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会場:赤坂ANTZ
キャラクタが空高く飛び上がったり、光を放つ鎌を振り回したり、目にもとまらぬ早さで銃弾を浴びせたりと、キャラクタのアクションが非常に派手に表現されており、スタイリッシュな戦いを楽しめるのも大きな魅力だ。 韓国ではオープンβテスト時に登録会員数120万人、最高同時接続者数8万人を記録し、昨年12月からは月額課金による正式サービスに移行している。ゲームポットは日本でのサービス時期として、クローズドβテストを2006年第2四半期に予定している。第3四半期にはオープンβテストを開始し、そして正式サービスに移行する予定だ。課金形態に関しては現在のところ、未定になっている。 ちなみに韓国での「CABAL ONLINE」は、オープンβから1カ月ほどで正式サービスに移行している。月額の金額は22,000ウォン(約2,200円)とのこと。日本でのサービスにあたり、基本的なローカライズはESTsoftが行ない、ゲームポットは開発に協力をしていき、同時に日本からの企画をゲーム内に実現させていくという。GMなど運営に関してはゲームポットが行なう。こういった協力体制は、ゲームポットの「スカッとゴルフ パンヤ」と同じような運営形態と言えるだろう。
登壇したゲームポット代表取締役社長植田修平氏は「この『CABAL ONLINE』は技術的な部分や、MMORPGでありながらエンディングがあるストーリーなど様々なポイントで挑戦的なタイトルです。コンボなどキャラクタのアクションが非常に爽快で、特にここに注目をして欲しい。既存のオンラインゲームにとらわれない新しい楽しさを持った作品だと思います」と語った。
■ 絶対的な悪と対決する壮大なストーリーと、ド派手な戦いが魅力 「CABAL ONLINE」では、プレーヤーは人類滅亡を目前とした世界に降り立つ。「CABAL」とは陰謀や秘密結社という意味を持ち、プレーヤーはゲーム内でクエストをこなし、ストーリーを進めていくことで人類が繰り返している戦争の裏で巨大な陰謀が進行していたことを知ることになる。プレーヤーは文明の隆盛すらもコントロールし、陰謀を巡らしていた「絶対的な悪」の正体を暴き、人類破滅の陰謀を阻止するために戦っていく。
クエストでは制限時間の設定された特別な「クエストダンジョン」も登場する。タイムリミット内にダンジョンのボスを倒すには、仲間との協力が必要不可欠となるだろう。この他にも、パズル要素や探索要素がある。 「CABAL ONLINE」のキャラクタには6つの“バトルスタイル”が存在する。重装備で大きな攻撃力を持つ「Warrior」、この世界の魔法的概念である“Force”によって大きな防御力を獲得した「Force-Shielder」、ライトアーマーを装備し、華麗な二刀流で戦う「Blader」、Forceによる強力な攻撃を行なう「Wizard」、剣にForceによる炎をまとわせて戦う「Force-Blader」、矢にForceを込めて発射する「Force-Archer」。それぞれのバトルスタイルは専用のスキルと武器を持っている。 キャラクタはスキルによって、目にもとまらない連続攻撃や、光をまとった攻撃などを行なう。彼らの戦う姿は実にかっこよく、本作の大きな特徴となっている。2丁拳銃を撃った後、その銃を合体させライフルの様に構え強力な弾を撃ち込む、盾に光を集中させ振り回すなど、キャラクタによっては武器を「変形」させて戦っているところも注目である。 この武器の変形はスキルによって行なわれる。高レベルキャラクタは、1つの武器を様々な形態で使い攻撃できるようになり、スキルポイントの続く限り連続攻撃を加えられるようになる。今回掲載したムービーで、是非彼らの華麗なコンボを見て欲しい。 本作はレベル上げが比較的容易に設定されており、一定期間ログインをしないと、再度ログインしてからしばらくは入手できる経験値が倍になるなど、レベル上げを補助するシステムも導入する。実際、韓国ではオープンβテストが行なわれた1カ月間でレベルキャップの60レベルまで到達したプレーヤーもいたという。正式サービスではこのレベルキャップが100まで引き上げられた。60レベルになると、大きな節目となるエピソードが展開し、さらに100レベルになると「エンディング」に到達できる。 本作ではエンディングを迎えてもゲームは続き、戦争や、国家戦、ギルド戦などの大規模PvPを体験できるようになる。現在は韓国でもレベル100まで到達したプレーヤーは存在せず、大規模PvPは今後のアップデートにより導入される。ちなみに、PvPに関しては、現在は1vs1の対決が楽しめる要素が取り入れられており、レベル帯などを設定して、自分と同じくらいの力量を持ったプレーヤーと戦いが楽しめる戦場が用意されているという。
今回発表された要素では、まだ「CABAL ONLINE」の真の姿が明らかになったとは言い難い。MMORPGは進化していくコンテンツである。ゲームバランスや、様々な要素など、日本でβテストが始まる頃には大きく変化している可能性もある。日本での展開が楽しみなタイトルである。
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□ゲームポットのホームページ (2006年1月10日) [Reported by 勝田哲也]
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