会場：東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階 93B(情報学環プレゼンテーションルーム2)

　日本デジタルゲーム学会 (DiGRA Japan) は、5月19日に東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階 93B(情報学環プレゼンテーションルーム2)にて、設立総会を開催する。参加費は無料だが、事前に申し込みが必要。開催時間は18時から20時までの予定。

　日本デジタルゲーム学会は、東京大学ゲーム研究プロジェクトの次の段階として、東京大学大学院情報学環教授の馬場章氏、立命館大学政策科学部助教授の中村彰憲氏、国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本代表の新清士氏、東京大学大学院情報学環講師の伊藤憲二氏の4氏を発起人として、日本におけるゲームの本格的かつ国際的な学術的研究の場として設立された学会。

　本学会は、日本国内において、ゲームについて論じるすべての知恵を結集し、ゲームについての学術的知見と技術の進歩・普及を図り、会員相互間のみならず、隣接分野の研究者や学術団体、産業界や官公庁との連絡の場となるという。また、ゲーム研究に関する国際学会「Digital Games Research Association (DiGRA)」本部との連携を通じて、研究成果の国際的な共有をはかり、学術・文化・産業の発展に寄与することも目的としている。2007年9月には、国際学会「DiGRA 2007」を初めて日本で開催する。

　設立総会では、DiGRA 2007開催の告知と、馬場氏による設立講演「ゲームアカデミズムの世界的状況～日本の遅れが招く危機」も行なわれる。

　参加条件は特になく、ゲーム研究に関心を持っている人なら誰でも参加できる。参加申し込みは公式サイト上の申し込みフォームにて受け付けている。

□日本デジタルゲーム学会のホームページ
http://www.digrajapan.org/

(2006年5月9日)

[Reported by 滝沢修]