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【サモンナイト4】
価格:7,140円
このイベントは、12月6日発売予定の「サモンナイト4」の主題歌「NEVERLAND」のマキシシングルCDを、ヤマギワソフトで予約した人を対象にしたイベント。同作のスタッフと出演者らによるトークショーとミニライブが行なわれた。 まずは、ミルリーフ役の野川さくらさん、コーラル役の岩男潤子さん、ゲームプロデューサーの石川肇氏の3人が登場し、トークを披露。発売日を迎えた心境について石川氏は、「開発がほんとにぎりぎりでかなりあせっていたのですが、なんとか間に合い、コマーシャルの予告通りに発売できたのでほっとしています」とコメント。野川さんは「ゲームがすごく好きで声優になったので、声かけていただいたときから嬉しかったです。今日、秋葉原へ着いたら、すごく大きな看板があって、こんな大きな作品に関われてほんと良かったと思いました」と語った。 ゲームを作る上で気をつけた点として石川氏は「これまでのシリーズと同様にテーマ性を持たせています。今作はいままでで一番若い主人公(15歳)で、1人で生きていくという境遇の中、まわりの大人たちに見守られながら成長してきたわけです。ある日その日常が壊れていく様子を子供の視点から見たらどうなんだろうと。シミュレーションRPGとしても、テンポよく進められるように開発していきました。竜の子は物語の中心で、最初はみんなに守られながら、ときにはみんなを守ったりと、その成長の過程を楽しんでいただきたいです」と、ゲームの魅力をアピールしていた。 野川さんは「ミルリーフは主人公をパパ、ママと呼ぶ、とてもかわいいキャラです。なので、めいっぱいかわいらしく演じました」、岩男さんは「コーラルは好奇心は旺盛で、少し攻めるような口調で話し、寡黙だけどときどきズバッと鋭いことを言うキャラです。収録では、心を徐々に開いていくところで、何度も泣きそうになりました」と、収録時のエピソードを披露した。 ゲームの中で野川さんと岩男さんが演じたミルリーフとコーラルは、リュームと合わせて3匹の竜の子という設定だが、実はゲームが始まって最初に、卵が割れて竜が生まれてくるというシーンで、「オスかな?」、「メスかな?」、「わかんない」の3つの選択肢が出現し、そこでどれを選んだかによって、その1匹しか登場しないという。それについて岩男さんは「3つのキャラでそれぞれプレイすると、同じ場面でもセリフが違ったりするので、毎回楽しんでもらえます」というと、石川氏も「同じマップでも使い方やステータスが違ったりするので、3回とも新鮮にプレイできると思います」と語った。 そして収録の話題では、野川さんは「以前、同じ音響監督さんのもとで収録したときは厳しかったのですが、『サモンナイト4』では優しかったです。ミルリーフは高い声で、少し喉がつらいこともありましたが、がんばりました」といい、岩男さんは「最初のうちは『ピー』という鳴き声しかないのですが、微妙な感情を表現するために使いまわしたりせずに全部録りました。以前から『ピー』のようにそれしか言えない中でいろいろ表現するといったことをやってみたかったので、『ピー』ばっかりの台本を見たときは嬉しかったです。だから(収録を始めた)昨年のクリスマスの思い出は『ピー』なんです(笑)」と語り、ファンからも笑いが沸き起こった。 トークの途中から、主題歌を歌う松澤由美さんが登場。松澤さんは本作で声優にも挑戦しており、「飲み会で松澤さんが『やりたいやりたいー』と言われたのがきっかけ」と石川氏が明らかに。松澤さんは「ちゃんと役をいただいて、声を当てるのは初めて」という。その松澤さんが登場するシーンを見た岩男さんは「昔、由美ちゃんと毎週のように何時間も話し込んだりしていたのに、全然由美ちゃんの声とは気付かなかった(笑)」というほど、普段の声と違ったという。 声優の2人と入れ替わりで音楽プロデューサーの藤田千章氏が登場し、話題は音楽へ。藤田氏は「作曲はオープニングテーマから取り組みました。新しい曲だけで37曲あります。すべて大事に作りこんでいますので、ゲームをプレイする中で『おっ』といった感じで気に入ってくれれば嬉しいです」とアピール。オープニングテーマについては、「由美ちゃんは大変明るくて、なごやかな人なので、曲もそれに合わせて明るくなごやかな曲にしました。音域が広いのをちゃんと表現してくれたので感謝しています」とコメントした。 松澤さんは「聴けば聴くほど、歌えば歌うほどいい曲で、オープニングの映像とあわせたところを見て感動しました。絵柄のかわいいイメージと、冒険がこれから始まるという感情を込めて歌っています。音楽に合わせてみんなと冒険できたらなと思います」と、曲についての感想を語った。
その後、松澤さんが主題歌「NEVERLAND」をこの場で披露。そしてこの日の出演者全員のサイン入り色紙を賭けた抽選会が行なわれ、イベントは終了した。
(C)FLIGHT-PLAN (C)BANPRESTO 2006 キャラクターデザイン 飯塚武史 シナリオ 都月狩
□バンプレストのホームページ (2006年11月30日) [Reported by 滝沢修]
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