今回のアップデートにより、Xbox 360のシステムに125カ所以上の改良が加えられる。主なところでは、バックグラウンドダウンロード管理機能が搭載される。ダウンロードするコンテンツが6つまで予約できるようになり、ゲームやダッシュボードのブラウズ中などに、順次ダウンロードを行なう。オンラインゲームのプレイが始まるとダウンロードを一時停止する機能も搭載される。

　AV機能も強化され、ダウンロードしたビデオコンテンツの早送り・巻き戻し機能が追加される。音楽プレーヤーでは、ゲームのロード中などDVDにアクセスしている間もBGMが途切れず再生されるようになる。DVD再生では、停止した位置から再生するブックマーク機能を搭載するほか、再生機能の改善により、従来より滑らかで高画質な映像を再生できるとしている。

　このほかにも、マーケットプレイスのメニューの刷新や、電源投入時にディスク起動かダッシュボードかを選べる設定が追加されるなど、多方面にわたりアップデートが加えられている。

　アップデートはXbox Liveネットワークを通して、無料で提供される。そのため、Xbox Liveメンバーになる必要はあるが、会費が無料のシルバー会員でも利用でき、オンラインで加入手続きもできる。

【スクリーンショット】
バックグラウンドダウンロード機能を搭載。欲しいものを6つまで予約でき、ゲームなどをしながら自動的にダウンロードできる	マーケットプレイスのメニューが新しくなり、エンターテイメント系のコンテンツを検索しやすくなっている	マーケットプレイス内のゲームメニュー。項目が細分化され探しやすくなった
電源投入時にディスクから起動するか、ダッシュボードを出すかを選択できる	ダウンロードしたムービーは、早送りや巻き戻しができるようになる	音楽プレーヤーには、時間表示のバーが追加され、再生時間がわかるようになる

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□Xbox 360のホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□ニュースリリース (英文)
http://www.xbox.com/en-US/community/news/2006/0605-springrelease-features.htm

(2006年6月6日)

[Reported by 石田賀津男]