【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

コクヨ、起業をシミュレートするアドベンチャーゲーム
PSP「ビズ体験シリーズ 起業道」発表会を開催

2月16日 発表会開催

【ビズ体験シリーズ 起業道】
3月9日 発売予定

価格:5,040円

「ひらめき支援事業」の大枠について説明した黒田章裕代表取締役社長
 コクヨ株式会社は、3月9日発売予定のPSP用ビジネスアドベンチャー「ビズ体験シリーズ 起業道」の発表会を16日に開催した。

 発表会では最初に、コクヨ代表取締役社長の黒田章裕氏から、「ひらめき支援事業」の紹介が行なわれた。同社は創業100周年を迎えるにあたり、「ひらめき・はかどり・ここちよさ」というブランドメッセージを掲げており、「ひらめき支援事業」はそこから生まれた新事業の1つとなる。

 「ひらめき支援事業」では、創造性のベースとなる知識を楽しく学べるゲームの開発と提供、創造性向上を支援する“発想ツール”の開発・提供、教育施設の開発・運営の3つを事業の柱としている。今回発売される「ビズ体験シリーズ 起業道」は、「ひらめき支援事業」の第1弾として挙げられたゲームソフト。シリーズタイトルとして、第2弾、第3弾の発売も予定しているという。

 PSP用「ビズ体験シリーズ 起業道」は、基本的にはテキストアドベンチャーの形式で進行する。広告代理店に勤める29歳の男性が主人公で、彼が起業し、業界ナンバー1を目指すという人生をシミュレートした内容。エンディングはプレーヤーの選択により、複数に分岐する。全部で41人のキャラクタが登場するなど、アドベンチャーゲームとしての厚みにも力が入れられており、起業に興味がない人にもゲームとして楽しめるよう作られているという。

 また本筋となるゲームに加え、プレイをサポートする3つのモードが収録される。ひとつは「用語モード」で、ゲーム中に出てくる経営やマーケティングなどの専門用語を随時調べられるというもの。2つ目は「レビューモード」。ビジネスの知識やノウハウなどを図式で解説するもので、用語に留まらない詳細な知識が得られる。3つ目が「確認テスト」。シナリオで学んだことを確認するもので、正しい知識を身に付けられたかどうかチェックできる。

左から、服部氏、黒田氏、植田氏
 会場では簡単な説明とプロモーションビデオ上映の後、質疑応答の時間が取られた。質問に答えたのは、黒田氏と、RDIセンター事業開発室室長の植田隆氏、プロデューサーの服部悦子氏。

 PSPというハードを選んだ理由について服部氏は、「PCなども検討したが、コンシューマでやりたいという話になった。当時はちょうど、新しい携帯型ゲーム機が出た時期。PSPは19歳から34歳という本作のターゲットにも合っているし、携帯機での使い勝手のよさもあって選んだ」という。販売目標は、「2年間で20万本」としており、かなり息の長いセールスを見込んでいるようだ。

「ひらめき・はかどり・ここちよさ」というブランドメッセージから生まれた「ひらめき支援事業」 ゲームの紹介では、ビジネスコミックなどのイメージを取り入れ、気軽に遊びながら学べることが強調された 黒田氏のデモプレイも実施。今までPSPに触れる機会もなかったそうだが、操作方法を尋ねることもなく、スムーズにプレイしていた

【スクリーンショット】
ゲームは基本的にテキストアドベンチャーの形式で進行する ストーリーの分岐では専門的な知識が必要になる場合もあるが、それについての解説も用意されている
専門用語はいつでも「用語モード」で意味を確認できる 図式で解説する「レビューモード」も搭載 専門的な知識の理解度は「確認テスト」で把握できる


Copyright 2006 KOKUYO Co.,Ltd. All rights reserved.

□コクヨのホームページ
http://www.kokuyo.co.jp/
□「ビズ体験シリーズ 起業道」のページ
http://www.kokuyo.co.jp/rdi/biz-taiken/

(2006年2月16日)

[Reported by 石田賀津男]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.