★PCゲームレビュー★
ミドルアースの戦いは未だ終結せず!
ファンタジーRTSの決定版が登場
The Lord of The Ring
The Battle for Middle-Earth II |
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ジャンル:リアルタイムストラテジー
開発/発売元:Electronic Arts
価格:49.99ドル(輸入版のみ、実売7,000円前後)
対応OS:Windows XP
発売日:発売中
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「The Lord of The Ring: The Battle for Middle-Earth II」(以下、BFM2)は、2004年12月6日(日本版は12月16日)に発売された「The Lord of The Ring: The Battle for Middle-Earth」(以下、BFM)の続編だ。BFMは、小説「指輪物語」の劇場版「ロード・オブ・ザ・リング」を題材にしたリアルタイムストラテジーゲームとして制作され、しっかりした世界観と映画中に使用された曲や、俳優のボイスオーバーなど、豪華な作りで高い評価を得たゲームだった。
「善」と「悪」の兵士達がミドルアースの世界で激突するシーンは、映画中でも非常に盛り上がる部分だ。このようなシーンをゲームで再現できたらきっと面白いに違いない、しかもプレーヤーの戦略通りに動かせたら……という想いを実現させたのがこのBFMシリーズの醍醐味だ。映画原作ゲームの場合、まずはアクションゲーム化されることが多いが、RTSゲームとして開発されることはなかなか無いことだ(ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング」は、「二つの塔」と「王の帰還」でアクションゲーム化もされている)。
RTSの場合、マウス+キーボードというインターフェイスと、情報を多く表示させるための高解像度環境が必須となるため、必然的にPCという限られたプラットフォームに限定されがちだ。特にマルチプラットフォーム化を推奨するEAが、このタイトルをシリーズ化した点はそれだけゲームの内容に自信があり、またゲームファン側からの期待も高いのだろう。
本作BFM2は、前作ではカバーしきれなかった要素を盛り込み、レビュアーやプレーヤーから指摘された欠点を修正し、全体をブラッシュアップさせた決定版として世に送り出された。本作は北米地域では今年の2月に発売されており、各メディアから前作以上の高い評価を得ることに成功している。残念ながら現時点での日本語版発売の予定はなく、日本では輸入ゲーム店で北米・英語版を購入するしかない。プレイし進めることで英語版でもRTSファンにとっておすすめできるタイトルかどうかを紹介していきたい。
■ 前作から2年、待望の続編が発売開始!
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要塞をカスタマイズできるように |
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水上での戦いも可能になった |
BFMおよびBFM2は、EAの主要なスタジオのひとつであるEA Los Angeles Studiosで開発された。このスタジオの中核タイトルとしてはPS2などでもおなじみのミリタリーFPSゲーム「メダルオブオナー」シリーズが挙げられるが、旧ウェストウッド・スタジオなどいくつかのスタジオをまとめてつくられた所帯のため、EAの主要RTSフランチャイズのひとつである「コマンド&コンカー」(以下C&Cと略)シリーズもこのスタジオが手がけている。
このシリーズはつい先日続編の「3」が発表され、多くのゲームファンの支持を受けてRTSの歴史を築き上げてきた名フランチャイズなのだが、なぜか日本ではウケが悪い。BFMシリーズは、そんなC&Cシリーズを手がけた制作者達が携わったタイトルであり、ゲームの主要なエンジンなどは、同フランチャイズの「C&C ジェネラルズ」で開発されたものがベースになっている。
前作BFMとの相違点は色々あるが、今作BFM2で大きく変わった点は「より普通のRTSに近づいた」という点だろうか。前作の特徴でもあり、遊び方を狭くしてしまった要素として要塞制度がある。ゲームスタート時点で城なり砦のような拠点があり、そこにいくつかのスロットがある。そこに農場や兵を育てるバラックなどを建て、自分だけの要塞として整備していくシステムだ。
この要素の面白い所は、攻城戦が手軽に楽しめる点で、大勢で攻め込んでくるモルドール軍を塔や弓部隊で防ぎつつ、パッと城門を開けて迎撃部隊を出すことができるなど、他のRTSではなかなか難しいシチュエーションを楽しむことができた。映画で展開された戦いの雰囲気を手っ取り早く楽しむには良いシステムだったと思う。
反面、プレーヤーの行動範囲が自軍の拠点のみに制限されてしまい、しかも要塞外で建物を建てられる場所は決まっているため、自然と積極的に打って出るよりも引きこもりがちなプレイになりやすいという点があった。拠点がなくなるとそこで降参になってしまうため、対戦になると逃げ場所が無くなってしまい、戦略的な奥深さは他のゲームには一歩及ばなかった。
