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価格:7,140円
「キン肉マン マッスルグランプリMAX」は、3月からアミューズメント施設で稼動中の対戦格闘ゲーム「キン肉マン マッスルグランプリ」をPS2向けに移植したもの。アーケード版にくわえて新たに15人の超人レスラーが参戦するなど、コンシューマオリジナル要素が多数盛り込まれている。 念のため説明しておくと、「キン肉マン」は'79~'87まで週刊少年ジャンプに掲載された、ゆでたまご原作の人気コミック。TVアニメや「キン肉マン消しゴム(通称:キン消し)」がヒットして一大ブームを巻き起こした。現在は、週刊プレイボーイ誌上に「キン肉マンII世」が連載されている。
操作系は方向キー、打撃、組み、ガード(防御)、必殺技の4ボタン構成。打撃はボタン連打でコンボ攻撃に発展。打撃、組みともに方向キーと組みあわせることで多彩な技が繰り出せる。必殺技は“テンションゲージ”を溜めることで使えるようになる。「キン肉ドライバー」、「タワーブリッジ」、「ベルリンの赤い雨」など、原作でおなじみの必殺技が忠実に再現されるモーションはファンならずとも必見の迫力。ボイスも挿入されており、決めたときの爽快感は抜群だ。
ガードボタンは、押しっ放しで相手の打撃を完全に防ぐことができるほか、方向キーと組み合わせることで、打撃をかわしたり組みついてきた相手を弾きかえすといったテクニカルな操作が可能。シンプルでとっつきやすいシステムだが、慣れてくればより高度な攻防が楽しめるというわけだ。
ゲームモードは、ストーリーモードとバトルモードのふたつがメイン。ストーリーモードはPS2版だけのオリジナル要素で、原作でも特に人気が高いエピソード「七人の悪魔超人編」、「黄金のマスク編」がプレーヤー自身の手で追体験できる。ストーリーモード以外にも、新たな技や対戦ステージが多数追加されている。初代「キン肉マン」のほか「キン肉マンII世」のキャラクタも登場する本作は、新旧ファンをすべて網羅するチェック必須のマストアイテムといえそうだ。
(C)ゆでたまご/集英社・東映アニメーション・テレビ東京 (C)2006 NBGI ※画面はすべて開発中のものです。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2006年7月10日) [Reported by 豊臣和孝]
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