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★オンラインゲームレビュー★

冒険者としての生き方を模索する楽しさがここに
新しく生まれ変わった本格ファンタジーMMORPG

「ベルアイル」

  • ジャンル:MMORPG
  • 運営:ELEVEN-UP
  • 開発元:ヘッドロック
  • 利用料金:「30日チケット」:900円
  • 対応OS:Windows 2000/XP
  • サービス開始日:正式サービス中(5月25日より)



 「ベルアイル」は、スクウェア・エニックスの「ディプスファンタジア」やガンホー・オンライン・エンターテイメントの「エミル・クロニクル・オンライン」などの開発を手がけてきたヘッドロックの最新作となるファンタジーMMORPGである。

 もともと本作は2005年4月27日に正式サービスを行なう予定になっていたが、クオリティー向上を目指してサービスを一端休止していた。その後、運営元をビー・ビー・サーブからELEVEN-UPへ移管し、開発を再開。今年の4月27日よりオープンβテストをスタートした。

 新しく生まれ変わった「ベルアイル」は、グラフィックスを一新し、全面的なバランス調整を行ない、さらに「ガーディアン」という新システムを搭載して再出発を果たした。そして5月25日、月額課金による正式サービスがスタートした。今回は新しくなった「ベルアイル」の各要素を紹介しよう。


■ 生産者が冒険者の生活を支える「ベルアイル」の社会

 「ベルアイル」は、一般的なレベル制ではなく、スキル制を採用した今時珍しいタイプのMMORPGである。キャラクタは「剣攻撃」や「雑貨製作」など30以上のスキルを持っている。プレーヤーはキャラクタに様々な行動をさせることでスキル、ステータスを成長させ、「頭の良い魔法使い」、「力の強い鎧職人」といった自らが思い描いたキャラクタへ近づけていく。

キャラクタ作成画面。幼年期のキャラクタでもスタートすることができる
街には多くの露店が出ていて、活気を感じるが、多少歩きにくい。オークションや市場など、もっとスムーズな取引ができるシステムを希望したいところだ
 「ベルアイル」では、キャラメイク時点で「年齢」が設定される。キャラクタはこの世界に降り立ったときから年を取り始め、やがて老いていく。青年期のキャラクタは、他のプレーヤーキャラクタと結婚することで子供を作ることができる。「ベルアイル」ではプレーヤーは通常1アカウントに1キャラクタしか持てないが、子供を作ることで2キャラクタを同時に所有できるようになる。年老いた親から可愛い子へ、冒険の夢を託すこともできるのだ。

 本作の大きな特徴は、「生産要素の充実」である。本作では武器や防具だけでなく、生産に必要な道具やアクセサリー、麦わら帽子やワンピースといったおしゃれな服などゲームに登場する多くのアイテムをプレーヤーの手によって作り出すことができる。その品目は実に多彩だ。

 生産に必要な道具さえ、木を切る斧、採掘をするツルハシ、武具を作るハンマー、防具を作るハンマー、布製品を加工するための針、巻物を作るための筆と紙、調理のためのフライパン……などなど多彩な種類がある。それらの道具を使って生産される品目は膨大な数に及ぶ。さらに素材にも多くの種類がある。たとえば、カッパーで作った生産道具はアイアンの物より耐久力がある。腕を上げたプレーヤー職人の道具は店で売っているアイテムより性能が高く、取引も活発に行なわれている。

 「ベルアイル」のキャラクタにはスタミナというポイントがあり、これはかなり速いペースで減っていく。キャラクタはスタミナがなくなるとHPやMPが回復しなくなるといったデメリットがある。このためプレーヤーは常にかなり速いペースで食事を取らなくてはならない。安価で供給されるモンスターから取れる肉を焼いただけの簡単料理は大人気である。

 「商売人気分」を味わいたいプレーヤーはまず“焼き肉屋さん”を開いてみるのも良いだろう。食材をそろえることでサンドイッチやおにぎり、ハムなどの多彩な料理を作ることができるようになる。特に上級料理人が作る「お弁当」は防御力が一定時間高くなるという強い効果を持つ。凝った食料は戦闘職の心強い味方となってくれる。

