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工画堂スタジオ、WIN「パレドゥレーヌ」発売記念イベント開催
爆笑トークや生アフレコなど会場は大盛り上がり

11月26日 開催

会場:東京・六本木「A-TITTYBOO LASALA」

出演者とファンが近くアットホームな雰囲気のイベント会場
 株式会社工画堂スタジオは、Windows用プリンセスシミュレーションゲーム「パレドゥレーヌ」の発売記念シークレットファンミーティング「ターブルロンドの淑女のお茶会」を、東京・六本木の「A-TITTYBOO LASALA」にて開催した。

 このイベントは、11月10日に発売された「パレドゥレーヌ」を、同社オフィシャル通販サイト「オムニショップ」で購入した人の中から、抽選で100名を招待して行なわれた。会場となった「A-TITTYBOO LASALA」は、当日も直前に結婚式の2次会が開催されていたレストランで、招待されたファンもお茶を飲みながらというアットホームな雰囲気の中、イベントが始まった。

 この日の出演者は、アストラッド役の岡本寛志さん、イリヤ役の谷山紀章さん、ヴァルター役の羽多野渉さんの3人。開幕直後の緊張感が漂う中、司会進行の桜ふみさんの紹介で3人が登場し、ファンを巻き込んでのトークで会場の空気を一気に和ませていた。

爆笑トークを繰り広げる羽多野さん、谷山さん、岡本さん
 最初のお題は各自のキャラで印象に残ったセリフ。多数決と工画堂スタジオのスタッフの独断と偏見で選ばれたセリフを、この場で本人が再現するという、ファンには嬉しい企画。アストラッドは「俺、頑張る。君のために、君の笑顔のために。フィーリアの騎士っていう言葉以上に、欲しい肩書きなんてないさ」、イリヤは「バカめ、勝手に俺の傍から離れるな!」、「必ずお前に求婚しに来る、この剣に誓って」、ヴァルターは「だが、そんな女でも、一度は俺が愛した女だったんだよ」、「いや、王女殿下になら、だまされてもかまわんのではないかと」というセリフを再現した。

 続いて、ファンからの質問コーナー。「アストラッドは天然キャラですが、岡本さんは天然キャラですか? それとも腹黒キャラですか?」という質問に、岡本さんは「どうなんですかねぇ? もうまんまこんな感じです」と答えると、谷山さんから「これを見る限り天然じゃないかって感じじゃないですか(笑)」と突っ込まれていた。「岡本さんは元気な少年声のイメージがあるのですが、今後やりたい役柄はなんですか?」には、「今度はちょっと影のあるキャラクタをやってみたいです」と答えていた。

 その後も、「谷山さんはツンデレキャラでの出演が多いような気がしますが、実際谷山さん自身はどうなんですか?」や、「ヴァルターは昔、女性に痛い目を遭わせられて女性が苦手になったとの設定ですが、何か苦手なものとかありますか?」などといった話題で3人がそれぞれ突っ込みを入れたり、私生活暴露したり、無茶振りしたりととにかく笑いの絶えないトークを繰り広げた。ちなみに、谷山さんは「ツンデレだ!」と結論付け、羽多野さんは「女性が苦手です(笑)」と即答していた。

生アフレコをする3人。演じる姿は真剣そのもの
 そして、「パレドゥレーヌ」のシナリオライター書き下ろしのミニドラマシナリオを、その場で3人でアフレコを再現。原作のキャラクタの性格がよく表わしつつも、3人ともボケ役にまわるなど、コミカルで笑いどころ盛りだくさんの内容で、作品のファンにとって嬉しい演出となっただろう。

 ここで一旦、休憩時間となったが、「パレドゥレーヌ」に関する新情報が発表された。「パレドゥレーヌ ファンディスク『パレドゥロワイアル』」が2007年2月に発売される。価格は3,980円。内容は、ゲーム本編のシステムを利用した王位争奪シミュレーション「パレドゥロワイヤル」のほか、サブキャラクタに焦点を当てたショートストーリー集、デスクトップアクセサリー集などとなっている。

 イベント後半はプレゼント抽選会から。サイン色紙に始まり、ポスターやQUOカードなどがサイン入りで登場したほか、ビッグタオルなどは当選者の名前をその場で3人が書き入れるなど、サービス満点のプレゼントだった。

