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会場:秋葉原「Hey」
AC「アクエリアンエイジ オルタナティブ」は、昨年のアミューズメントマシンショーで発表されたタイトーの基板「TAITO Type X2」を使用したオンライン対戦型トレーディングカードゲーム。国産オリジナルトレーディングカードゲームとして実績のある「アクエリアンエイジ」を題材にしており、NESYSに対応し全国のプレーヤーと対戦を楽しめる。6つの勢力「E.G.O.(エゴ)」、「阿羅耶識」、「WIZ-DOM」、「ダークロア」、「極星帝国」、「イレイザー」があり、プレーヤーは他者を操り眠れる素質を覚醒させる“マインドブレーカー”として各勢力から仲間を集め参戦することとなる。 ハードウェア的にも、正面と手元の2画面構成を採用するなど、これまで以上に直感的な操作が可能となっている。キャラクタカードを置くとブレイクし、カードを裏返すとスキルを発動するといったリアルタイムバトルのシステムとなっている。 27日に行なわれたセレモニーにはブロッコリーの最高開発責任者の木谷高明氏、タイトーのESグループマネージャー石井光一氏、AM事業本部長の小島理一氏、企画開発を担当した寺内武宣氏、さらには「アクエリ放送局」パーソナリティを務める近藤佳奈子さんも出席した。 木谷氏は「『アクエリアンエイジ』のカードは7千種を超えると思う。1千人ほどのイラストレーターさんに描いてもらい、大会は千回から2千回と行なわれている。それだけに思い入れのあるコンテンツ」と振り返りながら、「アクエリアンエイジ オルタナティブ」については「アナログとは違った形のゲームとなり本当に嬉しい。やってきた甲斐があった」とコメントし、アナログとは違った楽しさが味わえるとアピールした。 タイトーの小島氏は「1年半前頃にタイトーからプロポーズして、快く引き受けていただいた。ロケテよりも進化していると思うので、ぜひファンに遊んでいただきたい。自社で100店舗、全国で300店舗での展開をしていきたい」と語った。一方、寺内氏は「ようやく1号機をお披露目できた。本当に動いてよかった……といった時期もあったが、色々と協力してもらった。スキルのユニークさを感じて欲しい。これからゲームはどんどん面白くなる。面白くしてくれるのはファンで、ぜひ育てていって欲しい。皆さんのコール&レスポンスでよくしていきたい」と語った。 ここでゲストとして招かれたのが「アクエリ放送局」パーソナリティを務める近藤佳奈子さん。「一ファンとして、パーソナリティとして楽しんでいただければと思います」と挨拶。「アクエリアンエイジ オルタナティブ」の感想としては「画面上でキャラクタが実体化して私の代わりに戦ってくれる。声も付いていて夢のようで、すごく楽しかったです。私はカードゲームをやっていないので、テンパッテしまい負け続けていますが、いつかは全国の人と戦えたらと思います」と継続してプレイしていきたいという。近藤さんは同作で声優として出演していると言うが、そのキャラクタ名は明かされなかった。プレーヤーの皆さんは探してみてはいかがだろうか。
最後に再度挨拶を行なった木谷氏は、「ブロッコリーとしては初めてのアーケードタイトルとなり、感慨深いものがある。もっともっと良いものになるようにがんばっていきたい」と語り締めくくった。今回のイベントは「Hey」の開店直後に行なわれたが、セレモニー中も会場の4階入口からプレイ待ちの行列ができあがり、1階まで続くという盛況ぶり。ファンの熱意を感じた。
(C)TAITO CORP 2007 (C)BROCCORI
□タイトーのホームページ (2007年2月28日) [Reported by 船津稔]
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