価格：未定

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　株式会社カプコンは、ニンテンドーDS用アドベンチャー「株トレーダー瞬」を2007年に発売する。価格は未定。

　「株トレーダー瞬」は、「株」の世界を描いたアドベンチャーゲーム。初めて株トレードの世界に飛び込む1人の若き青年を中心に、トレードを巡る人間模様、人の喜び、悲しみ、醜さなどが描かれ、奥深い人間ドラマが展開する。また、主人公と一緒に株について学んでいけるので、専門知識がなくても株の世界を楽しめる。

　主人公の名前は相場瞬(あいば しゅん)。彼の父・一平は株トレードで何億もの利益を出し、そのほとんどを慈善団体に費やすということを繰り返していた。その父が何者かに負けて破産し、失踪してしまう。それから5年後、一平の息子・瞬が、かつて一平の弟子であった奈良崎の元へ弟子入りするところから、物語が始まる。

　ゲームは大きく分けて、「アドベンチャーパート」と「トレード」の2つからなる。「アドベンチャーパート」では、さまざまな場所を訪れ、情報収集や買い物を行ない、登場人物たちと会話することでストーリーが進行していく。

　「トレード」は、「数カ月で利益を出そう」などの決められた目標を1人でクリアしていく「ソロトレード」と、CPUトレーダーを相手にさまざまなルールで駆け引きを行なう「バーサストレード」がある。この「バーサストレード」が本作最大の特徴で、利益を確定して相手に精神ダメージを与えたり、「トレーディングアーツ」と呼ばれるトレードに関するさまざまなスキルを駆使して、トレードバトルを繰り広げる。

　また、「トレード」は1日約5秒でテンポよく進行するため、株価の変化などを見極め、すばやい決断が攻略のポイントとなる。

【登場キャラクタ】
相場 瞬 (あいば しゅん)前向きで明るく、芯が強い主人公の青年。若さゆえの失敗も多いが、頭の回転が早く、成長の速さは驚異的。伝説の相場師と呼ばれた父親に憧れ、トレーダーを目指すことに。	奈良崎 透 (ならさき とおる)瞬にトレーダーとして株の世界を教える先生。シニカルで常に一歩引いた視点で世界や自分自身をとらえている。高校中退後、人生の大半を株に捧げ、あらゆる本を読み漁り、トレードや理論を研究。その中で一平と出会い弟子入りし、現在は国内最高の株トレーダーに。	桐神楽 花子 (きりかぐら はなこ)奈良崎の一人弟子。実家は大手証券会社の創業者の実系。株トレードの神髄を学ぶため弟子入りしているというのは表向きで、本当は奈良崎への憧れにも似た恋愛感情が強いらしい。性格は強気で自信家。瞬にやたらと突っかかってくる。

【世界背景】
瞬が暮らす街。さまざまな施設を移動し、情報収集や買い物を行なう	株取引の舞台となるトレードセンター	トレードセンター内にある「バーサストレード」の舞台

【スクリーンショット】
アドベンチャーパートでは、上画面で風景や会話、下画面に選択肢が表示される		会話中に株用語がある場合、下画面に「?アイコン」が表示され、タッチすると用語解説が表示される

株トレードを巡って、さまざまな人間ドラマが展開する

目標の設定されたソロトレード	CPUトレーダーと対決するバーサストレード	トレーディングアーツ「一蓮托生」。さまざまなスキルを駆使してトレードバトルを繰り広げる

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※ゲーム画面は開発中のものです。

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「株トレーダー瞬」のページ
http://www.capcom.co.jp/shun/

(2006年11月1日)

[Reported by 滝沢修]