そこで今作は「要塞」という要素は活かしつつ、要塞がすべてという考えを捨てて、要塞に領土(あるいは占領範囲)という機能を持たせた。要塞を建てると、そこを中心に円状の領土ができ、そこの範囲内であれば何でも建てられるようになった。要塞本体のみならず、自軍の領土中にある建物までも守る必要があるため、前作以上に戦略要素が高まり、様々な遊び方が楽しめるようになった。これはBFM2の大きなポイントだ。
BFM2では城壁も採用されたため、資金力と時間さえあれば、領土中を城壁で囲い、広い範囲で城塞化してしまうこともできる。箱庭系ゲームが大好きなプレーヤーには本作はかなり面白く遊べるだろう。
BFM2のウリはそれだけではない。かなり多いので大きな変更点のみを箇条書きにしていく。前作をプレイした方で、本作の購入を考えている方は下記の点を読んで検討していただきたい。
・ゲーム全般の動作がやや軽くなった
非常に重かった「C&Cジェネラルズ」のエンジンだが、少しづつ改良を加えて本作では前作に比べてかなり動作が軽くなっている。もちろんかなり高いスペックのPCを要求する点は変わっていないが、同じ環境のPCで動作を比較しても体感的にかなり違う。
・新たな軍勢の追加
GOOD側の陣営に新たにドワーフ、エルフ、EVIL陣営にゴブリンなどの軍勢が加わることで指輪物語の世界観をより深く体験することができるようになった。新しい軍勢が加わったことで、各陣営のリングパワーの効果や系統も変更が加わっている。
・リングパワーの見直し
前作でも指摘されていたが、人間のロヒアリムやエルフのアーチャー、死霊の軍勢といったお助け系リングパワーが恐ろしく強かった点が見直されている。具体的には系統訳されてアンロックさえしていけば何でも使えるようにはいかなくなった。また、一度使った後の復活時間も長くなり、リングパワーに頼った力押しが簡単にはできないようになっている。もちろ見た目も効果も強力な新しいリングパワーが多数追加されている。
・水上ユニットの追加
造船所が追加され、船を使った戦いも楽しめるようになった。カタパルトのような長距離射程で砲弾を撃ち出せる艦もあり、艦砲射撃による地上への攻撃も楽しめるようになっている。水上ユニットが活かせるシーンが限られるのが残念なところか。
・ヒーローユニットを自作できるようになった
「マイヒーロー」モードを使う事で、自分だけのヒーローユニットをエディットし、ゲーム中に登場させることができるようになった。もちろん、ガンダルフやアラゴルン、サム、フロドといった映画中おなじみのキャラクタは前作から引き続きヒーローユニットとして登場する。
・ソロプレイモードの強化
ソロ向けのコンテンツとして、GOOD陣営・EVIL陣営双方のキャンペーンモードに加えて、ミドルアースの世界を地図化し、領土をGOOD・EVIL陣営で奪い合うシミュレーション要素を持たせた新モード「ウォーオブザリング」モードが追加された。「ウォーオブザリング」は、ゲームに陣取り合戦の要素を持たせ、戦闘はRTSで、という新しい遊び方をプレーヤーに提供しており、施設の建設もRTS上ではなくミドルアースのマップ上で自軍領地に作り上げていくので、SLGファンにもおすすめできるゲームモードだ。
・スカーミッシュモードのAI強化
おなじみのスカーミッシュモードは健在で、マップの数も豊富に揃っている。長くプレイできる要素が多くて満足度も高い。対AI戦を行なう場合、難易度設定が1ランク追加され更に手ごわい敵と戦うことができるようになった。
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自分だけのヒーローをつくろう |
スカーミッシュモードも健在 |
オンラインモードも用意 |
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城壁の導入により領土を城塞化できる |
使える種族も追加された |
新モード「ウォーオブザリング」。ボードゲームスタイルで展開される |
■ 前作のルールを全面的に改定して一層の完成度を高めたゲームモード
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映画を彷彿とさせる大軍勢も登場する |
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艦船からの上陸も可能 |
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油断するとあっというまに囲まれる |
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派手な戦闘も随所に展開される |
今回レビューにあたって本作をひととおりプレイしてみたが、驚いたのはソロプレイモードの出来の良さだ。キャンペーン、ウォーオブザリング、スカーミッシュと、どのモードも楽しくプレイできる。キャンペーンは“GOOD”および“EVIL”各陣営ごとに8つの戦いを勝ち抜くストーリー仕立ての展開になっており、味方の本拠地に波状攻撃をかけてくる敵軍勢を防ぐ大防衛戦や、逆に敵の本拠地に攻め込む総力戦など、映画「ロード・オブ・ザ・リング」での魅力である大兵力同士の戦いが存分に満喫できる。
