|
価格:10,290円
「大戦略 大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~」は、第2次世界大戦をモチーフにしたSLG「大戦略 大東亜興亡史~ニイタカヤマノボレ一二〇八~」の続編。前作の基本的なシステムは継承しつつ、マップや陣営、新モード「シナリオモード」を追加するなど、さまざまな面で進化している。 マップは、「盧溝橋事件」や「アッズ島攻略戦」などの戦史戦をはじめ、ソビエト領内やヨーロッパを舞台にした仮想戦などが追加され、前作のほぼ2倍にあたる約100枚が収録されている。また、マップ追加にあわせて、キャンペーンシナリオにおける分岐の幅も広がり、史実を大きくかけ離れた展開にすることも可能という。 陣営は、前作の日米英ソなど10陣営に加え、新たにドイツとイタリア陣営が登場。「ティーガーI」や「Bf109G」など、新陣営固有の兵器に加え、史実では終戦に間に合わなかった開発途上兵器もさらに追加され、兵器数は約1,150種類にまで拡大している。 システム面では新たに「2WAYマップ」システムが実装された。このシステムは1つのシナリオを2枚のマップで構成するシステムで、特定のヘックスに移動することで2つのマップ間を相互に行き来できる。2WAYマップには「戦域拡大方式」と「戦域連結方式」の2種類がある。 「戦域拡大方式」は通常マップと同じ「全域マップ」と、特定領域を拡大した「拡大マップ」の2つで構成。「拡大マップ」では、1ターンの間に行動フェイズが3回発生し、兵器の燃料や弾数も3倍になるなど、戦闘の細分化を表現している。また、「全域マップ」から「拡大マップ」に対し、艦船の砲撃や爆撃機の爆撃などの支援攻撃も可能で、より高い戦略性が求められそうだ。
「戦域連結方式」は、2つのマップを上下または左右に繋いだ構成。行動フェイズはマップごとに1回ずつ、計2回発生し、両マップで交互に操作することになる。2つのマップ間での攻撃支援は行なえないため、兵力を分けて両面作戦をとるか、戦力を集中させるかといった判断が必要となる。
ほかにも、人物を兵器に搭乗させ、兵器の損害力や防御力を向上させられる搭乗員システムや、敵の部隊が収納されている都市を占拠することで、兵器を奪うことができる鹵獲ルールなどの新しい要素を追加。また、兵器の進化・改良・開発などのルールやインターフェイスも扱いやすく改善されている。
(C) 2006 SystemSoft Alpha Corporation
□システムソフト・アルファーのホームページ (2006年6月15日) [Reported by 滝沢修]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|