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価格:7,140円
時代は幕末。東北一帯を騒がす義賊集団「銀鴉衆(ぎんからす)」に拾われ育てられた主人公の海老三は、自らも義賊になるべく日々努力していた。やがて初仕事を迎えた海老三だったが、彼はそこで義賊であるはずの銀鴉衆が、盗みに入った先の人々を殺しているところを目撃する。海老三と彼の兄貴分の藍之助は、その銀鴉衆の姿に深く失望する。
そんな中で海老三は、まだ銀鴉衆に見つかっていない幼い女の子を見つける。このままではこの子も殺されてしまう……。海老三は藍之助に諭され、その子を連れてその場から逃げ出す。盗みに入った屋敷から遠く離れた「三角城下」にたどり着いた海老三は、一夜で盗人稼業から足を洗い、大工として生きていく。
それから10年。海老三は連れてきた娘、すずなを自らの娘として育て上げ、すずなも海老三を本物の父のように慕っていた。貧しいながらも幸せに暮らしていたふたりだったが、ある日、すずなが病で倒れてしまう。不治の病ではなかったが、治すには高価な薬が必要で、海老三に払える額ではなかった。すずなを救うには、盗みを働くしかない……海老三は10年ぶりに盗人に戻ることを決意する。
そんな盗みを働こうとする海老三の前に、かつての兄貴分である藍之助が現われる。彼は海老三を、「再び義賊として働く気はないか」と誘う。海老三は彼を信じ、義賊としての盗みを再開することになる。
この先のストーリーは、プレーヤーの行動によって変わっていく。娘を救うために盗むという目的に徹するのか、あるいは貧困に苦しむ民衆を救うのか。義賊であることを貫くのか、あるいは手当たり次第に盗むのか。藍之助との友情と裏切りや、娘の生死など、「何かを得ようとすると何かを失う」という展開の中で、海老三は葛藤を繰り返すことになる。 (C)2006 ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.
□アクワイアのホームページ (2006年5月26日) [Reported by 石田賀津男]
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