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セガ、映画「エイリアン」の
次世代機向けゲーム制作で20世紀FOXと合意

12月12日 発表

 株式会社セガは、同社子会社のSega of AmericaおよびSega Europが、映画「エイリアン」シリーズに基づいたゲームを次世代家庭用ゲーム機向けに独占的に開発、販売する権利を、20世紀フォックス ライセンシング&マーチャンダイジングから取得したと発表した。

 次世代家庭用ゲーム機 (next-generation gaming systems) が具体的にどのプラットフォームを指しているかは明らかにされていないが、FPS (1人称視点のシューティング) とRPGのゲームを製作中で、2009年に第1弾を発売するとしている。対象はワールドワイドであるため、日本でも発売される可能性は高いと見られる。

 映画「エイリアン」は'79年にシリーズ1作目が公開され、閉塞した宇宙船の中で未知の宇宙生命体に追いつめられていくSFホラー映画として大ヒットを記録。その後シリーズ作品として制作され続け、現在までに4作が制作されている。また、本編以外にも「エイリアン vs. プレデター」といった映画も制作され、根強い人気を誇っている。これまでにも何度かゲーム化され、ゲームファンにとっても馴染みの深いキャラクタといえるだろう。

 リリースにおいてSega of Americaの社長兼COOのSimon Jeffery氏は「映画産業において『エイリアン』がもっとも評価されたコンテンツのひとつになったことは、過去27年以上にわたる20世紀フォックスの取り組みによる成果だと思っています。セガは、次世代家庭用ゲーム機の性能をフルに活用し、愛され続けるストーリーと最先端のデザイン技術を融合させることで、プレーヤーを魅了し、ドキドキさせるゲーム体験を提供いたします」とコメントしている。

 なお、これとは別件だが、Sega of Americaは12月12日付のリリースで「ALIEN SYNDROME」をWiiとPSPで2007年夏に発売するとリリースしている。懐かしいタイトルだが、どのように生まれ変わっているのか気になるところ。なお、日本で発売されるかは明らかにされていない。

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/corp/release/2006/1212/images/20061212.pdf (和文、PDF形式)
http://www.sega.com/corporate/corporate.php?item=pr_20061211a (英文)

(2006年12月13日)

[Reported by 船津稔]



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