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東京ゲームショウ2006、次世代機や人気作品の効果で
192,411人を記録

9月24日 発表

今回の目玉のひとつ「プレイステーション 3」の出展だったわけだが、そのSCEJブース一角は終日異常なまでの混雑となった
  社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA) 主催による日本最大規模のゲームイベント「東京ゲームショウ2006」が閉幕した。9月22日のビジネスデーを皮切りに、23日、24日と好天に恵まれ3日間を通しての入場者数は192,411人を記録した。

 昨年はXbox 360の実機が初めて登場し、プレイステーション 3はシアターのみの公開だったわけだが、今年はWiiこそ来場者が実機でプレイすることができる展示は行なわれなかったが次世代機がズラリと揃った。さらに、久夛良木健SCEI代表取締役社長兼CEOの基調講演において、プレイステーション 3の20GB版の価格を49,980円に改訂するという発表も行なわれ、各種報道でも大きく取り扱われ、さらなる注目を集めた。

 Xbox 360も、昨年に比べソフトのラインナップがグッと充実した。同社ブースのみならず、各社ブースでも出展され、来場者が楽しんでいた。注目作である「ブルードラゴン」では2時間待ちという空前の注目度となっていた。

 「東京ゲームショウ2006」の一般公開日初日となる23日の入場者数は84,823人(キッズコーナー 12,246人)、24日の入場者数は67,943人となっている。確かに23日の混雑ぶりは凄まじく、SCEJ、スクウェア・エニックス、カプコン、コナミが出展していたホール5、6の奥の通路は身動きが取れない状態となった。さらにイベントが開催されると通路側にはみ出してしまうことも多く、さらに凄まじい状態となっていた。

 今年はネットワーク回線が強化されていた。特にホール1からホール3にかけてはネットワークタイトルを扱うブースが数多く、そういった意味では回戦の強化は必然といえるだろう。ホール4からホール6程ではないが、ボーダフォン/ELEVEN-UP、NHN Japanを中心とした一角は特に人が集まっていたように見受けられた。

 また、ゲーム内の過激な表現が問題視されることから、Z区分の展示については身分書を確認するなどの処置が徹底され、ムービー、試遊台の設置共にブース内で行なわれるといった配慮が各社においてなされていた。不特定多数が集まる場なので、今後もこういった点は留意されるべきだろう。

 2004年は160,096人、2005年は176,056人、そして今年は192,411人。次世代機パワーともいえるが、来年の「東京ゲームショウ」開催時には、PS3のほかに任天堂のWiiも発売されており、各プラットフォームの機能を活かしたソフトも登場してくることが考えられる。そういった意味では来年も楽しみなところだ。

KDDIブースを背にコナミ、NTTドコモブースを撮影したところ。奥に見えるのはスクウェア・エニックスでこの通路もいつも混雑していた 昨年以上に多くの魅力的な新作ソフトで埋め尽くされたXbox 360ブース。「ブルードラゴン」は2時間近く待たなければならないなど、タイトルの魅力が光った 一時期に比べ落ち着いた感じの物販ブース。とはいえ、この一角は午前中に限定版を購入する人が多いため、午後からは落ち着いている。今年は入り口から最も遠い位置に設置された。


□東京ゲームショウ2006のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□ニュースリリース
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2006/total/
□関連情報
東京ゲームショウ2006 記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060923/tgslink.htm

(2006年9月25日)

[Reported by 船津稔]



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