 様々な物を自らの手で作り出すことができる「ベルアイル」では、生産職の人気が高く、「素材」を求めるプレーヤーもとても多い。彼らは、駆け出しの冒険者にとても心強い存在だ。素材を求めるプレーヤーに向けて、材料を採取し、売ることで多くのお金を稼ぐことができるのだ。

 戦闘職を目指すプレーヤーも生産者に素材を供給することで冒険の基本資金を得ることができる。「ベルアイル」では道具が壊れやすく、食料も常に買い足していかなくてはいけないため、生きていくだけでも結構なコストがかかる。生産品を生み出すために大量の材料を求めるプレーヤーは、駆け出しの冒険者にとって生活を支えてくれるとてもありがたい存在である。ゲーム内の“取引”が社会を支えているという実感は、この世界に独特の「厚み」を加えている。

 本作のキャラクタには「クラス」という概念はなく、プレーヤーは様々なことに挑戦できる。街の「初心者案内人」や「斡旋所」で受けることができるミッションはチュートリアル要素も強く、引き受けることで様々な生産活動を学ぶことができる。戦士や魔法使いを目指すプレーヤー達も様々な生産活動を体験してみることをおすすめしたい。

 鉱石を掘っている内に金属が多く含有されている場所を覚えたり、様々な素材を作ってそれらを組み合わせて製品を作る時、新しい喜びを発見できるだろう。「冒険の資金を得るために」黙々と採取作業を繰り返し、それを元手に鎧を買うような戦士の生活もリアリティーがある。様々な行動を積み重ねて、この世界での生き方を模索していく。「ベルアイル」はそんな楽しさを持った作品である。

フィールドにあるクリスタルをツルハシで掘ることで様々な鉱石を採取できる。場所によって取れる鉱石が異なる フィールドのハーブや花、果物なども採取できる。季節によって生える物や場所が変わっていくので、覚えておくことで効率よく収集ができる 木の場合は採りつくすと倒れるようになっている。巨木が倒れていく光景は非常にダイナミックである。多数のプレーヤーで斧を振るうと、どんどん木が倒れていく
戦士も生産活動してお金を稼いでおけば、余裕を持って冒険ができる 生産は街の「工房」で行なう。生産にはレシピ、材料、そして専用の道具が必要だ 街の酒場で引き受けることができる「ミッション」。生産の基礎を学んだり、道具が入手できるミッションもある


■ ボーダー、カルガリオン、アリアバード、個性豊かな3つの王国

 「ベルアイル」には、ボーダー、カルガリオン、アリアバードという3つの国家が存在する。曲線で構成されたユニークな建物の多い国家アリアバード。ローマの上水道のような大きな建造物がある高い文化を持つボーダー。荒れ果てた土地でオークやオーガと戦いながら生活圏を守り続けるカルガリオン。プレーヤーはこの3つの国から1つ選び、冒険をスタートさせる。

「ベルアイル」の世界図。3つの王国は歩いて移動することも可能だが、かなり危険な道のりとなるだろう
ボールシップ内部。街にある駅から巨大な投石機のようなカタパルトから、打ち出されて移動する。無事に到着できるのがどうしても納得できない、豪快な乗り物だ。チケットは少し高いが、是非乗ってもらいたい
 首都から一歩外に出ると、さらに3つの国の個性は際立つ。アリアバードは木々が立ち並ぶ豊かな土地だ。春にはこの木が桜に変わり、とても華やかな雰囲気になる。一見のどかなこの土地は、奥に行くと巨大な大地の裂け目があり、まがまがしい雰囲気を漂わせる。土地のそこかしこに徘徊しているスケルトンなどのアンデッドモンスターにも注意が必要だ。

 ボーダーもまた緑多き美しい国だ。首都のある土地は「オールドマンズ大湿原」が広がっており、大きな湖が点在している。季節によっては霧が立ちこめて視界が遮られることもある。湖の周りには果実をたわわに実らせる樹木や、季節ごとに咲き乱れる花々が多くはえている。この湿原にはフロッグや、リザードマンなど水棲の生き物が数多く棲息している。モンスターの中で巨大な4足獣、スリーパーは特に必見である。彼らに初めてであったプレーヤーは、思わずその巨大さに驚きの声を上げてしまうだろう。

