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システムソフト・アルファー、「大戦略」で第2次世界大戦を再現
「大戦略 大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~」

8月11日 発売予定

価格:10,290円

メインビジュアル
 システムソフト・アルファー株式会社は、Windows用シミュレーション「大戦略 大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~」を8月11日に発売する。価格は10,290円。

 「大戦略 大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~」は、第2次世界大戦をモチーフにしたSLG「大戦略 大東亜興亡史~ニイタカヤマノボレ一二〇八~」の続編。前作の基本的なシステムは継承しつつ、マップや陣営、新モード「シナリオモード」を追加するなど、さまざまな面で進化している。

 マップは、「盧溝橋事件」や「アッズ島攻略戦」などの戦史戦をはじめ、ソビエト領内やヨーロッパを舞台にした仮想戦などが追加され、前作のほぼ2倍にあたる約100枚が収録されている。また、マップ追加にあわせて、キャンペーンシナリオにおける分岐の幅も広がり、史実を大きくかけ離れた展開にすることも可能という。

 陣営は、前作の日米英ソなど10陣営に加え、新たにドイツとイタリア陣営が登場。「ティーガーI」や「Bf109G」など、新陣営固有の兵器に加え、史実では終戦に間に合わなかった開発途上兵器もさらに追加され、兵器数は約1,150種類にまで拡大している。

 システム面では新たに「2WAYマップ」システムが実装された。このシステムは1つのシナリオを2枚のマップで構成するシステムで、特定のヘックスに移動することで2つのマップ間を相互に行き来できる。2WAYマップには「戦域拡大方式」と「戦域連結方式」の2種類がある。

 「戦域拡大方式」は通常マップと同じ「全域マップ」と、特定領域を拡大した「拡大マップ」の2つで構成。「拡大マップ」では、1ターンの間に行動フェイズが3回発生し、兵器の燃料や弾数も3倍になるなど、戦闘の細分化を表現している。また、「全域マップ」から「拡大マップ」に対し、艦船の砲撃や爆撃機の爆撃などの支援攻撃も可能で、より高い戦略性が求められそうだ。

 「戦域連結方式」は、2つのマップを上下または左右に繋いだ構成。行動フェイズはマップごとに1回ずつ、計2回発生し、両マップで交互に操作することになる。2つのマップ間での攻撃支援は行なえないため、兵力を分けて両面作戦をとるか、戦力を集中させるかといった判断が必要となる。

シングルモードもいろいろな戦史を再現している
 ゲームモードは、従来のキャンペーンモードとシングルモードに加え、新たにシナリオモードが追加されている。「ミッドウェー海戦」や「真珠湾攻撃」などの有名な戦史を再現したもので、当時の部隊編成と同じ戦力で戦闘を繰り広げる。シングルモードと違い、キャンペーンモードでクリアしていなくても、最初からさまざまなマップをプレイできるのも嬉しいところだ。

 ほかにも、人物を兵器に搭乗させ、兵器の損害力や防御力を向上させられる搭乗員システムや、敵の部隊が収納されている都市を占拠することで、兵器を奪うことができる鹵獲ルールなどの新しい要素を追加。また、兵器の進化・改良・開発などのルールやインターフェイスも扱いやすく改善されている。

【スクリーンショット】


(C) 2006 SystemSoft Alpha Corporation

□システムソフト・アルファーのホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/
□「大戦略 大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~」のページ
http://www.ss-alpha.co.jp/products/daitoa2.html
□関連情報
【2005年1月27日】システムソフト・アルファー「大戦略生誕20周年記念・新製品発表会」を開催
「大戦略VIII」の開発バージョンを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050127/system.htm

(2006年6月15日)

[Reported by 滝沢修]



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