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会場:UNIT(代官山) 【「ツーリスト・トロフィー」】 2月2日発売
6,090円
「SUN PAULO」と「TT」のディレクター七澤崇聖氏の出会いは、共通の友人を通じてのもの。当日は七澤氏も会場に顔を見せたほか、ポリフォニー・デジタルプレジデントの山内一典氏もお祝いに駆けつけた。
また、2部構成となっていた「SUN PAULO」のステージでも「TT」のオープニングテーマ「I AGAINST A SPEED」が演奏されるとともに、VJでは「TT」の映像がフィーチャーされ、ステージバックに大きく「TT」のロゴが表示された瞬間、満員の会場は大きく盛り上がりを見せた。「I AGAINST A SPEED」のライブバージョンは、よりテンション高くギターが響くものになっており、「TT」での楽曲を知らなくとも十分に踊れて楽しめる、そんなアレンジに仕上がっていたのが印象的だった。また、「WHO I AM?」、「DISCOMMUNICATION」と、第2部は「TT」のために書き下ろされた曲のオンパレードとなっていた。
・第1部
・第2部
■ 山内氏、七澤氏に直撃!
――「TT」が無事発売されるわけですが、手ごたえは感じてらっしゃいますか? 山内 「GT」の時も発売するときは何もわかってなかったわけですよね。今回も日本にどれぐらいバイク人口がいて、どれぐらいバイクに興味を持っている人がいて、どれだけアツいか、というのは、ソフトを出してみてみないとわからない。すごく楽しみにしてますけどね。 ――バイクユーザーを育てるという観点が見えるソフトですね。 山内 本当にそうだと思いますよ。「GT」を発売したときもそうでしたから。最初はみなさんに認めてもらえるかわからなかったわけですし。そういうチャレンジを七澤がやりたいということであれば、サポートしようと。 ――「GT」と比較されることになると、それはプレッシャーになりませんか? 七澤 そりゃそうですよ(笑)。かたや世界一売れてるわけですから。 山内 ポリフォニー・デジタルの看板も背負ってるわけだしね(笑)。 七澤 それを汚してはいけないというか。制作しているときはそういうことだけでなく、スタッフが考える最上の、最大のクオリティということを「GT」、「TT」の制作をしているなかで感じてきたことですから。方法論としてはぶれていないし、このフィロソフィーで作ればいいんだと思っていたんで、発売されてからどうのこうの、というのはあまり考えてきていなかったですね。 山内 ソフトが完成するということはすごいことなんですよ。普通完成しないんですよ。マジで。だから、完成するということだけですごいことなんですよね。 ――今日はまさに完成してほっとしているというところですか? 七澤 今日だけですね(笑)。次は北米、欧州と続きます。 ――バイクレースが盛り上がる海外こそ勝負どころという感じがしますが…… 七澤 とはいえ、日本がどうの、海外がどうの、というよりも、最上のものを作ろうというところは変わらないですよ。 ――発売を楽しみにしているユーザーさんに一言ありましたら…… 山内 とにかく遊んでみてください。 七澤 あ、言われちゃった(笑)。まずは遊んでみてください。 なお、「TT」のサウンドトラックがフォーライフ ミュージックエンタテイメントより3月15日に発売される(品番:FLCG-3120)。「SUN PAULO」の4曲と、MAKOTO氏の11曲の楽曲のほか、さらにイメージソングの計20曲が収録されているという。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
□プレイステーションのページ (2006年1月30日) [Reported by 佐伯憲司]
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