攻城戦という要素をゲーム上でかなり具体的に盛り込んでいるのも特徴で、マルチプレイよりもソロモードで色々な遊び方で楽しむという制作者側の意図が何となくプレイしていて感じられる。
ゲームを進めるコツとしては、積極的な攻めよりも要塞を中心とした拠点の土台をしっかりかためること、ユニットをしっかりと育てることが重要だ。要塞強化は積極的に行ない敵の奇襲を防ぎ、敵が侵入してくるルートには塔と防衛部隊を置いておかないと、あっというまに敵に蹂躙されてしまう。
また、武器・防具を強化することで敵に勝る戦闘力をつけておくことも重要だ。特に「旗持ち」は重要で、「経験値」か「旗持ち」のスキルを取得することでユニットに陣頭指揮を取る旗を持つ兵士を付けることができる。この旗持ち兵がいる限り、ユニットの兵士が減少しても一定時間で自動的に補充されるため、ユニットの生存性を上げ、レベルを上げて行くには欠かせない存在である。
リングパワーは前述したように、種族の増加に伴い系統が見直されて、効果や有効時間も改善がされている。どちらかというと弓矢や石の大量投下など範囲内の敵集団に対する壊滅的ダメージを与える使い切り系のパワーが充実している。これらのリングパワーをうまく利用することがスカーミッシュモードやオンライン対戦で重要なポイントになりそうだ。
前作で強すぎると問題になった援軍系リングパワーに関しては、弱体化と利用用途自体を相当見直しているようだ。BFMでは攻め込む時の切り込み部隊としての用途が多かったが、BFM2では敵部隊のかく乱用に使ったり、攻め込んでいる際の予備戦力的に使うように想定されているようだ。
BFMでは“EVIL”側の「バルログ」などが自軍の要塞までくると、ほぼ確実に壊滅寸前まで追い込まれたが今回はよく鍛えられたユニットが3~4部隊あればバルログを倒すことができるようになった。むしろ地上ユニット扱いのバルログよりも“GOOD”側の『イーグル』や“EVIL”側の「ドラゴン」などの空を飛ぶユニットの存在の方が迎え撃つ側にとってあしらい辛くなっている。
ユニット類についてはRTSゲームにありがちなジャンケン的な「あの敵には強いが、この敵にはめっぽう弱い」という相性関係は、弓対馬、槍対馬、馬対歩兵、弓対空といった感覚的にすぐわかるような相性はあるものの、ユニットを育てることによって、パワーでウィークポイントを相殺できるケースが多い。これは旗の要素で減った兵士を自動補充できることが大きいかもしれない。
もちろんこれはソロプレイの話で、オンラインでは敵種族の繰り出すユニットに対応した戦い方が求められるはず。個人的な感想では“EVIL”側のトロールが今回種類が増え、非常に手強い存在になったように思う。
思えば一昨年のE3で初めてBFMを見た時、トロールが生えている木を引っこ抜き、それを武器にして兵士をなぎ倒し、あまりの威力に兵士が怯えるといった細かい演出を見た時、「魅せる(見せる?)」RTSという新しいジャンルを開拓しようとしていると興奮し、発売を楽しみにしていた。
ところが、実際年末に発売されたBFMはそのような演出要素はほとんどカットされており、期待していた展開がプレイで体験できずガックリきた覚えがある。2年前に見た内容に細かい演出面では、まだ追いついていないように思えるが、BFM2はゲームとしての進化・完成度は飛躍的にアップしており、EAのゲームにしては珍しく2年間もの時間をかけただけの価値はあるタイトルだと断言できる
不満点としては、ソロプレイをメインとしているせいか1プレイあたりの時間が長いこと、そしてだいぶ改善されたとは言え、やはりRTSゲームとしては「重い」という点が挙げられる。
プレイ時間に関しては、スカーミッシュやチーム戦では2時間以上の長丁場が当たり前なのは辛いところだ。特にスカーミッシュで4人対戦をすると、3時間近くかかったこともある。オンラインの場合は対戦相手が常にプレーヤーとなるため、また状況が違ってくるとは思うが、ソロプレイでのプレイ時間を考えるとオンライン対戦は気軽に手を出して良いものか迷ってしまう。
重さに関しては2006年のRTSとしてはいたし方の無い事なのかもしれないが、やはりハイスペックPCを持っていないとプレイできる機会が無いというのはもったいないことだ。そういう理由かどうかはわからないが、BFM2は現在Xbox 360に移植が進められている。HDTVによる高解像度サポートと、ハイスペックPCをしのぐパワーを持った次世代機の登場により、PCの専売特許と思われていたRTSというゲームジャンルも、いよいよコンソール機への本格進出がされるかもしれない。
Xbox 360, プレイステーション 3は共にUSB標準装備、コントローラのワイヤレス化、オンライン環境の整備などが施され、RTSゲームに必要なマウスやキーボードと言った周辺機器も導入しやすくなっている。Xbox 360版がどのようなアレンジがされて市場に投入されるかが非常に楽しみだ。
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今回トロールがなかなか手強い |
鍛えられた部隊には巨大ユニットも適わない |
