家庭用アレンジモードを搭載した本格派STG タイトー、PS2「鋳薔薇(いばら)」本日発売
2月23日 発売
価格:7,140円
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株式会社タイトーは、プレイステーション 2用シューティングゲーム「鋳薔薇(いばら)」を2月23日に発売した。価格は7,140円。初回版には、限定特典として小冊子「鋳薔薇 爆裂攻略集」が付属する。
PS2「鋳薔薇」は、2005年6月よりアーケードで稼動中の縦スクロールシューティングゲームをPS2向けに移植したもの。アーケード版の開発元は株式会社ケイブ。繊細なグラフィック表現、ハイスコア狙いのプレーヤー層を強く意識したボムを駆使するスコアアップシステムなどのち密な仕掛けが好評を博している。
PS2版は、全6ステージのアーケード版を移植した「アーケードモード」、特定のステージやボス戦から始めて練習できる「プラクティスモード」、コンシューマ独自の調整が施された「アレンジモード」、ゲーム本編の画像やポスターなどで使用されたイラスト、イメージスケッチなどが自由に閲覧できる「ギャラリーモード」、アーケードまたはアレンジモードのハイスコアが確認できる「ランキングモード」の5つで構成されている。
本作の注目点は、移植度の高いアーケードモードもさることながら、コンシューマ独自の調整が施された「アレンジモード」の存在だろう。ショットボタン押しっぱなしで、強力なショットを自動連射しつつ機体速度を落とすことが可能。装備オプション、フォーメーション切替が好きなときに実行できるほか、プレイ内容に応じて変化する“難易度ランクゲージ”がリアルタイムで表示される。
アミューズメント施設向けに限定100枚で出荷されたAC「鋳薔薇黒ブラックレーベル」は、本作のアレンジモードをアーケード向けに逆移植したもの。薔薇アイテムで難易度が調節できる「薔薇死(DIE)す! = バラダイス」システムの搭載など、ノーマル版「鋳薔薇」をやり込んだ人ほどグッとくる調整がなされている。身近に導入店がない人はもちろん、とことんやりこみたい人にも迷わずおすすめできる作品だ。
《 ストーリー 》 |
時は19世紀。蒸気機関の発達に沸く、北欧の国『エーデルワイス』。
精密な機械技術産業に長け、目覚しい発展を遂げていくエーデルワイス。だが、暗雲はいつも突然に訪れる。
誰もが願わぬ時に。
その日は妙に煙たく、冷たい空気の朝だった。
かつて『テレサ・ローズ博士』と呼ばれていた女性は、不敵に微笑む。
「汚らわしい地上を、人類を、すべて壊してしまいましょう。この世界を綺麗にしてしまわなければ。そうね、その後は……地上一杯にステキなバラ園を作りましょう」
「ワタシタチガ キレイニ シテアゲル」
テレサは、5人の娘たちと、刃の塊のような要塞をたずさえて侵攻を開始した。
『ローズ・ガーデン』と記された紋章の下、不気味に笑う“鉄人の爪”が建物を破壊し、雲かのごとき飛行機の咆哮が大地を焦がす。
人々の悲鳴と立ち上る炎が要塞を照らす。さながらそれは、紅蓮の大地に咲く一輪の美しい花。
『ローズ・ガーデン』の勢いは物凄く、エーデルワイス政府軍は苦戦を強いられていた。
悪化する一方の戦況。政府軍では手に余ると見たエーデルワイス皇宮は『ネゴシエータ』と呼ばれる皇宮特殊攻撃部隊に出動を命じる。
“直ちに武機を以って『ローズ・ガーデン』の殲滅にあたれ”
密かに用意されていた“武機”それはまるで、テレサ軍の脅威を予測していたかのような力を有し、この日を待ち望んでいたかのようにまぶしい光を放っていた。
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【ローズガーデン】 |
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□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□ケイブのホームページ
http://www.cave.co.jp/
□製品情報
http://www.taito.co.jp/d3/cp/ibara/
□関連情報
【2月20日】ケイブ、AC「鋳薔薇」
ローズ・ガーデン誕生秘話を語ったWEBマンガを配信
http://watch.impress.co.jp/docs/20060220/ibara.htm
【1月27日】ケイブ、AC「鋳薔薇」サントラCDを発売
「ローズ・ガーデン」6人のフィギュアも発売予定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060127/ibara.htm
【1月18日】タイトー、PS2「鋳薔薇」
初回限定特典に「爆裂攻略集」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060118/ibara.htm
(2006年2月23日)
[Reported by 豊臣和孝]
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