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ゲームズアリーナは、株式会社ドワンゴの子会社で、ドワンゴグループにおけるゲーム事業の統括機関として、傘下にチュンソフトおよびスパイクを有する、戦略の企画、立案、強化を目指す中間持ち株会社。 「有限責任事業組合(LLP)」とは、昨年8月から施行された「有限責任事業組合契約に関する法律」によって生まれた新しい事業組合。複数の会社が共同で起業する場合、従来は合弁会社または任意組合を設立するのが一般的であった。「LLP」は負債が生じた場合の支払い義務が一定限度となる「会社」と、法人税の支払い義務がないという「組合」の双方の利点を取り入れた、中間に位置するもので、起業を容易にしている。 LLPの第1弾「ゲームズアリーナLLP1号(仮称)」では、チュンソフト監修のもと「モノライク(仮)」、第2弾「ゲームズアリーナLLP2号(仮称)」では、スパイク監修のもと、「侍道オンライン(仮)」というタイトルのオンラインゲームをそれぞれ開発、展開していくという。
ゲームズアリーナではLLPの設立について、「ドワンゴグループにおけるゲーム事業の経営資源をゲームズアリーナに集約し、ドワンゴのシステム構築ノウハウとチュンソフトやスパイクのゲームソフト開発ノウハウを相互に活用することにより連携を深めるというグループ戦略に沿うものです。タイトルごとにLLPを設立することでプロジェクト管理を徹底すると同時に、各社の役割分担を明確化し得意分野を事業に生かすことでグループ全体のシナジー効果の向上を図っていきます」としている。
□ゲームズアリーナのホームページ (2006年4月18日) [Reported by 滝沢修]
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