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ナムコのAC「アイドルマスター」、
コロムビア・アニメイト主催「シークレットイベント」開催

1月21日 開催

会場:赤羽会館

関係者だけでなく、ファンからも贈られた大きな花が入り口付近に並べられていた
 ナムコのアーケードゲーム「アイドルマスター」のシークレットイベントが、1月21日、東京・赤羽会館にて行なわれた。このイベントはCD「THE IDOLM@STER MASTER PIECE」シリーズの発売記念として、コロムビア、そしてアニメイトが主催したもの。アニメイト店舗において、シリーズ3枚のCDを購入して得られる応募券で抽選を通過したユーザーのみが入場を許されるとあって、オークションも盛り上がるほどの超人気。

 水瀬伊織役の釘宮理恵さんが欠席することは事前から告知されていたが、ゲームバージョンではないフルバージョンの楽曲が中村繪里子さん(天海春香役)、今井麻美さん(如月千早役)、たかはし智秋さん(三浦あずさ役)、落合祐里香さん(萩原雪歩役)、平田宏美さん(菊地真役)、若林直美さん(秋月律子役)、仁後真耶子さん(高槻やよい役)、下田麻美さん(双海亜美・真美役)の8人のメンバーで聴ける初のイベントということで、AOU2005での「アイドルマスター6/9(きゅうぶんのろく)」から1年、ファン待望のイベントとなった。当日は雪が降り積もるなか、全席指定でありながら、会場限定グッズなどを求めてファンが長蛇の列を成した。

 イベントは「THE IDOLM@STER」のゲームバージョンで8人が登場。「アイマス」イベントではお約束の「プロデューサーさん! 赤羽ですよ! 赤羽!」のあいさつとともに、中村さん、今井さんが中心となって進行した。

 パートナーを紹介しあう「他己紹介」では、若林さん、下田さん組、たかはしさん、仁後さん組、中村さん、落合さん組、平田さん、今井さん組とに分かれ、ほめあっているのかけなしあっているのかなんだかわからないパニック状態のなか、観客の拍手の大きさでたかはしさん、仁後さん組が優勝。ディレクターの石原氏から「横浜ベイシェラトンペア宿泊券っぽいもの」がプレゼントされた(はず)。

「9:02pm」ではしっとりとした歌声が会場を包み込んだ
 続いて、CDのタイトル曲となる「魔法をかけて!(中村、落合、若林)」、「9:02pm(たかはし、今井、平田)」、釘宮さんの代打で中村さんが参加した「ポジティブ!(仁後、下田、中村)」の3曲をそれぞれのユニットが次のユニットを紹介しながら披露。下田さんが「つうか歌詞忘れたー!」と本当に歌詞を忘れてファインフォローするなど、ステージも観客席も一体化する盛り上がりを見せた。

ドラマ「伊織を探せ」では、ゲームを知っていると笑えるネタも多数
 続いてはドラマ「伊織を探せ!」。生で9人(!)が登場する熱の入ったドラマで、石原ディレクターの書き下ろし。途中で2通りの展開が用意されていて、ファンの多数決で進行が決定するという推理仕立ての構成になっており、キャラクタの個性を引き出す数々の台詞に会場は笑ったりしんみりしてみたりとすっかり没入していたようだ。

 ドラマの最後は「THE iDOLM@STER(M@STER VERSION)」を披露。今回、楽曲の披露とともに観客の心をわしづかみにしたのは、ゲーム内でのダンスをマイクを持って展開するようにアレンジされた華麗な振り付けの数々。それぞれのユニットでアレンジしたものだったが、「01」ユニットのアレンジは若林さんが担当していたそう。練習に参加できなかった落合さんに、手製のレッスンビデオや絵コンテを作ってあげたんだとか。

「プロデューサーへの手紙」では、客席からの応援もアツかった
 そして盛り上がりも絶好調のなか「プロデューサーへの手紙」が披露された。8人からのメッセージという形で、「アイマス」への思いがあふれる内容だったが、今井さん、中村さんは初期から関わってきたこともあってか、感慨とともに中村さんが涙ぐむ場面もあった。

 また、途中とラストには、サイン入り色紙や筐体パーツ(!)などがプレゼントされる抽選会も行なわれた。ロケテスト時の等身大POPなど驚愕の大きさのプレゼントがあるのはナムコのイベントでは常識だが、当たった人の複雑な反応には会場が爆笑に包まれる一幕もあった。

 全体的に手作り感覚を意識して作られた、声優ファン、「アイマス」ファンにやさしいイベントとなっていたのではないだろうか。「次はドームで!」と中村さんがにこにこしながら語っていたが、ぜひまたメンバーの歌声を、楽しいトークを聴きたいと思わせるイベントになっていたことは間違いないだろう。

 ライブ後、8人がコメントを寄せてくれた。

 「我々もつい嬉しくなってしまって、アドリブも増えて、つい時間が長くなってしまいました。初めて大きなところでやらせてもらって、いい記念であると同時に、最初のステップとしていい教訓になりました。私としてはいい仲間に囲まれて、1つになれたような気がするので、これからが楽しみです」(たかはし)

 「『アイマス』のイベントとして初めてこんな大きなステージに立てたんですけど、アイドルって大変なんだな、ってわかりました。歌の歌詞にもあるように、私自身にとってもとってもいい経験になるイベントでした。これからも雪歩ちゃんを通していろいろな糧にできたらなと思います」(落合)

 「練習時間が無くて、今日がはじめてちゃんとみんなで合わせられたので、不安で眠れなくて……でも皆を見たらパーッと不安が消えて、客席を見たら一気に吹っ切れました」(下田)

 「1から、0から作ってきた今日のイベントだったので、皆さんが楽しんでくれた一言が本当に嬉しいです。『アイマス』のイベントは常に伝説をつくってると思うので、ここをスタートに新しい伝説を作っていきたいと思います。これからも皆さん応援お願いします」(今井)

 「今日イベントをやってみて、これって『アイマス』そのものだなって思って。麻美ちゃんと2人で『アイマス』のイベント的なことをやらせてもらってから、いろんなことの積み重ねが今日のイベントに繋がってると思えるところが、春香としても、中村自身としても嬉しかったですね。本当に『プロデューサーさん、ドームですよ、ドーム!』と言えるところまで突っ走っていきたいと思いますので、皆さんもぜひついてきてください!」(中村)

 「いつもそう思うんですけど、準備してるときは時間あるあるって思うのに、いつの間にか終わってて、きっと見てる人も時間を忘れるぐらい夢中になってくれたと思います。最初直ちゃん(若林さん)が『振り付けやろう!』って言ったとき、みんなやりたいって言ってくれて、やっててよかったなって思いました。あったかい人達に囲まれて、ずっとあっためてきたものがみんなの前に出せて、すごくいいなと思いました」(仁後)

 「今回初めて8人揃って、本番になると、みんな本番強いんだなって思いました。すごくみんなひとつになれて、いい空間だったなって思ってます。今度こそ9人でやれたらな、と思います」(平田)

 「今、満身創痍って言うんですか、HPもMPもスタミナもゼロって感じでなんとかいるので、これ以上喋ると……。今日はほんとに、ありがとうございました。すごいみんなと協力できて、よかったと思います。これからも、よろしくお願いします!」(若林)

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□コロンビアの「アイドルマスター」のページ
http://columbia.jp/idolmaster/
□アニメイトのホームページ
http://www.animate.co.jp/
□「アイドルマスター」公式サイト「THE IDOL M@STER WEB」
http://www.idolmaster.jp/

(2005年1月30日)

[Reported by 佐伯憲司]



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