料金：月額105円(ポイント制)

理想の王子さまとの出会いを求めてクルルは冒険の旅に出る

　株式会社日本一ソフトウェアは、iモードサイト「マール王国物語」にて、ミュージカルRPG「リトルプリンセスi マール王国物語」の配信を、12月18日より開始した。全30話に分かれており、1話1アプリとして全話一斉に配信開始されている。

　料金は月額105円のポイント制(毎月100ポイント付与)で、1話100ポイント使用。個別課金として、100ポイントあたり105円で追加購入可能。なお、第1話は無料体験版として配信される。対応端末は、FOMA 900シリーズ以降とF702iD(一部機種のぞく)。

　「リトルプリンセスi マール王国物語」は、'99年に発売されたプレイステーション用「リトルプリンセス マール王国の人形姫2」の携帯アプリ移植版。同サイトで配信中の「マール王国の人形姫i」の続編で、前作の主人公コルネットとフェルディナンドの間に生まれた「おてんば姫」こと「クルル」が“理想の王子さまとの出会い”を求めて繰り広げる大冒険が描かれている。ちなみに前作は同サイトに登録することでポイント消費なしでプレイ可能。

【STORY】
むかーし、むかしマール王国のオレンジ村に、人形と心を通わす不思議な力を持ったコルネットという女の子が暮らしていました。 　ある日、コルネットはマール王国の王子フェルディナンドに命を救われ、恋に落ちてしまいます。しかし、その王子はコルネットを助けた事が原因で悪い魔女マージョリーに石に変えられてさらわれてしまいました。コルネットは王子さまを救うため旅に出て、ついには悪い魔女マージョリーを倒し、見事王子との恋を実らせたのでした。 　そして12年後。ふたりの間に生まれた女の子はクルルと名付けられ、とても元気なプリンセスに成長しました。クルルの夢は両親のような運命の出会いをすること。ある日、クルルは理想の王子さまを探すためにお城を出ること決意します。 　こうしてマール王国の人形姫物語の第二幕が始まるのでした……

ワールドマップ。世界中を冒険することになる

　ゲームシステムは、イベントと戦闘を繰り返すことでストーリーが進行するRPGスタイルで、プレーヤーは主人公「クルル」となって、世界中を旅していくことになる。シリーズならではの特徴として、人形を仲間にして装備し、能力を変動させたり、「とくしゅ」と呼ばれる特技や魔法が使えるようになるパートナーシステムがある。人形は敵モンスターを人形として仲間にしたり、街に隠れている人形を探すなどで、獲得できる。また、携帯版オリジナル要素として、人形をパーティーの仲間として戦闘に参加できるようになっている。

　戦闘以外にも、クリアしたイベントをクルルが日記風に綴った「クルルのひみつ日記」や、冒険の途中で出会った人々や人形、モンスターについて、クルルやクレアがコメントをつけた「かんさつノート」といったお楽しみ要素を収録。さらに携帯版オリジナル要素として、登場キャラクタの1人「クレア」が、ゲーム内の各システムを説明する「クレアの説明書」も用意されている。

【アクセス方法】
・iMenu → メニューリスト → ゲーム → ロールプレイング → 日本一スタジオ → マール王国物語

【登場キャラクタ】
クルルコルネットとフェルディナンド王子の間に生まれた娘。元気いっぱいの女の子で、城の家臣たちの間では「おてんば姫」で通っている。母コルネットのように外の世界を冒険して、自分の王子さまを見つけることを夢見る少女。	クレアクルルの親友。前作の主人公コルネットのライバルであり親友でもある名門ローゼンクイーン家のエトワールの1人娘。おてんばなクルルとは正反対の性格で、礼儀正しく清楚な女の子。天然ボケ&マイペースでクルルをしばしばトラブルの渦中へと巻き込むことも。	チェロ冒険中、しばしばクルルの前に現われる謎の少年。無口で人を寄せ付けない雰囲気を持っている。なにか目的を持って行動しているようだが、詳細は一切不明。
ソニアマール王国近衛騎士隊の隊長を務める女性剣士。ジオ将軍の愛娘。自分にも他人にも甘えを許さない性格で、クルルにも厳しく接する。マール城や王都マザーグリーンの女性の憧れの的。	ランディクルル付きの近衛騎士で、おてんば姫の一番の被害者ともいえる人。クルルが幼い頃から仕え、よきお兄さん代わりになっている。近衛騎士隊長ソニアに憧れているという噂も……。	アクージョ魔族の名門「アクージョ一家」の当主。今年999歳の誕生日を迎えたが、そろそろお肌の曲がり角。永遠の若さを求め、秘宝「シャドウofビューティー」を手に入れようと企んでいる。
コルネット前作の主人公。当時、まだ王子だったフェルディナンドに恋をし、王子が悪い魔女にさらわれたときには命がけで救った。王妃になった今も明るく優しい笑顔で国民に慕われている。	エトワールクレアの母にして、ローゼンクイーン商会の若き会長。14年前にフェルディナンド王を救ったコルネット王妃を影から支えた英雄として多くの人々から尊敬を集める。高笑いと自慢する癖は14年前のまま。	フェルディナンド国と民と家族を愛する賢王。平和と自然を大切にする一方、ローゼンクイーン商会と協力して文化レベルの向上にも取り組んでいる。一人娘のクルルに非常に甘い。クルルにとっての理想の男性像でもある。
ランランアクージョの家来で格闘術を得意とする魔女。細い体からは想像できないようなパワーを持っている。思ったことをなんでもずけずけ言う性格。	フォンフォンアクージョの家来で鋼鉄の肉体を持つオカマ。その華麗な肉体美で相手を魅了する「ポージング魔法」を使う。	ニャンニャンアクージョの家来で妖術を使う魔女。使い魔ニャンシーたちの御主人様で、実験をするのが大好き。

【スクリーンショット】
“ミュージカルRPG”というように、ミュージカルシーンが随所に登場。キャラクタたちの心情やが歌や踊りによって表現される
PS版と比べても遜色ないグラフィックスで再現された世界の中を、クルルとなって冒険していく
パーティーを編成し、戦闘はターン制で進行。人形をパートナーにすることで、キャラクタを強化したり、特殊能力が使えるようになる
ストーリーを進めていくと、さまざまイベントシーンが登場する
冒険以外にも、「クルルのひみつ日記」や「かんさつノート」といったお楽しみも用意。「クレアの説明書」は困ったときやRPGに慣れていない人にとっては非常に役に立ちそうだ

(C)2006 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.

□日本一ソフトウェアのホームページ
http://nippon1.jp/
□「マール王国物語」のページ
http://marl.nippon1.co.jp/
□関連情報
【2005年10月31日】日本一ソフトウェア、iモード「クルルといっしょ♪」
マージョリーやナイトスポーノが登場する追加クエストを配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051031/kururu.htm
【2005年10月3日】日本一ソフトウェア、iモード「クルルといっしょ♪」
マージョリーの家来3人が仲間になる追加クエストを配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051003/marl.htm
【2005年8月18日】日本一ソフトウェア、「蒼い海のトリスティア」無料待受画像と
「クルルといっしょ♪」第1回追加シナリオを配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050818/marl.htm
【2005年7月5日】日本一ソフトウェア、iモード「マール王国の人形姫i」
サブアプリ「クルルといっしょ♪」8月8日配信。クローズドβも実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050705/marl.htm
【2005年4月4日】日本一ソフトウェア、ライトユーザー向けに難易度を下げて再登場
iモード「マール王国の人形姫i」ライト版を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050404/marl.htm

(2006年12月18日)

[Reported by 滝沢修]