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価格:6,090円
「ウォレスとグルミット」とは、イギリスで制作された人気クレイアニメーション。“クレイアニメーション”とは、粘土(クレイ)で人形や背景物などを制作し、それを少しずつ動かしながら1コマずつ撮影する立体アニメーション。撮影に膨大な手間と時間を要するが、独特の質感と動き、暖かみのある映像が楽しめることから国内外で根強い人気を誇る。
同作品は、世界中で1,000万人のファンを擁するといわれるクレイアニメーションのなかでも屈指の人気シリーズ。3月18日より日本でも公開される劇場作品「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」は、スティーヴン・スピルバーグ監督ひきいるスタジオ「ドリームワークス アニメーション」協力のもとで制作された初の長編映画。PS2版は、劇場版の世界観やストーリーが忠実に再現されているのが特徴。キャラクタはもちろん、背景、小道具にいたるまで、劇場版のディティールそのままの3Dグラフィックスを実現しているという。
年に一度のお祭り「巨大野菜コンテスト」まであと数日。町の住人たちは、いかに大きな野菜をつくるかで、日々頭がいっぱい。だけど、町中がお祭り騒ぎに向けて盛り上がるなか、丹精こめて育てていた巨大野菜を食べてしまう畑荒らしのウサギが大繁殖! 発明家「ウォレス」とそのパートナーである忠犬「グルミット」は、プロの害獣駆除隊(アンチペスト)としてウサギ回収マシーン「BV6000」を駆使し、ウサギから巨大野菜を守っていた。コンテストの主催者にして、心優しい美女「レディ・トッティントン」も一大イベントを開催できる目処が立ち、ほっと胸をなでおろす。 しかし、ある夜、またもや大事な畑が荒らされる事件が発生! 今までにないほど荒っぽい手口に、住人たちからは「正体不明のウサギの怪物が出現した」という噂が飛び出すほど。「レディ・トッティントン」は再び「ウォレス」に野菜を守ってくれるよう依頼するが、以前からレディの財産を狙っていた傲慢な男「ヴィクター」がこの騒ぎに乗じて悪巧みを考える。 はたして「ウォレス」と「グルミット」はこの難事件を解決できるのか!?
クレイアニメーションがモチーフになっていることもあり、本作はコミカルかつ多彩なアクションが特徴。連続アタック、プッシュ、バックフリップ、空中アクション、スライディングや派生技のスピンアタックなどの基本アクションから、ウォレスが発明した「うさぎ吸引銃“バニーバンバン”」に代表されるコミカルなアイテムや乗り物が多数登場してプレーヤーの目を楽しませてくれる。ふたり同時プレイも可能で、友だちや家族で一緒に協力しながらゲームを進められる。
ゲーム中に登場する花、食器、カーテン、機械、通行人はすべて物理計算とAIにもとづいて制御されている。町全体をまるまる再現する手法が採用されており、ただ黙々とミッションをこなすだけでなく“箱庭風のバーチャル空間”を堪能することも可能になっている。これひとつとっても、シリーズのファンなら絶対に見逃せない内容といえそうだ。
■ 動画も公開!
Wallace and Gromit "The Curse of the Were-Rabbit" (c) Aardman Animations Limited 2005. Wallace and Gromit are the exclusive property and trademarks of Aardman/Wallace and Gromit Limited and are used in licence. Game Engine (c) 2005, Frontier Developments Ltd. Published by Konami Corporation under license from Aardman Animations Limited. "KONAMI" is a trademark of KONAMI CORPORATION.
□コナミのホームページ (2006年1月30日) [Reported by 豊臣和孝]
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