旗持ちユニットがユニット成長の鍵 |
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浅瀬を渡る。水面の描写はかなり良い |
巨大ユニット・ムマキル。描写が細かい |
領土の境界。城壁で囲って防衛しよう |
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領土内なら好きな場所に建物が建てられる |
キャンペーンにはボス格のキャラクタも出る |
敵の巨大な城塞に攻め込むこともある |
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カタパルトは今回も強力な兵器だ |
リングパワーの1つ。範囲内部隊を一掃! |
バルログとドラゴン |
■ 競技色は控えめ。じっくりプレイしたい人にお勧めのRTS
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演出も前作より大幅に強化されている。ファンにはたまらないだろう |
前作BFMを楽しくプレイできたゲームファンならBFM2は間違いなく「ロードオブザリング」フランチャイズの決定版として即買い推奨のゲームだ。また、「Warcraft III」以降、プレイスタイルにスピードと効率が求められ競技色の強くなったRTSゲームに辟易としていたPCゲームファンにもオススメしたい。「じっくりゲームの世界を楽しみたい!!」とか「長く遊んで値段分の元を絶対に取りたい!」という方には楽しんでいただけるゲームなのは間違いない。
ただ、他の現行世代のRTSゲームと比較してもかなり「重い」ゲームに分類されるため、ハイエンドPCを所有するコアゲーマー以外は、いっそのことXbox 360版の登場を待つのも手である。移植にあたってXbox Liveを使ったオンライン対戦を重視しない訳は無いと思うので、実はこの移植版について筆者は期待している。もうじき始まる今年のE3で発表されるかもしれないため、引き続きチェックしておきたいタイトルの1本だ。
今後、日本語版が発売される可能性は極めて薄いと思われるが、PC環境と趣向さえ満たしているのであれば、ぜひ英語版でもチャレンジしてみて欲しい。多彩なゲームモードを全て遊び尽くすには相当時間がかるのでお買い得感もある。国内の輸入ゲームを扱うお店ではコレクターズエディションも取り扱っているようだ。メジャーどころでは、メッセサンオー・カオス館やラオックス・アソビットシティー、その他ネット通販などで簡単に購入できる。
その一方で、「マルチプレイで競ってこそRTSゲーム」というプレーヤーには、BFM2はあまり向かないゲームかもしれない。EAは当初大規模なベータテストを実施するなど、オンライン対戦をプッシュしていたが、やはり重いゲームは、競技色の強く短期決戦が求められるRTSのマルチプレイには向いていないと思う。
「Starcraft」や「Warcraft III」、「Age of Empires 2」、「Age of Mythology」といったタイトルがいまだにプレイされ続けている理由はゲーム自体の完成度の高さとシリーズ支持層の厚さはもとより、あまり高いスペックを要求せず、短時間で勝負が付く点もあるのは間違いない。
BFM2の醍醐味はソロプレイで様々なシチュエーション下で展開されるキャンペーンモードをクリアしていったり、スカーミッシュモードなどで様々な戦略を考えて実践してみたり、箱庭シミュレーションゲーム感覚で自分の領土を城塞都市化してみたりと、色々な遊び方を追求していくのがこのゲームの正しい遊び方だと考えている。
シングルプレイデモが公式サイトよりダウンロード可能なので、まずは体験版をプレイしてから製品版の購入を検討してみるのも良いだろう。久々にPCゲームで充実した時間を過ごせたので筆者の満足度は極めて高い。今年一年はプレイし続けるゲームの1本に入るだろう。
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ユニットを大量に動かすとやはり重い |
ドワーフの本拠地から。細かい描写が嬉しい |
大部隊を指揮する楽しさが体感できる |
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【The Battle for Middle-Earth II】
- CPU:Pentium 4 1.6GHz以上
- メモリ:256MB以上(512GB以上推奨)
- HDD:6GB以上の空き容量
- ビデオメモリ:64MB以上
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□Electronic Artsのホームページ
http://www.ea.com/
□「The Battle for Middle-Earth II」の公式ページ
http://www.ea.com/official/lordoftherings/bfme2/us/home.jsp
(2006年4月24日)
[Reported by ryuo]
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