 カルガリオンは荒涼とした、厳しい自然を感じさせるところだ。春でも緑は少なく、地肌がむき出しになった土地が延々と続いている。しかし、3つの国家の中では最も地下鉱脈に恵まれているところであり、職人の人気は高い。他の国に劣らない活気がある国だ。土地には様々なオークが住みついていて、冒険者を待ち受けている。鎧に身を固めた戦士が戦いを繰り広げる、剣の響きが絶えない場所だ。

 「ベルアイル」では、プレーヤーは城から出て採取活動か、戦闘して、帰ってくる。城で壊れた道具の補充や食料を買い足して再び出発する。キャラクタの移動速度はゆったりめで、移動に多くの時間を取られがちだが、“時魔法”の「瞬間移動」を覚えることで移動時間を短縮することができる。「シーリングジェム」というアイテムに、「記憶」の魔法をかけておけば、瞬時にその場所に移動することができる。オークが出る場所や、鉱石の出る場所、ハーブの出る場所などを記憶させることで、採取や戦闘がずっと楽になる。本作の必須の魔法といえるだろう。

 ゲームを進めてしばらくしてお金が貯まってきたら、是非3つの王国を回ることをオススメしたい。この世界の国家は「ボールシップ」で行き来することができる。このボールシップはチケットを買って、時刻表に応じて乗り込むという、列車のような運営をされているが、実はものすごい大きな投石機の「弾」としてシップを打ち出すという非常に乱暴な乗物だ。乗客が無事でいられるとは思えないその大げさな発射シーンと、着陸シーンは思わず笑ってしまうだろう。

 他の国家へは、物理的に繋がっているので歩いていくことも可能だ。しかし、途中の道のりはかなり遠く、当然のことながら強力なモンスターもうろついている。たどり着くにはかなりの実力と運が必要になるだろう。一度訪れた先でシーリングジェムを記憶させれば簡単に行き来ができるようになる。他の国を歩いてみて、自分のホームタウンを決めても良いだろう。国家間の特産物を覚え、流通させることで大きな利益を生む事もできるかもしれない。

独特の文化を感じさせるアリアバード。フィールドは緑豊かで美しい場所だが、中央付近には黒々とした裂け目が広がっていて、不安な気持ちもわき上がってくる
荘厳な建物が目を引くボーダー。果物のなる木や、花やハーブが数多く群生しており、季節によって様々な物が採取できる。湿原ではリザードマンに襲われないように注意したい
過酷な環境のカルガリオン。金属資源が豊富で街には職人の姿が目立つ。オークが闊歩し、旅人達の行く手を阻む
フィールドにはいくつかキャンプが点在している。キャンプのNPCとはミッションなどで関わっていくこととなる アリアバードの「ルーフ墓地」。今やアンデッドのひしめく恐ろしい場所になってしまっている オークが占拠している「メテオラ風車」。戦闘職に人気の狩り場である


■ 国に所属し、更に強力な冒険者へ

 「ベルアイル」では、プレーヤーはキャラクタを優れた戦士や生産者とするべく育て上げていく。より専門的な技術を習得したり、強力な武器を使うためには、プレーヤーキャラクタはいずれかの国に「仕官」する必要がある。

国に仕官するためには決められた能力値が必要となる。現在のバランスでは、スキルの上昇に比べ、能力値が上がりにくく感じた
アリアバードを治める女王アムリタ35世。個人的にはもっともっと活躍して欲しい
 国家に所属し、その国家のために働き、発展を目指す。それが「ベルアイル」に提示されている大きな目的のひとつである。本作では仕官したプレーヤー達が献上品を納めたり、提示されるミッションをクリアすることで、職人に供給されるレシピが増えたり、公共施設が増えていくといった形で国が発展していく。

 このためビギナープレーヤーの当面の目的は、仕官することになる。なぜなら仕官しなくては有用な製品が作れず、装備も整えられないため、強力な敵とも戦うことができないからだ。仕官の条件となるのは、キャラクタのステータスを一定以上まで上げること。実はこのゲームはステータスを上げるのがとても大変で、現状「仕官」は高嶺の花となっている印象が強い。

 現在のゲームバランスではプレーヤーのスキルは極めて上がりやすくなっている。しかし、スキルは上がっていくのに比べ、なかなかステータスが上がらない。現在のバランスでは、ステータスが大きな壁になっていて、冒険や生産が頭打ちになってしまう印象がある。

