念のため説明しておくと、モーションキャプチャーは人や物の動きを、センサーやカメラなどを使って収録する手法のこと。

 目的はおおむね同じだが、それに到達するための方法、コストなど、各社から個性的な製品が多数出展されている。ここでは、そのなかから目に付いたものをいくつかご紹介しよう。

【VICOM】【PHASE SPACE MOTION CAPTURE】【MOTION ANALYSIS Studios】
プレゼンのアクターに「過去40作品以上に出演した」と豪語するRichard“MOCAPMAN”Dorton氏をフィーチャーしていたVICOM こちらは発光する全身32個のLEDセンサーが印象的な製品。カメラを複数用意するスタジオタイプの製品で、基本構成はカメラ8台、センサーと専用バッテリ、AMD製CPUを搭載したPC1台でトータル約48,000ドル 同時に最大10人まで動きが収録できるというMOTION ANALYSIS Studiosの製品。それほどの人数で同時に収録しなければならないシチュエーションがちょっと想像できないが、その特徴は十分すぎるほど訴求力がある

【META Motion】【ORGANIC MOTION】【Silicon Studio Corporation】
収録にカメラを必要としない独特の仕様で異彩を放っていた製品。地磁気で方角を定め、それを基準に全身のセンサーで動きを検知するという。簡易さとローコストが特徴。指などの細かい動きには対応していないが、そういった点を除けば申し分ない性能を持っているようだ うってかわって、こちらは全身のセンサーを必要としない製品。普段着のまま収録も可能だという。ブース面積の都合からか製品を使ったプレゼンは行なっておらず、映像のみの出展だったのが残念 こちらは1枚の正面写真からさまざまな3D表情アニメーションを生成する「Motion Portrait」。眼球の動きなど、細かいところにもきちんと対応。3Dだけでなくテレビアニメなど2Dキャラクタにも使えるという


【楽曲ライセンス販売】

【Dewolfe Music】【megatrax PRODUCTION MUSIC】
ゲームに楽曲を使用してもらい、そのライセンス料でビジネスを展開。各ブースともサンプラーCDを用意。その場所でいつでも聴けるようPCも準備万端、来場者を待ち受ける。上写真右のmegatrax社長は、以前北海道に住んでいたことがあるという。「エンカ? ヘイヘイホー、ヘイヘイホー!(笑)」などと豪放に笑いながら多数の楽曲サンプルを披露してくれた


【特殊なデバイス】

【GesturrTek】【THE NOVINT FALCON】【IZ3D】
日本人の熊谷氏が代表取締役を務める会社。CCDカメラを使用したジェスチャー制御技術の特許を有しており、EyeToyなど多数のコンシューマ製品にライセンスを供与。E3などでお会いするたびに新作の話が飛び出すが、今回は静止画や動画などの上にCCDカメラで捕らえた映像から「動きを検知した部分」だけを合成するという新製品が登場。海外の施設などに積極的に売り込みをかけていくという 三次元のポインタ動作を可能にした製品。オブジェクトの質感を表現するフォースフィードバック機能を搭載。手型のアイコンにゴムボールをつけて揺らしたり、コンクリートのようなザラザラした壁、氷の玉、スリングショット(パチンコ)など、さまざまな質感がグリップを通じて強烈に伝わってくる。グリップは交換可能で、将来的には銃などのゲーム向けグリップを提供したいという。日本向けの話はまだ出ておらず、まずは北米で今夏に200ドル程度でリリース予定。製品にはミニゲームがいくつかバンドルされる 22インチ、1,680ドット×1,050ドットの液晶モニタと3Dグラスの専用システムにより、ソフトをインストールするだけで簡単かつ安価に3D映像が楽しめるシステム。プレオーダー時のセット価格は819ドル(通常は999ドル)。通常表示との切り替えも任意に可能。FPSなどの3Dアクションが好きな人にはゲームの臨場感を高めるうえで興味がそそられるアイテムといえそう


【ゲームスクール系】

【COLLINS COLLEGE】【The Art Institude of California-San Francisco】【Cerro Coso Community College】
日本同様、海外にゲームスクールは数多く存在する。開発関連を軒並みサポート、グラフィックに特化などさまざま学校が存在するが、なかには「Cerro Coso Community College」のようにオンラインでゲームデザインを教える学校もある


【Expo会場に咲く可憐な華】

開発者向けイベントといっても堅苦しいばかりでは……というわけではないが、GDC 2007 Expo会場にもTGSよろしく美しい受付嬢がブースに鎮座して「どうぞいらしてね♪」光線を周囲にガンガン放っていたりする(こともある)。E3のように猛烈なアピールをしているわけではないが、国籍を問わず男はこういった可憐な存在にとことん弱く、ふらふらと吸い寄せられる人もチラホラ見かけた。GDC規模拡大は、今後こういった部分にも波及していくのだろうか!?


□Game Developers Conference(英語)のホームページ
http://www.gdconf.com/
□Game Developers Conference(日本語)のホームページ
http://japan.gdconf.com/
□関連情報
【3月8日】Game Developers Conference 2007 記事リンク集
http://watch.impress.co.jp/docs/20070308/gdclink.htm

(2006年3月8日)

[Reported by 豊臣和孝]



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