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PS2「プリンセス・プリンセス 姫たちのアブナい放課後」は、月刊Wingsに連載されていた人気コミック「プリンセス・プリンセス」をゲーム化したもの。単行本は全5冊(完結)リリースされており、現在は続編「プリンセス・プリンセス+(プラス)」が連載中。2006年4月からはTV朝日系列にてアニメが放映され、現在はAT-XとGyaoで放映中となっている。本作も、アニメ版キャストによるフルボイス仕様。 タイトルにもある“姫”は、男ばかりの男子校という虚しい生活に潤いを与えるべく、眉目秀麗な生徒を選んで、校内でイベントが行なわれるたびに“女の子の格好をさせる”という、なんとも倒錯した制度に選ばれた生徒のことを指す。姫になった生徒は、ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)衣装を強制着用という念の要りよう。
転校生「河野亨」は、その見目麗しさゆえに本人が気づかないうちに“姫”候補にされてしまう。当初は嫌がっていた亨だが、姫役の生徒には金銭をはじめ様々な特典があると聞き、つい“姫”を引き受けてしまう。学園には、すでに姫役を務めている「四方谷 裕史郎」と「豊 実琴」がいた。“姫”という立場を楽しんでいる四方谷と、いまだに“姫”となった現実から逃げ出そうとしている実琴。この3人を中心に、全員が美形という脇役たちが、ちょっとおかしな学園生活を繰り広げるといったストーリーになってる。
ゲームは、前述の「河野 亨」が転校してきたところからスタート。プレーヤーは亨となり“姫”として1年間の学園生活を送ることになるが、お披露目も終わってほっとしたのもつかの間に“姫”のゴスロリ衣装が無くなったから、さぁ大変。すわ、勢いあまったファンの仕業か!? と思いきや、校内のとある場所で姫衣装を身にまとう人影を発見。その尋常ならざる様子に、思わず逃げ出す亨。生徒会役員たちに相談したところ、それは“藤森学園七不思議”に登場する“ならずの姫”ではないかという……。 プレーヤーは、亨視点でプレイすることで“姫”たちの日常生活、心情、原作では描かれなかったエピソードなどが体感できる。亨の立場から学園内で発生するさまざまな事件を解決していくが、ストーリーはゲームだけの完全オリジナル。選択肢の結果によってストーリーが変化するため、何度プレイしても新鮮な気持ちが味わえるという。コミックやアニメにはなかった登場人物同士のからみ、新事実といったファンにはたまらない要素もギッシリ詰め込まれている。
「プリンセス・プリンセス」に欠かせない要素“姫のコスチューム”も、作中に登場するおなじみの衣装をはじめ、ゲームオリジナルのコスチュームが登場。イベントに登場したコスチュームは「衣装鑑賞」モードで解説とともにいつでも自由に閲覧できるようになる。 これひとつ取っても、原作ファンには要チェックの重要アイテムといえそうだ。
(C)つだみきよ・新書館/姫後援会(C)Marvelous Interactive Inc. ※画面は開発中のものです。
□マーベラスインタラクティブのホームページ (2006年7月24日) [Reported by 豊臣和孝]
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