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会場:東京ドーム
記者会見ではサイモン社長が「今回の大会のテーマは決意。スタッフ・選手共に、何が何でも成功させると思っている」と強い口調で意気込みを語った。これを受けて谷口社長は「ユークスが親会社となると発表させてもらったのがちょうど昨年のこの時期で、その後、新春の大会を見たときは、正直『寒いな、大変だな』と思った。でもそれから、お客さんに楽しんでもらうことを第一に考えて社内改革を行ない、徐々にお客さんの声もポジティブになってきた」と振り返った。 谷口氏は続けて「(1月4日の興行では) 夢を見て貰えるようなカードを実現させたい」とし、その“強力な協力者”として司会者に紹介され電撃的に登場したのが、全日本プロ・レスリング株式会社の武藤敬司代表取締役社長だった。 武藤氏は「今日はレスラーというよりも代表として来た」と切り出し、「ユークスさんとはゲームの中で業務提携している仲で、(イベントの)タイトルが『レッスルキングダム』ということで、1月4日の東京ドームでそういったことが表現できればいいかな」と、ゲームが取り持つ縁で、今回の“新日 & 全日”の強力タッグが実現したことを明らかにした。 実施されるカードについては、新日本のIWGPヘビー級タイトルマッチと三冠ヘビー級タイトルマッチが行なわれることが明らかになっているだけで、それ以外については未定となっている。質疑応答で武藤氏は「全面対抗戦という考えそのものが古い。俺はそうは思ってないけど、プロレスの地盤沈下が問われる中、対抗戦より新日本と全日本の選手が組む夢のタッグのほうが盛り上がるんじゃないか」といったアイディアも出された。
当初、谷口社長がゲームに関する発表も行なうという情報もあったが、結果的に谷口社長からは語られないままだった。しかし、ゲームのタイトルがそのまま新日本プロレスリングの興行のタイトルとなり、その中で全日本プロ・レスリングの選手が登場するとあっては今後の展開に期待するなというほうが無理だろう。ゲームが引き寄せた今回の“縁”であるならば、ゲームに還元されることをファンとしては望みたい。 □新日本プロレスリングのホームページ http://www.njpw.co.jp/ □「レッスルキングダム IN 東京ドーム」のお知らせページ http://www.njpw.co.jp/tickets/20070104.html □ユークスのページ http://www.yukes.co.jp/ (2006年11月15日) [Reported by 船津稔]
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