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マイクロソフト株式会社は、1月30日にWindows Vistaの一般・個人向け販売が開始されることを記念した発表会を開催した。
この発表会では、マイクロソフト代表執行役社長のダレン・ヒューストン氏の挨拶から始まり、続いて同社Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏が、Windows Vistaの新たな機能やサービスを紹介した。この発表会の詳細は、PC Watchを始めとしたImpress Watch各誌でもレポートされるので、ここではゲームに関連する内容のみ紹介する。
会場に出展されたタイトルは、株式会社セガの「化石プレイ」、フロンティアグルーヴ株式会社の「タッチ・ザ・ドルフィン」など6タイトル。タッチテクノロジ対応コンテンツというくくりで置かれたもので、全てがゲームタイトルというわけではないが、いずれもVista対応を前提として制作されている。 「化石プレイ」は、スクリーン上の地層を調べて化石を見つけ、掘り出していくというゲーム。マウスでも操作可能だが、タッチペンでの操作のほうが、「掘る」感覚に近いのではないかと感じた。ジャンルはリラクゼーションとされており、時間制限などの縛りを設けず、のんびりと化石を掘っていくという作品のようだ。ちなみにWindows XPでも動作し、タブレットでのプレイも可能だという。 「タッチ・ザ・ドルフィン」は、スクリーン内を泳ぐイルカを育てるゲーム。餌をやったりしてイルカとコミュニケーションをとりつつ、色々な芸を教えられる。教えた芸は、タッチペンで円を描くなどのジェスチャーで指示を出せば披露してくれる。まだ開発中とのことで、画面も青い水槽にイルカが泳いでいるだけというシンプルなものだが、やはりのんびりプレイできそうな作品だ。 このほか株式会社メディアカイトからは、日本漢字能力検定協会公認の学習ソフト「漢検×Pen」と、数字を使ったパズルゲーム「ナンバープレイス×Pen」が出展された。いずれもタブレットによる操作に対応し、漢字や数字を直接書いて入力できる。 発表会では、タッチテクノロジ対応パートナーの代表として、セガ代表取締役社長の小口久雄氏が壇上に上がった。小口氏は「化石プレイ」のデモを見ながら、「新しいものを作るのが大好きなセガとしては、このローンチに参加しようと、Vistaらしいものを作ってみました。まだ開発中ですので、これから色々な面白さを詰め込んでいこうと思います」と意気込みを語った。
また、タッチテクノロジという分野については、「ここにお集まりの皆さんは、キーボードやマウスを当たり前のように使っていると思いますが、年配の方や子供などには、うまく使えない人もたくさんいます。このタッチ&プレイというインターフェイスは、非常に有効だと思っています。昨今、某携帯ゲーム機が大ブレイクしていますが、PC向けのコンテンツも同じような現象が起こるかもしれません」と期待感を示した。
□マイクロソフトのホームページ http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx □関連情報 【2006年12月22日】セガ、Windows Vista正式対応タイトル第1弾は 化石発掘ゲーム「化石プレイ」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061222/kaseki.htm (2007年1月30日) [Reported by 石田賀津男]
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