価格：3,990円

　株式会社タイトーは、ニンテンドーDS用マナーと教養ソフト「私のハッピーマナーブック」を4月5日に発売する。価格は3,990円。

　DS「私のハッピーマナーブック」は、女性を対象にしたマナーと教養ソフト。画面をタッチペンで操作しながらストーリーを読んだり問題に答えたりするうち、楽しみながら正しいマナーや教養が自然と身につけられるという。ソフトの監修は、ビジネスマナー講師の西出博子氏が担当。今回は、新要素「ハッピーポイント」と「達成度」、「カリキュラム」をご紹介しよう。

【マキモトさんの占い】
ゲームを立ち上げると、その日の運勢をゲームのガイド役「マキモト」さんが占ってくれる。運勢に限らずその日の「ハッピーアイテム」を紹介してくれ、ゲームを立ち上げるのが楽しみになってくる

■ ハッピーポイント ～ためることでプレーヤーも成長～

　「ハッピーポイント」は、レッスンを進めていくと蓄積されるボーナスポイントのようなもの。ポイントが増えるとゲームの「きせかえフレーム」が増えて自由に変えられたり、「西田博子先生のコラム」が読めるようになる。

　「冠婚葬祭」、「食事」、「仕事」、「人付き合い」、「立ち居振舞い」、「通信（手紙・Eメール）」、の計6カテゴリについて実践マナーが学べる「ノベル」は、レッスンを進めて達成度を上げることで追加されていく。ノベルの主人公、社会人1年生の「末永のぞみ」は、ノベル内におけるさまざまな出来事や人との出会いを通じて、プレーヤーと一緒に成長していく。

　ゲームを始めたばかりの頃は、プレイできるノベルが限られている。だが、ゲームを進めて達成度が上がれば、それに比例して読めるノベルの本数も増えていく。どんな場面で、どのようにマナーが使われるのか。ストーリー仕立てで話が進んでいくため、進捗度に応じて自然とマナーが身に付けられるというわけだ。

■ カリキュラム ～プレーヤーに最適なカリキュラムを提案～

　ゲームを始めてプレイする際、必ず行なわれるのが「マナー理解度のテスト」。この成績により、プレーヤーに最適なマナーを学ぶためのカリキュラムが編集される。

　テスト項目は前述の6カテゴリからそれぞれ3問が出題され、結果はレーダーチャートで視覚的に認識できる。これにより、プレーヤー個人の資質に応じた最適なカリキュラムが与えられるというわけだ。

　一般的なマナー関連書籍では大雑把にくくられた項目に目を通すだけの退屈なものになりがちだが、本作であれば個人の資質や程度に応じた内容で“楽しく”学習にのぞめる。「マナーって、ちょっと敷居が高いな」と感じていた人にも、本作は迷わずおすすめできる学習ツール。公式サイトには「マナー診断」体験版が用意されているので、興味がある方は試してみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】

(C)TAITO CORP.2006
イラストレーション:かねまつかなこ/SUGAR
監修：西出博子/WitH Ltd.

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「私のハッピーマナーブック」公式サイト
http://manakyo.com/
□関連情報
【2006年12月7日】楽しみながらマナーと教養が身につくソフト
タイトー、DS「私のハッピーマナーブック」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061207/hmb.htm

(2006年2月5日)

[Reported by 豊臣和孝]