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株式会社スクウェア・エニックスは、Windows用MMORPG「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」の運営を、11月1日をもって株式会社ゲームポットに移管すると発表した。 「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」は、スクウェア・エニックスが2月23日にサービスを開始したMMORPG。PvPに特化したゲームシステムで、最大50対50での多人数戦を実現。操作はFPSライクでアクション性が高く、さらに建築や召喚モンスターなどストラテジー的要素を取り入れるなど、オリジナリティが強い。 サービス移管後の11月1日以降は、スクウェア・エニックスが展開しているネットワークサービス「プレイオンライン」の対応タイトルから離れ、ゲームポットの1コンテンツとして展開される。ゲームデータの引き継ぎ方法などの手続きについては未発表だが、ログイン時には、無料で取得できるゲームポットIDを使用することになるという。 サービスの形態は、月額課金制から、利用料無料のアイテム課金制に移行予定としている。現在はパッケージの購入が前提となっているが、アイテム課金制となるとソフトも無償で提供されるのが一般的。移管後は初期投資なしでプレイできることになるかもしれない。また既存のユーザーに対しては、データの引き継ぎの際に、何らかの特典を提供したいとしている。 なお運営の移管に伴い、8月1日以降、11月より後の期間を含む「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」のコンテンツIDは購入できなくなる。コンテンツIDの復活、または期間延長をする場合には11月以降の期間を含む支払いも可能だが、超過分はゲームポットに引き継がれないので、購入しないよう注意していただきたい。
「プレイオンライン」の対応タイトルでは、先日プレイステーション 2用ガンアクションRPG「ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-」が、9月29日にオンサインサービスを終了すると発表している。今回、「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」がゲームポットに移管されると、「プレイオンライン」に残るMMOタイプのタイトルは、「ファイナルファンタジーXI」と「フロントミッション オンライン」の2タイトルのみとなる。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2006年7月31日) [Reported by 石田賀津男]
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