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セガ、「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」
メディア対抗大人だらけの編集部対抗戦を開催

8月24日 開催

会場:セガ本社1号館中二階会議室

 8月24日、セガ本社1号館にて、ニンテンドーDS用「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」のイベント「ムシ祭り2006~編集部対抗ムシバトル~」が開催された。イベントにはゲーム専門誌やWeb媒体に加え、「月刊てれびくん」や「コロコロコミック」といった小学校低学年向けメディアも招待され、総勢20名が参加した。参加者にはあらかじめソフトが配布されており、ムシバトルにはムシカードやわざカードをそろえ、あらかじめデッキを編集したDSカードが使用された。

【大会レギュレーション】

●トーナメント方式による個人戦(すべてムシ2匹vsムシ2匹)。
●A、B、Cブロックの1回戦は【つよさ合計300以下での勝ち抜き】
●2回戦は【つよさ合計300以下でのタッグマッチ】
●3回戦以降は【無制限での勝ち抜き】

イベントはジャッジマスターのフクチーとさすらいのムシキング・マスターのジョニーが進行


■ GAME Watch代表 、ブラックマスクを撃退!

 GAME Watch代表の筆者は事前に「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」のCPU戦を100試合程度消化しカードを収集。3すくみの読み合いに負けたときのリスクをある程度許容できるデッキを目指した。使用デッキの詳細は以下の通り。

【デッキ1】【デッキ2】
ムシ:コーカサスオオカブト(つよさ180)
ダゲキ:ドラゴンアタック
ハサミ:必殺よこく
ナゲ:サイドロックボム
ムシ:ゴホンヅノカブト(つよさ120)
ダゲキ:ダンガン
ハサミ:G・ネックブリーカー
ナゲ:あせらせ


ジョニーの変則的なMCがバトルを多いに盛り上げる
 Aブロック第三試合、「GAME Watch」編集部初戦の相手は「GAME JAPAN」。相手は重量級の「ヘルクレスリッキーブルー(つよさ200)」と「ヒメカブト(つよさ100)」というムシのチョイスだ。最初のムシは「へルクレスリッキーブルー」と「コーカサスオオカブト」の勝負。筆者は初手で相手の超必殺技に負けるわざを出すというカウンター戦法を繰り出す。だが、これが裏目に出た。「へルクレスリッキーブルー」の超必殺技をもらってしまったのだ。

 しかし、そこから反撃。相手のカウントダウンを短くするわざの「あせらせ」を決めた後は、まるで相手の手が見えているかのように3すくみ勝負に連勝。「へルクレスリッキーブルー」撃破後の「ヒメカブト」も怒濤の勢いで下し、「GAME JAPAN」に勝利した。

 「GAME Watch」編集部の2試合目はシード選手でセガからの刺客「ブラックマスク」。ブラックマスクはゲーム中に登場する悪役で、黒いマスクとマントというコスチュームに身を包む。強烈なプレッシャーを発するブラックマスクだが、戦いのテーブルに着いたその口からは意外な一言が……「カートリッジROM持ってきていません」。

 急遽、司会者はスペシャル編集デッキの入ったDSカードをブラックマスクに手渡す。レアリティの高いカードで構築されたデッキを予想して戦々恐々としていたが、相手のスキャンカードは「カブトムシ(つよさ100)」2匹。そう、ブラックマスクはデフォルトのデッキが入ったDSカードを渡されたのだ(笑)。

こちらからの握手にも応じていただけた。そしてシュールなバトル風景


悪役を成敗したということになるが…この罪悪感は何だろう
 こうなれば、ブラックマスク側はこちらの攻撃を読んでひたすら勝ち続けるしか勝利への道はない。しかし、カードの性能差に加え、「GAME Watch」編集部の「コーカサスオオカブト」のわざが連続で決まり、完全なワンサイドゲームで試合終了。敗北したブラックマスクは、マスクを両手で覆い悲しげなポーズはとったものの、マイクパフォーマンスも無く会場から走り去ってしまった……なんだかとっても悪いことをした気分だ。

■ ディフェンスモードが常勝の秘訣か

采配を読まれた当方の完敗であった
 Aブロック決勝戦、「GAME Watch」の対戦相手は「電撃DS」のリチャード氏。相手のムシは「サタンオオカブト(つよさ180)」と「オウゴンオニクワガタ(つよさ180)」。ディフェンスを重視したデッキ構成だ。初戦は当方の同じわざを2連続で出すなどの作戦が的中し、拮抗した戦いが続いた。

 だが、バトル中盤から当方の単調なわざの出し方が読まれ始める。超必殺技に対するカウンターは、外せば大ダメージの諸刃の剣。ことごとく大技を決められ、最後は相打ちダメージで最後のムシ「ゴホンツノカブト」が地に伏し、「GAME Watch」の戦いはここで終わった。

 決勝戦は各ブロックのトーナメントを勝ち抜いた3人の勝ち抜き戦。先に2勝した代表者の優勝となる。決勝戦第一試合は「電撃DS」のリチャード氏が「ニンテンドードリーム」のイガラシ氏に圧勝。続く第二試合は「電撃DS」誌のリチャード氏と「てれびくん」のテラモト氏の対戦。なんと2人のムシは「サタンオオカブト(つよさ180)」、「ギラファノコギリクワガタ(つよさ180)」と全く同じ。この2匹は強い部類のムシに入るのだろう。

 両者ともに譲らず、最後の1匹での対決。ダゲキわざが2回連続で相打ちとなり、双方のムシのたいりょくはレッドゾーンに突入した。3回目も強気にダゲキわざを選んだテラモト氏に対し、リチャード氏はナゲわざをチョイス。ナゲわざが華麗に決まり、「電撃DS」のリチャード氏が「ムシ祭り2006 ~編集部対抗ムシバトル~」の優勝者となった。

 決勝戦を観戦していて、守りが重要なテクニックであることを強く感じた。ディフェンスタイプのムシと防御系のわざカードの組み合わせは正に鉄壁といえる。大ダメージを避けて相手のムシのたいりょくを削り、相手が弱気になったところで大技を繰り出すのが今回のイベントでの勝利のパターンのように見えた。

 試合終了後、ジョニーは「今日の激しいバトルを参考に対戦を楽しんでいきたいと思います。あっ、さすらいの時間が来てしまいました」と言い放ち、そそくさと会場を後にした。フクチー氏は「私はジャッジマスターとして全国のイベントに参加しています。みなさんも全国のお店にバトルに来てください」とコメント。こうして、1時間半に渡る大人だらけのムシキングイベントは無事終了した。

(C) SEGA

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「甲虫王者ムシキング」のページ
http://www.mushiking.com/
□「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」のページ
http://www.mushiking.com/cs/ds/

(2006年8月24日)

[Reported by 福田柵太郎 photo by 佐伯憲司]



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