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■「バトルファンタジア」
伝説の勇者の息子「ウルス」、その弟「マルコ」、薔薇の小国「ローゼリア」のプリンセス「オリヴィア」、元ローゼリアのロイヤルガード「アシュレー」、王立僧侶学校のエリート学生「セドリック」、魔法王国の王立天文台長「ワトソン」ほか、11キャラがプレーヤーキャラクタとして登場。グラフィックスはキレイさを感じさせるものだが、どこかがちょっと“濃い”テイストでまとめられており、特に新型筐体である「VEWLIX」での液晶画面で見ると、技も見えやすく、わかりやすさが感じられた。 操作系は1レバー+5ボタン。A、B、C、Dの4つの攻撃ボタン(AとCがパンチ系、BとDがキック系が主体)に加え、「ガチ」ボタンがある。この「ガチ」ボタンは、相手の攻撃にあわせて押すと「ガチマッチ」となり攻撃を受けることなく受け流すことができ、相手の攻撃にあわせて「前入れ+ガチ」ボタンで「ガチドライブ」となる。こちらは攻撃を受け流した直後に相手に突進する。これがヒットした場合、相手を吹き飛ばして追撃できるチャンスとなる。何も攻撃がこないときに「ガチマッチ」、「ガチドライブ」の操作をすると隙になる。この2つの要素を相手の動きを読んで使うことができるかどうか、これがこのゲームの基本となる要素だろう また、A+C同時押しで画面下の「MPゲージ」を1本消費して、一定時間パワーアップする「ヒートアップ」も使える。ウルスなら必殺技がパワーアップ、マルコならドラゴンを召還して一緒に戦えるようになる。 ユニークなのは、残り体力を示す「HPゲージ」の下に、HPが数字で表示されているところ。また、攻撃がヒットした際にも数字が表示されるので、ゲージだけではわかりにくかった体力表現がストレートにわかるようになって
また、必殺技のコマンドは、2D格闘の基本を抑えた3方向以上+攻撃ボタンのコマンド系キャラクタと、レバーを一定時間固定方向に入れ、反対方向へと入力と同時に攻撃ボタンという“溜め”系キャラクタがおり、どこかで2D格闘ゲームをプレイしたことがあれば、十分入りやすいというラインナップになっている。個人的にはトラップ系必殺技で相手を引っ掛ける「マルコ」あたりのキャラクタが楽しかった。
【11月22日追記】一部原稿の内容を修正しました。 ■「ダイノマックス」
ミニゲームで恐竜のパーツを集めるとジャックポットが発生。協力プレイや対戦プレイもできる。これも来年3月には店頭に登場するはずだ。
■ その他
□タイトーのホームページ http://www.taito.co.jp/ □関連情報 【10月27日】アークシステムワークス、新作の対戦格闘を投入 AC「BattleFantasia」ロケテストを秋葉原で実施 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061027/bf.htm 【9月15日】「第44回アミューズメントマシンショー」ブースレポート ~タイトー編~ SNKプレイモア、タイトーのシステム基板「TAITO Type X2」で「KOF XII」を開発 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060915/taito.htm (2006年11月14日) [Reported by 佐伯憲司]
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