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価格:5,040円
DS「虫っ 町の昆虫ものがたり」は、昆虫の視点で物語が展開するアドベンチャーRPG。ゲームは「町の昆虫ものがたり」という本を読み進める形で進行するため、DS本体を書籍に見立てた“横開き”スタイルでプレイ。途中で出現する選択肢の結果によりストーリーが分岐していく。
プレーヤーの立場は、名もない一匹のナナホシテントウ。お話は、ナナホシテントウがミツバチとススメバチの争いに巻き込まれるところからスタート。物語が進むにつれ、カブトムシやクワガタなどのさまざまな昆虫と出会うことになる。
本には“白地図”が収められ、物語の舞台となる町のあちこちがイラスト風の絵柄で収録されており、お話のなかで「~へ行こう」となったときに出現する。5×5で仕切られた白地図のマス目をタッチペンで調べていくと、地図に少しずつ景色が開けてくる。調べていくうち、地図上に重要な場所(イベント、アイテム)などを発見することがあり、これが敵の昆虫であれば、ただちに戦闘へと移行する。
敵対する昆虫との戦いは“バトルチップを弾きあう”システムを採用。どちらも最大4匹までのパーティが組める。プレーヤーの分身となるナナホシテントウは指揮官ゆえに直接戦闘には関与せず、仲間の昆虫たちが替わりに出撃する。バトルは「技チップ」をタッチペンで弾き飛ばして互いにぶつけ合うアクション風味。敵に命中すれば、技チップに記載された攻撃力のぶんだけダメージが与えられる。体力が尽きた昆虫は戦闘から脱落。すべての昆虫が力尽きたら負けとなる。
昆虫には“レベル”があり、レベルごとにもてる技チップの枚数が決まっている。最初は1枚しか持っていないが、戦闘で経験値を獲得してレベルアップすれば、枚数が増えたり、より強力な技チップが入手できるようになる。
ストーリー中に遭遇した昆虫、カードバトルで戦った昆虫は、すべて「昆虫図鑑」に記載される。昆虫図鑑は3Dモデルを自由に動かして鑑賞できるほか、解説文も添付されている。掲載されている情報は、すべて現実に存在する昆虫に関するものばかり。脚色は一切なく、昆虫に対する正しい基礎知識を楽しみながら身に付けられるという。DS本体のワイヤレス通信機能を使えば、友だちと「図鑑情報」が共有できる。野外で一緒に虫探しをするように、友だち同士でコンプリートを目指すといった遊び方も楽しそうだ。
(C)TAITO CORP.2006 (C)2006 Marionette, Inc. (C)2006 Global A Entertainment, Inc.
□タイトーのホームページ (2006年6月16日) [Reported by 豊臣和孝]
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