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名作3Dアクション2本をカップリング
カプコン、PSP「パワーストーン ポータブル」

10月12日 発売予定

価格:5,040円

 株式会社カプコンは、プレイステーション・ポータブル(PSP)用アクションゲーム「パワーストーン ポータブル」の発売を10月12日に予定している。価格は5,040円。PSP本体のADHOC通信機能を介した最大4人までのマルチプレイとゲームシェアリング機能に対応している。

 PSP「パワーストーン ポータブル」は、アーケードやドリームキャストでリリースされたアクションゲーム「パワーストーン」と、その続編にあたる「パワーストーン2」をワンパッケージに収めた移植作品。立体で構成された箱庭風の3Dフィールド内でキャラクタを操作し、パンチやキック、落ちているアイテムなど駆使してライバルキャラクタを倒すのがゲームの目的。操作系は8方向キーに3ボタンとシンプルなつくり。誰でもすぐに楽しめる点は、PSPタイトルとしてうってつけといえるだろう。

 タイトルにもなっている“パワーストーン”は、ステージ中に出現する宝石のようなアイテムの名称。これを3つあつめるとキャラクタが変身し、爆発的な能力を発揮するようになる。通常の攻防は、立体フィールドのあちこちを駆け回ったり、飛び乗ったり、あるいは柱につかまったり、マシンガン、バズーカなどの攻撃アイテムで敵にダメージを与え、回復アイテムで挽回を狙うといった流れになるが、変身された瞬間から“互角の戦い”は、“狩るもの”と“狩られるもの”の関係に一変。

 変身がとけるまでの間は、強引に抵抗するか逃げに徹するか悩みどころ。下手をすると圧倒的なパワー差でボコボコにされる展開もままあるが、ゆえにパワーストーンの奪い合いがゲーム展開をスリリングなものにしている。特にマルチプレイのときは、パワーストーンを巡る激しい攻防が繰り広げられるだろう。

 本作はシングルプレイも楽しいが、複数のプレーヤーが入り乱れる同時対戦が実に熱い。ADHOC通信機能を利用すれば、いつでもどこでも対戦可能。ゲームシェアリング機能は、「パワーストーン2」に対応しており、他のプレーヤーはPSP本体を持ち寄るだけでOK。

収録作品はどちらもADHOC通信機能に対応。ゲームソフトが1本あれば、あとはPSP本体を持ち寄るだけで友だち同士で楽しく遊ぶことができる

【パワーストーン】
'99年にアーケードでリリースされたアクション。同時期にドリームキャスト版も発売されている。起伏に富んだステージ地形はもちろん、あちこちに散らばるアイテムを利用するほど戦いが有利に展開。シンプルな操作で多彩なアクションや駆け引きが楽しめる作品として話題を呼んだ

【パワーストーン2】
2000年にリリースされた続編。4人同時に戦うバトルロイヤル形式を採用。基本アクションがより多彩になったほか、パワーストーンが7つに増加。変身後の大技がゲージ消費システムに変更されており、複数回の使用が可能。PSP版はオリジナル版のアイテム収集が楽しめるアドンベンチャーモードにくわえて、複数視点によるカメラアングルの変更機能が追加されている


(C)CAPCOM CO.,LTD. 2006 ALL RIGHTS RESERVED.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「パワーストーン ポータブル」のホームページ
http://www.capcom.co.jp/powerstone_p/

(2006年7月3日)

[Reported by 豊臣和孝]



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