月額利用料金：315円 (一部無料コンテンツあり)

映画内でも印象的な看護婦のモンスター“ダークナース”。これら待受画像が無料で配布される

　ＫＯＮＡＭＩは、7月8日に公開される映画「SILENT HILL」の特設コーナーを、同社のモバイルサイト「コナミネットDX」内に開設した。「コナミネットDX」はiモード、EZweb、Vodafone liveでそれぞれ展開しており、情報料は月額315円だが、一部無料コンテンツも用意されている。

　映画「SILENT HILL」は、同社の人気ゲームシリーズ「サイレントヒル」を映画化したもので、エグゼクティブプロデューサーを、ゲームシリーズ全ての音楽を手がけ、シリーズ3・4作目のプロデュースを手がけた山岡 晃氏が担当。原作の雰囲気を最大限に生かした作品に仕上げられている。監督は「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ氏。

　映画の公開は7月8日からだが、それに先駆け7月5日にモバイルサイトがオープンした。サイトでは「コナミネットDX」会員向け有料コンテンツのほか、映画告知用動画配信をはじめとした映画情報や、待受画像などは無料コンテンツとして配信される。また、7月10日までは劇場鑑賞券のプレゼント募集が行なわれ、誰でも応募することができる。

　会員向けコンテンツとしては、山岡晃氏が手がける音源を着信メロディ、着うたとして配信する。また、FOMA90Xシリーズ対応ゲームアプリがリリースされるほか、7月28日からはオリジナルコミックが配信される。このコミックは「SILENT HILL」をデジタルコミック化したもので、シナリオ原案、作画はゲームの制作を担当したスタッフの手によるものとなっている。オリジナルストーリーで、PS版「SILENT HILL」の数年前のストーリーとなる。

【アクセス方法】
• iモード：iMenu → メニューリスト → ゲーム → ゲームパック → コナミネットDX
  
• EZweb：EZトップメニュー → カテゴリで探す → ゲーム → 総合 → コナミネットDX
• Vodafone live!：メニューリスト ＞ケータイゲーム ＞ゲームパック ＞コナミネットDX

　iモードにおいて、FOMA90Xシリーズ対応ゲームアプリとして「SILENT HILL」が7月5日からサービスを開始した。世界観はPS版「SILENT HILL」を踏襲し、ストーリーはアドベンチャーノベル形式で進んでいく。

　やっと休暇を取れたハリー・メイソンは、娘のシェリルと共に旅に出たが、夜道で誤って事故をおこし、崖下に転落してしまう。目覚めたときにハリーは車内に娘がいないことに気付く……。ハリーは娘を捜すために、目の前に広がる霧に包まれた不気味に静かな町「SILENT HILL」に足を踏み入れる。

　マップを参照しながら「SILENT HILL」を探索。各地点ではカーソルを動かし、調べたい場所や行動を選択しながら、武器やアイテムをゲットし、謎を解いていく。

　画面上部にはノイズゲージが用意されており、プレーヤーの行動によって増減。最大となると敵が出現し、戦闘となる。戦闘はターン制で、プレーヤーと敵が交互に戦闘を繰り広げることとなる。プレーヤーの体力は画面右上に表示されている顔でわかるようになっており、黄色から赤色に変わると危険になってくる。体力が無くなるとゲームオーバー。

【アクセス方法】
• iモード：iMenu → メニューリスト → ゲーム → ゲームパック → コナミネットDX
  

【FOMA90Xシリーズ対応ゲームアプリ「SILENT HILL」】
プレイステーション版「SILENT HILL」の世界観のままに展開する携帯版アドベンチャーゲーム。ストーリーはアドベンチャーノベル形式で進み、戦闘シーンはターン制

□ＫＯＮＡＭＩのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□「コナミネット」の公式PCサイト
http://www.konami.jp/mobile/
□ゲーム「サイレントヒル」シリーズの公式ページ
http://www.konami.jp/gs/game/silenthill/
□映画「サイレントヒル」の公式サイト
http://www.silenthill.jp/main.html
□関連情報
【6月22日】映画「サイレントヒル」ショッキングハウスが新宿歌舞伎町にオープン
プロデューサー山岡 晃氏「映画としての『サイレントヒル』はこれしかない」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060622/sh.htm

(2006年7月5日)

[Reported by 船津稔]