Opera Software、「Opera」ブラウザーが「Wii」でも利用可能に
5月10日 発表
ノルウェーのOpera Softwareは、同社のブラウザー「Opera」が、任天堂株式会社の次世代ゲーム機「Wii」で利用できるようになると発表した。
「Opera」は同社が開発したウェブブラウザーで、WindowsなどのPCだけではなく、携帯電話などにも提供されている。また、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用のブラウザー「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」にも採用されており、6月に発売される予定。
「Wii」で「Opera」が利用可能になることで、「Wii」を使ってホームページを閲覧できるようになるとともに、ゲームセッションの間にウェブサイトを訪問することもできるようになるという。
Opera SoftwareのCEOであるJon S. von Tetzchner氏は「ゲーム業界を新世代ゲームプレイに導く明確なビジョナリーである任天堂は、Operaにとって素晴らしいパートナーといえます。任天堂とのパートナーシップを継続し、WiiならびにニンテンドーDS上での最良のゲーム環境の実現に向けて取り組めることに興奮しています」とコメントしている。
任天堂の専務取締役総合開発本部長である竹田玄洋氏は「2006年のWiiリリースにあたり、任天堂が求めていたのは、AJAXをはじめとする最新の標準をサポートする高速でセキュアなブラウザでした。Operaこそわが社の目的にとって完璧なブラウザーであることが判明したため、ニンテンドーDSとWiiの双方にOperaが特別に追加されました」とリリースの中で語っている。
□Opera Softwareのホームページ
http://jp.opera.com/
□ニュースリリース (英語)
http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2006/05/10/
□関連情報
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060215/nin3.htm
(2006年5月10日)
[Reported by 滝沢修]
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