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会場:ヨドバシカメラマルチメディアAkiba正面入り口前 マイクロソフト株式会社は、Xbox 360用ファンタジーアクション「NINETY-NINE NIGHTS (N3)」が4月20日に発売されたのを記念し、23日にヨドバシカメラマルチメディアAkiba正面入り口前において記念イベントを行なった。 イベント会場には試遊台が設置され、「N3」だけでなく、「PGR 3 - プロジェクト ゴッサム レーシング 3 -」、「パーフェクトダーク ゼロ」、「カメオ:エレメンツ オブ パワー」、「エブリパーティ」も遊ぶことができた。ステージでも「PGR3」や「パーフェクトダークゼロ」のイベントが行なわれていた。なお、「N3」のステージイベントはソフトバンク・クリエイティブ株式会社との共催。 「N3」のステージイベントにはタレントの中川翔子さんが、ゲーム中に登場する魔法を操るキャラクタ“テュルル”のコスプレをして登場。この衣装は株式会社コスパの衣装ブランドCOSPATIOによる制作で、なんと! 型に流し込んで制作された特注品で、世界に1着しかないという手作りの一品。非常に出来が良く、中川翔子さんも「手触りまで再現されているようで、ゲームから抜け出たよう。凄い完成度」と感激していた。 「N3」については「2005年の東京ゲームショウ2005で初めてプレイしたのですが、画面がすごくきれいで、1人15分くらいで代わらなくちゃいけないのに、夢中になってずっとプレイしてしまいました。プレイしてすぐに夢中になれるゲームってそんなにないじゃないですか?」とその時の興奮を思い出しながら語った。中川翔子さんはアクションゲームはあまりプレイしないとのことだが、「『N3』はゲームが上手くなった気がする……気のせいだと思うけど」と語りながらもゲームの腕は向上しているという。 イベントには「N3」のプロデューサーの水口哲也氏も登場。水口氏は開口一番「生“テュルル”ですね」と中川翔子さんのコスプレを表現。最後には「“テュルル”の顔に似てきましたね。公式“テュルル”ですね」と認めた。これには中川さんも嬉しかったらしく「キター!!」と喜びを爆発させていた。 水口氏は次世代のゲーム機の性能について「グラフィックスは凄くても、面白いもの・ゲームの根本は変わらないと思うんです。でも、マシン性能が上がりグラフィックスやサウンドが進化することで、気分的に違う化学反応が体の中に生まれる。それが進化で、面白いと思う。まだ、どんどん進化すると思う。感情にグッと来る作品を作るためには (サウンドやグラフィックスなど) 色々と使わないと無理。『N3』はゲームの未来を模索しながら制作した」と語った。水口氏にはおぼろげながらもゲームの進化の過程が見えていると言うことで、早くも次回作が楽しみなところ。 「N3」については、「だれでも楽しめる素材としてファンタジーが頭に浮かんだ。『N3』の魅力は敵と味方がフィリップするところ。ほかのキャラクタを使用することで、これまで使用してきたキャラクタが敵になる」とゲームの魅力を説明。ゴブリンの“ディングバット”の声を担当した古谷徹氏についても話が及び「はじめは古谷氏も『なぜ僕がゴブリンなんだ』と思っていたようで、『ゴブリン役は初めて』と言っていた。でも、台本を読んでもらったら『僕がゴブリン役をやることがわかった。これは僕にしかできないかも』と言ってくれました」と収録の裏話も披露した。
ちなみに、中川翔子さんが第1回目のステージイベント上でプレイしたところ、「535 MaxCombo」という成績。かなり楽しそうで「うひょー!!」と叫びながらプレイ。今回もいつまでたってもプレイしているので、コントローラを取り上げられることに。“テュルル”のコスプレで“テュルル”をプレイしているときは「やられるとこちらまで痛くなってくる」というほどの入れ込みよう。水口氏は「バランス調整をするときに色々と考えてやった。ディレクターのサンユン・リーさんも『女の子でも楽しんでもらいたい』と何度も言っていた」と言うことなので、そういった意味では中川翔子さんのプレイ姿は嬉しかったことだろう。 このほかにもステージイベントが行なわれたが、「PGR 3 - プロジェクト ゴッサム レーシング 3 -」では現役プロドライバーの土屋武士選手が参加。司会の方に「本物とゲームは違うでしょうけど、最近のゲームはいかがですか?」との問いに、土屋選手は「僕らが小学校の頃は背景が流れて障害物をよける程度だったけど、最近はドライバーが初めて走るコースをゲームをプレイすることによって憶えるくらい。そういったことに使えるほどで、F1レーサーでもプレイしてからレースに出場するほど」とそこまでレースゲームがリアルになってきていると、現場の証言としてコメント。 「PGR 3」については「プレイしました。リアルすぎですよね。高級車がいっぱいあるので、買ったことのない車でプレイしました。ぶつけても、ゲームですからお金を払うことがないですしね」と語った。土屋氏は2005年のレースにおいてボンネットに「PGR」のステッカーを貼って走ったという。シリーズ年間3位ということで、惜しくも優勝は逃したが、チャンピオン争いには加わっていたという。
イベントではこの土屋氏とゲームでガチンコ対決と言うことだが、あまりプレイしたことのない土屋氏のこと。新宿のループコースでの対決だが、コースを憶えていないため、最高速でコーナーに突っ込んでしまうこともしばしば。しかし、そこは現役レーサー。数回プレイすることでメキメキと上手くなっていった。最後のレースではかなり上達したようだった。
□Xboxのホームページ http://www.xbox.com/ja-jp/ □「NINETY-NINE NIGHTS (N3)」の製品情報 http://www.xbox.com/ja-JP/games/n/nnn/ □「NINETY-NINE NIGHTS (N3)」のホームページ http://www.n3-game.jp/ □キューエンタテインメントのホームページ http://www.q-ent.jp/ □ファンタグラムのホームページ (英文) http://www.phantagram.com/ (2004年4月24日) [Reported by 船津稔]
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