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SCEJ、TVアニメの興奮を3Dで再現
PS2「BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~」

2006年7月27日 発売

価格:7,140円

TVアニメ版をモチーフにした完全オリジナルストーリーのリアルタイムムービーアドンベンチャー
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEJ) は、プレイステーション 2用リアルタイムムービーアドンベンチャー「BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~」を7月27日に発売する。価格は7,140円。

 PS2「BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~」は、MBS・TBS系全国ネットで放映中のTVアニメ「BLOOD+」をモチーフにした作品。シナリオは、TVシリーズ「ベトナム篇」と「ロシア篇」の間に存在する“空白の7日間”を描いオリジナルストーリー。TVアニメの持つ奥深いテーマ、ストーリー、ホラー、アクションといった要素がPS2で存分に楽しめるという。

 本作は、TVアニメを3Dグラフィックで再現。ストーリー展開をプレーヤー自身がリアルタイムで選択するシナリオ分岐型「アクティヴデモシステム」を採用。本システムは、イベントシーンにプレーヤーが関与するインタラクティヴ要素を盛り込んだ「アクティブデモパート」と、翼手と戦う「アクションパート」の2パートで構成される。

【ストーリーデモ】
デモシーンは3Dアニメーションとフルボイスで展開される。TVアニメを見慣れた人には3Dで描画される小夜たちの姿が新鮮に映るかも


 アクティブデモパートは、3Dアニメーションとフルボイス仕様。ストーリーが進んでいくと画面に選択肢が表示され、行動を選択することが可能になる。このとき、主人公だけでなく他キャラクタの視点に切り替わるなど、複数視点による多角的なストーリーが展開される。また、ストーリーの途中で突然翼手が襲い掛かってくるといったスリリングなシーンでは、画面の指示に従ってタイミングよくボタンを押していくことでイベントをクリアする「アクティヴイベント」も盛り込まれている。直後は、TVアニメの雰囲気を再現したシーンが展開されたり、アクションパートにおける戦闘が有利になることもあるという。

【アクティヴイベント】
「アクティヴデモシステム」によりストーリーが分岐。さまざまな展開がプレーヤーを待ち受ける


 アクションパートは、左アナログスティックと□ボタンだけで基本的な操作がすべてまかなえる。刀を使った近接攻撃、空中からの攻撃、ダッシュ、三角跳びのほか、慣れてくれば他のボタンに割り振られたアクションを使ったさまざまな攻撃パターンが作れるという。また、アクションパート開始時は攻略法が画面に表示されるため、アクションゲームに不慣れな人でもすぐにプレイが楽しめる。

 戦闘中は、攻撃した翼手から放たれる“結晶”を集めてゲージを溜めると「覚醒システム」を発動することが可能。本システムはTVアニメのクライマックスシーンを再現するもので、発動すると高速空間のなかで小夜の凄まじい剣技が炸裂する。TVアニメ版「BLOOD+」しか見たことが無い人であれば、これらの派手なアクションはファンならずともチェックしておく価値がありそうだ。

【アクションパート】
シンプルな操作で多彩なアクションが実行可能。自分なりの攻撃パターンを組み立てる自由度もある
【覚醒フィニッシュ】
結晶を集めてゲージをMAXにすれば“覚醒フィニッシュ”が使えるようになる。高速空間のなかで小夜が繰り出す絶技に注目



【小夜】
 沖縄の高校で陸上部に所属していた頃は、ごく普通の女子高校生。暖かい家族に囲まれ平凡でありながらも幸せな生活を送っていたが、実は1年以上前の記憶が何もない。ハジとの再会により“翼手”と呼ばれる異形の者たちとの戦いに巻き込まれていくが、その戦いのなかで自身に架せられた重大な宿命を徐々に知ることとなる。本作では、自身の過去と戦いの終わりを求める旅の途中で“翼手”に関する新たな情報を入手し帰国。デビッドからの指令により、揚翔学園高等部1年に編入。E88vの調査を行なう。
【ハジ】
 長身痩躯の美しきチェロ奏者。小夜のシュヴァリエ。沖縄で生活していた小夜の前に現われる。小夜のことをかなり以前から知っているようだが、その多くは謎に包まれている。小夜の運命の鍵を握る男。本作では、音楽の教育実習生として揚翔学園に潜入。小夜を影から見守る。
【宮城カイ】
 宮城家の長男。17歳。以前は野球部に所属しエースとして活躍していたが故障により断念。気の短い性格で、野球部退部後は喧嘩とバイクに明け暮れる日々を過ごしていた。根は優しく、誰よりも家族のことを考えている。小夜のことも本当の家族のように大切に思っている。本作では、小夜のサポート要員として揚翔学園高等部2年に編入する。
【宮城リク】
 宮城家の次男。14歳。実兄カイとは対照的に温厚な性格の持ち主で、体を動かすのは嫌いではないが苦手。運動神経抜群のカイに密かな憧れを抱いている。本を読むことが好きで、料理と洗濯が得意。本作では、カイと同じく小夜をサポートするため、揚翔学園中等部2年に編入。
【デビッド】
 “翼手”を追い続ける組織「赤い盾」のメンバー。沖縄の地で小夜を監視していた調査員。
【ジュリア】
 沖縄在住時に小夜が通っていた病院の女医。彼女も赤い盾のメンバーで小夜を様々な面でサポートしている。
【翼手】
 人間の生き血をすする不老不死の異形生物。人間に擬態化できる特殊能力を持つ


(C)2005 Production I.G・Aniplex・MBS・HAKUHODO
(C)Sony Computer Entertainment Inc.

□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□製品情報
http://www.jp.playstation.com/scej/title/blood/
□関連情報
【1月24日】SCEJ、PS2上下巻をワンパッケージに収録
PSP「やるドラ ポータブル BLOOD THE LAST VAMPIRE」を26日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060124/blood.htm

(2006年6月8日)

[Reported by 豊臣和孝]



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