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会場:セガ本社1号館中二階会議室
【大会レギュレーション】
●トーナメント方式による個人戦(すべてムシ2匹vsムシ2匹)。
■ GAME Watch代表 、ブラックマスクを撃退! GAME Watch代表の筆者は事前に「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」のCPU戦を100試合程度消化しカードを収集。3すくみの読み合いに負けたときのリスクをある程度許容できるデッキを目指した。使用デッキの詳細は以下の通り。
しかし、そこから反撃。相手のカウントダウンを短くするわざの「あせらせ」を決めた後は、まるで相手の手が見えているかのように3すくみ勝負に連勝。「へルクレスリッキーブルー」撃破後の「ヒメカブト」も怒濤の勢いで下し、「GAME JAPAN」に勝利した。 「GAME Watch」編集部の2試合目はシード選手でセガからの刺客「ブラックマスク」。ブラックマスクはゲーム中に登場する悪役で、黒いマスクとマントというコスチュームに身を包む。強烈なプレッシャーを発するブラックマスクだが、戦いのテーブルに着いたその口からは意外な一言が……「カートリッジROM持ってきていません」。 急遽、司会者はスペシャル編集デッキの入ったDSカードをブラックマスクに手渡す。レアリティの高いカードで構築されたデッキを予想して戦々恐々としていたが、相手のスキャンカードは「カブトムシ(つよさ100)」2匹。そう、ブラックマスクはデフォルトのデッキが入ったDSカードを渡されたのだ(笑)。
■ ディフェンスモードが常勝の秘訣か
だが、バトル中盤から当方の単調なわざの出し方が読まれ始める。超必殺技に対するカウンターは、外せば大ダメージの諸刃の剣。ことごとく大技を決められ、最後は相打ちダメージで最後のムシ「ゴホンツノカブト」が地に伏し、「GAME Watch」の戦いはここで終わった。 決勝戦は各ブロックのトーナメントを勝ち抜いた3人の勝ち抜き戦。先に2勝した代表者の優勝となる。決勝戦第一試合は「電撃DS」のリチャード氏が「ニンテンドードリーム」のイガラシ氏に圧勝。続く第二試合は「電撃DS」誌のリチャード氏と「てれびくん」のテラモト氏の対戦。なんと2人のムシは「サタンオオカブト(つよさ180)」、「ギラファノコギリクワガタ(つよさ180)」と全く同じ。この2匹は強い部類のムシに入るのだろう。 両者ともに譲らず、最後の1匹での対決。ダゲキわざが2回連続で相打ちとなり、双方のムシのたいりょくはレッドゾーンに突入した。3回目も強気にダゲキわざを選んだテラモト氏に対し、リチャード氏はナゲわざをチョイス。ナゲわざが華麗に決まり、「電撃DS」のリチャード氏が「ムシ祭り2006 ~編集部対抗ムシバトル~」の優勝者となった。 決勝戦を観戦していて、守りが重要なテクニックであることを強く感じた。ディフェンスタイプのムシと防御系のわざカードの組み合わせは正に鉄壁といえる。大ダメージを避けて相手のムシのたいりょくを削り、相手が弱気になったところで大技を繰り出すのが今回のイベントでの勝利のパターンのように見えた。
試合終了後、ジョニーは「今日の激しいバトルを参考に対戦を楽しんでいきたいと思います。あっ、さすらいの時間が来てしまいました」と言い放ち、そそくさと会場を後にした。フクチー氏は「私はジャッジマスターとして全国のイベントに参加しています。みなさんも全国のお店にバトルに来てください」とコメント。こうして、1時間半に渡る大人だらけのムシキングイベントは無事終了した。
□セガのホームページ (2006年8月24日) [Reported by 福田柵太郎 photo by 佐伯憲司]
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