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価格:6,090円
Xbox 360「ザ・コンビニ 200X」は、コンビニエンスストア経営シミュレーションゲーム「ザ・コンビニ」シリーズ最新作。プレーヤーは“コンビニエンスストア”チェーンのオーナーとなり、店舗設営、取扱商品、スタッフ管理、宣伝など、経営手腕を尽くして売り上げを伸ばし、シナリオごとに設定された目標の達成を目指す。開発元は株式会社マスターピースで、同社がコンシューマ版を全面的に手がけるのは本作が初になるという。 コンビニチェーンの経営シミュレーションだけに、プレーヤーの手に委ねられた権限はとてつもなく大きい。店舗は、立地条件、地価、周辺環境などを考えて、規模や内装のレイアウト、営業時間などを決めていく。取扱商品の利益率もプレーヤーの任意。賞味期限、回転率、客のニーズなどを踏まえて過不足なく品揃えを充実させていくのが上手なコンビニ経営の第一歩。 ただ商品を並べて売るだけではなく、TVCM、新聞広告、ダイレクトメールなどのPR活動も重要。思考エンジンの強化により、マップ内に存在する約5万人の客層はひとりひとり独立した思考や意思を持つ。客同士の口コミや季節の変化を察知するのも重要なポイント。来客を増やすため、ときには警察、学校、遊園地などの企業を誘致したり、さらにはライバル店を買収するといった第三者的な要素も取り込んでいかなければならない。さらには、温泉、ガソリンスタンド、神社など、一見すると「それがコンビニと何の関係が?」と疑問に思われそうなものまで併設可能。それぞれ売上が計上されるほか“温泉につかったあとは腰に手をあてて瓶牛乳をゴクゴク”といった相乗効果も期待できる。そこはプレーヤーの腕次第と言うことだろう。 これまでのシリーズ作品では1社だけだったライバルチェーンは、今作から2社に増加。これまでの1対1による真っ向勝負が、自店がライバル店舗に挟まれたり、ダンピング商法で両方のライバルにダメージを与えるといった劇的かつドライな関係へと変化。“仮想現実内の住人”たちだけでなく、こうしたライバルチェーンとの真剣勝負も楽しめるというわけだ。
本作はXbox Liveに対応しており、シナリオごとにクリアした結果をハイスコアサーバーに登録できる。全国ランキングなどが表示されることで、これまでスタンドアロンなプレイスタイルが主流の「ザ・コンビニ」シリーズにはなかった“日本一のコンビニ経営者を競う”という競争要素が生まれたのは大きい。こうした“現実のライバル”の存在は、プレーヤーにとって新たな刺激材料となってくれそうだ。
(C) 2006 HAMSTER Co. (C) 2005 Masterpiece Co.,LTD.
□ハムスターのホームページ (2006年3月29日) [Reported by 豊臣和孝]
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