CEROレーティング：B(12歳以上対象)

　エレクトロニック・アーツ株式会社は、プレイステーション 3用ストリートレース「ニード・フォー・スピード カーボン」を12月21日に発売する。価格は7,239円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

　PS3用「ニード・フォー・スピード カーボン」は、同社のストリートレースゲーム「ニード・フォー・スピード」シリーズの最新作。PS3だけでなく、プレイステーション 2、PSP、Xbox 360、Wii、Windowsと6つのプラットフォームでの展開が予定されている。

　本作はシリーズで初めて、峠でのレースを採用。市街地エリアのバトルを制してボス戦が発生すると、峠での1対1勝負になる。ブレーキのミスや接触によって、ガードレールを越えて谷に落下してしまう危険地帯もあるという。ちなみに峠のレースは、日本では以前からあるものだが、近年では米国でも西海岸を中心に、“Canyon Racing”と呼ばれブームになっているという。

　もう1つの新たなポイントとして、チーム制のバトルを採用している。「ウイングマン」と呼ばれるAI制御のチームメンバーが登場し、ライバル車の進路を妨害する「ブロッカー」、プレーヤーの加速を助ける先導役の「ドラフター」、コースのベストラインを教えてくれる「スカウト」といった能力を駆使して、プレーヤーをサポートする。どのメンバーを入れるかはプレーヤーが選択可能。相手もチームで参加するので、多数のマシンが入り乱れてのレースが展開される。

　シリーズではおなじみのカスタマイズ要素もさらに強化されている。従来は実在のパーツを組み合わせるものだったが、今作ではパーツを自在に変形させてオリジナルデザインのパーツをカスタマイズできる「Autosculpt(TM)」機能を搭載する。

【スクリーンショット】
シリーズを通してグラフィックスに定評のあるシリーズだが、PS3版の本作ではさらに進化している。楽曲を提供する日本人アーティストのmelody.は、「ヤマモト・ユミ」というキャラクタとしてゲームに登場する

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□エレクトロニック・アーツのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「ニード・フォー・スピード カーボン」のページ
http://www.japan.ea.com/nfsc/
□関連情報
【9月21日】EA、「ニード・フォー・スピード カーボン」
日本人アーティストのmelody.を起用。ゲームキャラクタとしても登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060921/nfs.htm
「プレイステーション 3」記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/news/ps3link.htm

(2006年11月11日)

[Reported by 石田賀津男]