 仕官できないと、辛いのが生産職である。仕官に必要なまでのステータスが上昇するまで、ほとんど役に立つ製品が作れないのが厳しい。もう少し役に立つ製品を早い段階で作れるようにしてもらいたいと感じた。国に仕えるという大きな資格の前に、一定の税金を納めることで「市民」として登録され、一部の技術を使用できるなど救済措置が欲しいと感じた。

 仕官までには国王の側近から課題が出される。このクエストは生産者と戦士が協力するものがあったりと、出会いのきっかけも作ってくれており、良いアイデアだと感じた。しかし、このクエストは仕官までのちょっとしたイベントという扱いで、クリアしても国の評価や恩恵といった実利的な意味が薄いのが少し寂しかった。

 少しわがままを言わせてもらえれば、「国家に所属する魅力」をもう少しアピールしてもらいたいと感じた。国王に関するエピソードや、多くのプレーヤーがその国のために協力したくなるようなイベントなど、ちょっとしたアイデアを盛り込むことでプレーヤーの「国」に対するモチベーションは大きく上がるのではないだろうか。

 アリアバードは平和を望む女王が治めている。ボーダーはかつてドラゴンを倒したボーダー王がいる。彼らが前面に出てくるゲームイベントなどを展開することで、プレーヤー達はもっと能動的に仕える国を選ぶ事ができ、より情熱を持って国家のために努力するのではないだろうか。もっと国ごとのアピールがあってもいいように思う。

 現在、プレーヤー間では多くのギルドが設立されて、中には役割を決めて製品を供給する「職能集団」のようなプレーヤーも生まれているという。ひょっとしたら彼らの存在が国のカラーを決めていくかもしれない。現在はまだ国家間の関係や、大規模PvPといった要素は「ベルアイル」には盛り込まれていない。これから、運営と、プレーヤーがこの世界にどういった働きかけをしていくかは楽しみなところだ。

生産職と戦闘職のプレーヤーが協力して、オークのいるメテオラ風車に向かうミッション「宵闇」。筆者は先輩プレーヤーに助けてもらい、簡単にクリアできたが、戦闘職のプレーヤーが複数いた方が、確実にクリアできるだろう
「必要国家レベル」という制限がかかる武器は、仕官していないと使用できない。生産職も基本的なアイテムしか生産できない 仕官し、国家レベルを上げていけば強力な装備を身につけることができる。立派な姿をした冒険者を見ることで、仕官を目指したくなる 様々な効果を持った食品。アイテムの種類が多いのは、「ベルアイル」の大きなセールスポイントだ


■ プレーヤーを助ける「ガーディアン」、キャラクタの資質を受け継ぐ「継承」

 本作のユニークな要素として「ガーディアン」がある。この世界の人々を脅かす存在、「デモニカ」に対抗するために開発された生命体として、プレーヤーを助ける存在である。

街の神殿で入手できるガーディアン。ガーディアンを使用するためのエネルギー「GP」は、課金によって入手できる「リーフ」にで補充できる
仕官したカップルは子孫を作ることができる。家系を継ぎ、発展させていくのが「ベルアイル」の楽しさだ
 ガーディアンはGPとよばれるエネルギーで駆動する。ガーディアンには戦闘に強い火属性、生産に真価を発揮する土属性、魔法が得意な氷属性の3タイプがある。彼らは戦闘に参加するなどして経験値を上昇させていくことで姿を変え、より強力な存在に成長していく。また、「ルーンカード」を装備することで、強力な攻撃力や、アイテムなどを生産できる「工房」をどこでも開くことができる、といった能力を持つことができる。

 ゲームのシステム的な位置づけとしては、「課金アイテムで使用できるペット」といったところだろうか。GPの補充やルーンカードの購入などは「リーフ」というポイントが必要になる。リーフは月額課金を行なうと1,000ポイント取得できるが、現状、この1,000ポイントだけではガーディアンを長時間利用するには心許ない。日々のプレイでガーディアンを使用する場合、別途リーフを購入しなくてはならないと考えておいた方がいい。

 ちなみにこのリーフの価格は、運営側の価格設定があまりに高すぎたためか、サービス開始わずか1日でいきなりすべての値段が20~50%まで下げられた。価格バランスに関しては制作側とプレーヤー側の間で大きなズレがある。「ガーディアン」システムは、とても魅力的な要素だが、現状ではゲーム性以外の要素に未調整の部分が残っており、純粋に楽しみにくい雰囲気になっているのが残念である。

