CEROレーティング：A (全年齢対象)

パッケージ

　株式会社フロム・ソフトウェアは、PSP用3DダンジョンRPG「KING'S FIELD ADDITIONAL II (キングスフィールド アディショナル 2)」を、8月24日に発売する。価格は3,990円。

　「KING'S FIELD ADDITIONAL (KFA)」は、プレイステーション 2版「KING'S FIELD IV」以来、4年9カ月ぶりに発売されるシリーズ最新作。「KFA II」は、7月20日に発売されたPSP「KING'S FIELD ADDITIONAL I」の続編となっており、2つ合わせて1つの壮大なストーリーが完結する。

　今作の舞台は前作「I」から十数年後の世界。かつて騒動の舞台となった遺跡の町「トラウジト」が大地震に見舞われ崩壊してしまう。その町の被害状況と、十数年間閉ざされたままの地下迷宮を調査するために調査団を派遣するも消息を絶つ。調査団長の息子である主人公は、父の消息をたどるため、「トラウジト」を目指し旅立つことを決意する。

【STORY】

リキストリア王の死から十数年後。近年多発している天変地異は、王の死に束の間の安堵を感じていた国民に新たな不安を植え付けるには充分だった。 　リキストリア領内にあり、かつて騒動の舞台となった遺跡の町“トラウジト”が、大地震に見舞われ崩壊した。町は見る影もなく瓦礫に覆われた。この地で起きた変異を知る者は王の復活を疑い、「王の姿を見た」という者まで現われ始めたという。 　共和国議会は、町の被害状況を把握するとともに、十数年の間閉ざされたままだった地下迷宮を再度調べるため、調査団を派遣した。 　派遣された調査団長には、唯一の家族である息子がいた。ある日、その息子のもとを、国から派遣された1人の使者が訪ねた。使者は、調査団長が迷宮で殉職したことだけを告げた。父の死を聞いた若者は使者に詰め寄り詳しいことを問いただしたが、使者は何も答えずに去って行った。 　翌朝、若者は家を後にした。その足は、トラウジトに向かっていた。こうして1人の若者の孤独な戦いの幕があがるのだった……。 【オープニングムービー】

　前作と同じ「トラウジト」が冒険の拠点となるが大地震により、町の様子は大きく変化している。また、引き続き登場するキャラクタも、十数年の月日を感じさせる容姿になっている。また、前作のクリアデータを継承して、シナリオ連動させることが可能で、前作でとった行動により今作の物語も変化するという。

【「KFA I」と「KFA II」の比較】
「トラウジト」の全景。「KFA II」(右)では地震に襲われ、半崩壊状態
町中の大通り
遺跡の迷宮入口
主人公を支える酒場の女主人。十数年で落ち着いた印象に
「KFA I」当時は幼かった少年も、今作ではトラウジトの自警団の一員

　ゲームシステムは前作同様に、トラウジトの街と「聖なる迷宮」と呼ばれるダンジョンを行き来することでストーリーが進行する。戦闘システムも「アクティブバトル」は健在。リアルタイムに変化する敵の動きを察知し、タイミングよく攻撃やガードを繰り出して戦う。

【スクリーンショット】

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※画面は開発中のものです。

□フロム・ソフトウェアのホームページ
http://www.fromsoftware.jp/
□「KING'S FIELD ADDITIONAL」シリーズのページ
http://www.kingsfield.jp/
□関連情報
【6月20日】フロム・ソフトウェア、PSP「KING'S FIELD ADDITIONAL」
実物大「ムーンライトソード」の展示・プレゼントを実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060620/kfa.htm

(2006年7月28日)

[Reported by 滝沢修]