価格：8,379円

「DEAD RISING」のロゴが表示されたあと、「Welcome to The Willamette Parkview Mall」の文言が表示され、覚悟ができたらモールの中央の入り口から入ることとなる

　株式会社カプコンは、9月28日の発売を予定しているXbox 360用ゾンビパラダイスアクション「DEAD RISING (デッドライジング)」の公式ホームページにおいて、ムービーをふんだんに盛り込んだスペシャルコンテンツを公開した。同作品のCEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。このため、同ホームページも18歳以上対象となっている。

　「DEAD RISING」は、圧倒的な数のゾンビが這いずりまわるアメリカ・コロラド州の地方都市ウィラメッテのショッピングモールを舞台に、72時間以内にこの町からの脱出を計るアクションアドベンチャー。作品背景的にはシリアスなホラー映画風だが、スケートボードに乗ってモール内を走り回ったり、CDショップのCDをゾンビに投げつけたり、そこはかとなく笑いの含んだ表現も目立つ仕上がりとなっている。

　今回公式ホームページに追加されたスペシャルコンテンツは、莫大な量のムービーが収録された力のこもったインタラクティブコンテンツとなっている。基本的にはゲーム本編同様、ウィラメッテ・パークビュー・モールの中を探索し、3日以内に脱出するというストーリー。

　プレーヤーは、フリージャーナリストのフランク・ウエストとなり、「SEPTEMBER 19 12:00」からゲームはスタート。ガンガンとゲームのムービーが流れる中、ショッピングモール内に配置されたVIEWポイントを探索したり (ムービーを観る) 、登場キャラクタと接触することでストーリーを進めていく。しかし、ただ闇雲にムービーを観てキャラクタと接触すればいいということではないようだ。ムービーを観たりする度に時間はどんどん経過していき、右下に表示されている時計は進んでいく。

　現状のバージョンでは1日分しか収録されていないが、1日終了した時点でパスワードが表示されるので、これを控えておけば、次回は途中からスタートさせることができる。このスペシャルコンテンツ内では、モールに取り残された人々を救助することができ、全員発見できたプレーヤーにはプレゼントが贈られるのだという。

　とにかく、これでもかと言うぐらいにムービーが流れるため、十二分にゲームの世界観を堪能することができる。キャラクタのちょっとした演技も少し誇張した表現で、実にハリウッド映画っぽく楽しめる。是非一度覗いてみていただきたい。

【スクリーンショット】
フリーランスのジャーナリスト、主人公のフランク・ウエスト。高価なデジタルカメラを首から提げ、ヘリコプターからモールのヘリポートにダイブする凄いヤツ!	ゲームが発表された当初から公開されているとおり、絶望的なゾンビを前にモールから脱出することになる。通常なら悲観的な展開となるが、公式ページのムービーを観てもらえると判るが、どこかしら可笑しさがこみ上げてくる絶妙のゲームとなっている

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「DEAD RISING」のページ
http://www.capcom.co.jp/deadrising/

(2006年8月11日)

[Reported by 船津稔]