 実際に火属性のガーディアンを使用してみたが、戦闘の上で彼らの存在は心強かった。ソロプレイでは、ガーディアンのおかげでピンチを切り抜けられたこともあった。ガーディアンと共に成長していき、強力になっていくペットとして魅力を感じるプレーヤーも多い反面、課金してまで使わなくても、というプレーヤーもいる。現在の所、プレーヤーによってガーディアンの必要性は違っているというのが現状のようだ。

 なお、今回体験できなかった大きな要素としては「出産」、「継承」がある。「ベルアイル」では、仕官した青年期のキャラクタは異性のパートナーを見つけ、結婚することでプレーヤーキャラクタの資質を受け継ぐ子供を得ることができる。子供は必ず双子として生まれ、結婚したプレーヤー双方が子供を授かる。

 子供はきちんと世話することで成長し、6歳になるとプレーヤーキャラクタとして使用できるようになる。学校に通わせてスキルを学ばせたり、冒険者として活躍することも可能だ。子供を学校に通わせている間に親で授業料を稼ぐ、といったプレイもできる。子供は親以上に強いキャラクタに成長する可能性を秘めている。

 老いていくキャラクタは病気になりやすくなるなど、次第に冒険に出ることが難しくなっていく。プレーヤーが持つことができるのは2キャラクタのみ、3世代目のキャラクタが生まれたとき、プレーヤーは1キャラクタを消すことも選択しなくてはならない。この他にも子々孫々継承していく「アーティファクト」という特別なアイテムの存在がある。資質や財産を継承し、発展させていく、プレーヤーごとの「歴史」を作っていくのが本作の醍醐味だろう。

 世界での生き方を探し、細かいアイテムに彩られた生活を楽しみ、仲間と共に時を過ごしていく。「ベルアイル」はそういったプレイが楽しめるゲームだと感じた。世界は広く、様々な場所が冒険者を待ち受けている。また、生産も強力なアイテムの存在や、商売の方法など極める道は深い。

 本作ならではの魅力はたくさんある。ユーザーが形成していく社会と共に、スタッフがこの世界に今後どんなアプローチをしていくか興味のあるところだ。現在、アカウントを登録することで7日間の無料プレイを楽しむことができる。この世界をのぞいてみてはいかがだろうか。

左から、火属性、氷属性、土属性のガーディアン。ガーディアンは成長することで姿を変え、プレーヤーキャラクタ以上の大きさを持つことも
ルーンカードをスロットに装備することでガーディアンは様々な特性を持つことができる。モンスターからのドロップでも入手できる ガーディアンは最初クリスタルの形をしているが、経験を積むことで形を変えていく リーフショップ。1,000リーフがおよそ100円の計算だ

Developed by HEADLOCK Inc.
Presented by ELEVEN-UP Inc.


【ベルアイル】
  • CPU:Pentium III 800MHz以上(Pentium 4以上推奨)
  • HDD:6GB以上
  • メモリ:256MB以上(1GB以上推奨)
  • ビデオカード:ビデオメモリ32MB以上のビデオカード(128MB以上推奨)


□ELEVEN-UPのホームページ
http://11up.co.jp/
□「BB Games」のページ
http://www.bbgames.jp/
□「ベルアイル」のページ
http://www.belle-isle.jp/
□関連情報
【5月11日】ELEVEN-UP、MMORPG「ベルアイル」
5月25日より正式サービス開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060511/belle.htm
【4月20日】ELEVEN-UP、MMORPG「ベルアイル」
本日17時よりオープンβテスト参加受付を開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060420/belle.htm
【2005年4月27日】ビー・ビー・サーブ、MMORPG「ベルアイル」
オープンβテストを終了。正式オープンは未定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050427/belle.htm
【2005年4月18日】BBサーブ、MMORPG「ベルアイル」
正式サービス開始を延期しオープンβテストを継続
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050418/belle.htm
【2005年3月18日】ビー・ビー・サーブ、「ベルアイル」のオープンβを3月25日から開始
正式サービスは4月27日、30日1,500円を予定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050318/bell.htm
【2005年2月8日】PCファーストインプレッション「ベルアイル」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050208/belle.htm

(2006年5月31日)

[Reported by 勝田哲也]



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