 岡本さんのミニライブでは、歌の前に主題歌を作曲した高井ウララさんと、ゲームのBGMを担当した齋藤博人さんが登場。高井さんは主題歌について、「これはアストラッド役の岡本さんに歌っていただきたいというのがありました。曲は『パレドゥレーヌ』の中世ヨーロッパの独特の世界観と、ピュアで真っ直ぐな歌ができたのではないかなと思います」とコメント。齋藤さんは「『パレドゥレーヌ』は独特の世界観で、自分でもそれを表現するのに苦労しました」と、これまでの工画堂スタジオ作品とは違う苦労があったようだ。

 そして、岡本さんが主題歌「Rosa di Vittoria」を熱唱。途中のセリフの一部を忘れてしまったものの、ライブならではのハプニングでファンにはいい思い出となったのではないだろうか。歌の後、谷山さんと羽多野さんが再度登場し、一言ずつ挨拶してお茶会は終了した。

主題歌を作曲した高井さん。手に持っているのは12月8日発売予定のプラチナムディスク BGMを担当した齋藤さん。工画堂作品の多くを手がけている 締めの挨拶でも絶妙の掛け合いを見せ、最後まで笑いがあふれるイベントだった


左から羽多野さん、岡本さん、谷山さん
 イベント終了後、3人にイベントの感想などを伺った。

● イベントの感想は?

谷山さん: これだけ多くのお客様にお越しいただいて、とてもありがたいです。客席との距離が近くて、ファンとの一体感が感じられ、アットホームですごくいい盛り上がりで、次に繋がるんじゃないかなと思いました。次回への期待を持ってお帰りいただけたのではないかなと感じています。

岡本さん: ほんとにたくさんのファンの皆さんに集まっていただいて、お客様の顔からも笑顔が溢れていて、僕自身もすごく楽しかったですし、この距離ならではの一体感というか、この空間で皆さんと楽しい時間を共有できたのですごい良かったです。お集まりいただいたファンの方のゲームへの期待を肌で感じられて、僕ももっと盛り上げていきたいなとおもいました。

羽多野さん: 最初「お茶会」と聞いて、お菓子が食べられるのかとすごい嬉しかったです(笑)。お越しいただいたお客様も、お茶を飲み、ケーキを食べながらというまったりとした雰囲気のイベントは、すごくアットホームで、ゲームの雰囲気にも合っていて、楽しんでいかれたのではないかなと思います。

● ファンの皆様に一言

羽多野さん: 自分が王女様になって騎士を選ぶという、王妃様との絆を強く感じられるゲームだと思います。今までのシミュレーションゲームにはない楽しみもありますので、戦いのほうもぜひぜひ楽しんでいただきたいですね。

岡本さん: いろいろな楽しみ……恋愛であったり、戦略的な要素、お部屋の模様替えや着せ替えなど、すごく楽しめると思います。まだ購入されていない方は、ちょっとでも「パレドゥレーヌ」というものに興味を持っていただきたいです。僕も演じているうちに、「パレドゥレーヌ」を大好きになっているので、1人でも多くの人に中世ヨーロッパの素敵なお姫様の感じにどっぷりつかって、優雅な雰囲気を楽しみながらプレイしてください。すでにプレイした人は、お友達にも布教していって欲しいと思います。

谷山さん: 女性ユーザーをすごく楽しませる要素がつまっていて、ここからゲーム以外にも広く展開して広がりが出てくるんじゃないかと思いますので、すごい大きな作品になれば我々も嬉しいです。中世の世界観と我々が演じてる騎士達のイメージを崩さないようにしながら、イベントではおもしろおかしくトークを繰り広げるので、そのギャップを楽しんでいただければ、より一層おもしろく感じられるのではないでしょうか。ぜひずっと注目していてほしい作品であります。これからもよろしくお願いします。

□工画堂スタジオのホームページ
http://www.kogado.com/
□「パレドゥレーヌ」のページ
http://filia.jp/
□関連情報
【10月24日】工画堂スタジオ、WIN「パレドゥレーヌ」
岡本寛志さんが熱心なファンにゲームを紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061024/filia.htm

(2006年12月4日)

[Reported by 滝沢修]



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