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【ビズ体験シリーズ 起業道】
価格:5,040円
発表会では最初に、コクヨ代表取締役社長の黒田章裕氏から、「ひらめき支援事業」の紹介が行なわれた。同社は創業100周年を迎えるにあたり、「ひらめき・はかどり・ここちよさ」というブランドメッセージを掲げており、「ひらめき支援事業」はそこから生まれた新事業の1つとなる。 「ひらめき支援事業」では、創造性のベースとなる知識を楽しく学べるゲームの開発と提供、創造性向上を支援する“発想ツール”の開発・提供、教育施設の開発・運営の3つを事業の柱としている。今回発売される「ビズ体験シリーズ 起業道」は、「ひらめき支援事業」の第1弾として挙げられたゲームソフト。シリーズタイトルとして、第2弾、第3弾の発売も予定しているという。 PSP用「ビズ体験シリーズ 起業道」は、基本的にはテキストアドベンチャーの形式で進行する。広告代理店に勤める29歳の男性が主人公で、彼が起業し、業界ナンバー1を目指すという人生をシミュレートした内容。エンディングはプレーヤーの選択により、複数に分岐する。全部で41人のキャラクタが登場するなど、アドベンチャーゲームとしての厚みにも力が入れられており、起業に興味がない人にもゲームとして楽しめるよう作られているという。
また本筋となるゲームに加え、プレイをサポートする3つのモードが収録される。ひとつは「用語モード」で、ゲーム中に出てくる経営やマーケティングなどの専門用語を随時調べられるというもの。2つ目は「レビューモード」。ビジネスの知識やノウハウなどを図式で解説するもので、用語に留まらない詳細な知識が得られる。3つ目が「確認テスト」。シナリオで学んだことを確認するもので、正しい知識を身に付けられたかどうかチェックできる。
PSPというハードを選んだ理由について服部氏は、「PCなども検討したが、コンシューマでやりたいという話になった。当時はちょうど、新しい携帯型ゲーム機が出た時期。PSPは19歳から34歳という本作のターゲットにも合っているし、携帯機での使い勝手のよさもあって選んだ」という。販売目標は、「2年間で20万本」としており、かなり息の長いセールスを見込んでいるようだ。
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□コクヨのホームページ (2006年2月16日) [Reported by 石田賀津男]
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