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【連載第46回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

Xbox 360初のジョイスティックと新春ゲームグッズ大プレゼント!


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。連載開始から1年、皆さんのご愛顧大変感謝しております。今年もよろしくお願いいたします。



 新年明けましておめでとうございます。2005年1月5日に第1回がスタートした「使って/試してみました! ゲームグッズ研究所」も、今回の第46回を持って1周年を迎えることができた。読者の方々には感謝の言葉もないが、研究所員一同、2006年もレポートにいそしむ所存であるので、よろしくお願いしたい。

 さて、今回は年末に発売された新型ゲームマシンであるXbox 360の初の周辺機器となる「DEAD OR ALIVE 4 スティック」を軽くレポート。また、1周年記念として、前半ではこれまでに紹介してきた全製品の中から、研究所員が「これは! 」と感じた一品を簡単ながらピックアップしている。そちらもぜひご覧頂きたい。そして、1周年及び、2006年の第1回目を記念し、2005年の後半に扱った製品をいくつかプレゼントしてしまおう。最後までじっくりと読んでいただきたい。



● ボイスチャットにも対応! 「DEAD OR ALIVE 4 スティック」

 昨年12月10日に発売されたXbox 360の初のサードパーティ周辺機器、それが12月29日にソフトと同時に発売となった「DEAD OR ALIVE 4 スティック(DOA4スティック)」だ。格闘ゲームはジョイスティックじゃないと遊びづらい、というユーザーには待望の製品であるのはもちろん、「Xbox Live Arcade」など、ほかのタイトルでも使用できるジョイスティックとして注目されていた製品。無事に発売日に購入できたので、早速レポートをお届けしよう。

「DEAD OR ALIVE 4 スティック」

    メーカー:HORI
    価格:7,329円
    連射機能:なし
    拡張端子によりヘッドセット接続可


 「DOA4スティック」は、Xbox 360に対応した有線式のジョイスティックコントローラ。拡張端子を下部に搭載しており、Xbox 360用ヘッドセットを接続することでボイスチャットも可能。1レバー6ボタン+RB、LB、BACK、STARTの4つのボタンが搭載されており、白いボディに新キャラクタの「こころ」をメインにあしらった天板がインパクトを感じさせる。

 ボタン、スティックともにHORI製の独自のものを採用。HORIといえば、一昨年前発売されたプレイステーション 2用のヘビー級ジョイスティック「REAL ARCADE PRO(以下RAP)」が思い浮かぶが、「DOA4スティック」はそこまで巨大ではなく、むしろ同社がPS2汎用として従来から発売している「FIGHTING STICK2」に近い大きさになっている。レバーは4つの樹脂スイッチによって入力されるタイプで、ジョイスティックとしてはアーケード用コントロールパネルに使用されている三和電子のタイプに近いもの。ボタンは基板に直接半田付けされており、パーツの交換には向かない。レバーと最寄のボタンの距離は6cmとなっており、ボールの直径は3.5cm。

 Xbox 360とはUSBコネクタで接続。USBコネクタを使用しているので、実はWindowsのPCでも認識してくれる。ジョイスティックを必要とするアクションゲームなどのタイトルはあまりないPCゲームだが、使い道の1つとして数えられるだろう。

このジョイスティックの最大の特徴はこの拡張端子。ここにヘッドセットを接続することで、ボイスチャットが可能となっている ボタン類はコントローラ中央から上に集中配置されている。メインのボタンは上段がB、X、Y、下段がA、LT、RTとなっており、A、B、Xに指を置いてプレイするのが基本スタイルとなる。パネルの上にはXboxガイドボタンを中央に、RB、LB、BACK、STARTの4つのボタンが左右に配置されている 背面はスチール製の板が6本のネジで固定されている。ゴム製の足が4つ接着されており、滑り止めになっている
USBコネクタへの変換ケーブルが付属(すでにつながった状態になっている)。これをXbox 360のUSBコネクタに接続して使用する 裏の鉄板をはずしてみたところ。拡張端子と、上部のボタンへのケーブルが取り回しされている以外は、ほとんどが基板でまとめられており、すっきりとしている ジョイスティック部分もHORIのオリジナルのもの。4つの樹脂製スイッチをレバーで押すタイプで、カチカチとした操作音がする

 実際の使用感だが、スティック部、そしてメインとなる6ボタン部に関しては、HORIオリジナルのものということもあってか、操作感は軽い。ただし、昨年の第14回でPS2用ジョイスティックをいくつか取り上げた中の、「RAP」と「FIGHTING STICK2」との比較で考えていくと、レバー部分は「FIGHTING STICK2」には近いが、あちらは振動機能が入っているからか、若干重いという違いがある。そして、ボタン部分に関してはどちらにも似ていない、ちょっとストロークが浅いというか、底つき感が強い感じである。シャーシ全体も剛性感に欠けるので、レバーやボタンにかかる力が抜けてしまっている。ぶっちゃけていうと、レバーもボタンも、“安っぽい”というか“がさついた”印象だ。特にRAPに触れたあとに、DOA4スティックに触ると、その違いには驚かざるをえない。本体が軽く作られていることもあるし、スティック基部のスプリングのテンションは弱めになっているわりに、樹脂スイッチのフィーリングがいまいちしっくりと来ない。とくに、激しく動かして本体がズレまくるということはないが、ハヤブサやハヤテの回転系投げ技コマンドの入力時にはフィーリングの荒さは如実に感じられた。RAPよりはボタンとレバーの間隔が短いので、レバーをワイン持ちするかかぶせ持ちするかにもよるが、多少窮屈に感じる人もいるだろう。

 Xbox 360で現状唯一のジョイスティックで、Xbox時代の事情を考えると“この時期によく発売してくださった!”と思うし、検証にあたった研究所員などは「DOA4」をプレイするにはこれがないと話にならないぐらい必須のアイテムで、複雑なコマンド入力やボタンの同時押しなどはやはりジョイスティックならでは、と恩恵にあずかっている身でありながら僭越だが、RAPと直接比較するのはある意味反則とはいえ、600円程度の差額でこうもフィーリングが違うのは少々ガッカリとしかいえない。ボイスチャットをしながらプレイすることができるという、Xbox 360では標準の機能は確保してあることと相殺ということになるのだろうか。ゲーマーに普及しきったPS2と、これからのXbox 360を対象に、コストパフォーマンスに関して直接比較するのはどうかとは思うが、正直もう少し基本的なパーツにも気を使ってほしかった。


● 1年を振り返り研究所員が「これはいい! 」と感じた製品を数点ピックアップ!

 2005年、数多くの製品を紹介してきたゲームグッズ研究所。ここでは、この1年を振り返り、これはよかったというものをピックアップしてみた。実用的なものからアイデア賞的なもの、そしてゲームグッズならではのユニークなものなど、いずれも印象深いものが多い。

「CYBER・ウォータープルーフケース」(PSP)(第11回)

    メーカー:サイバーガジェット
    価格:オープン価格

 早い時期から、PSPをお風呂で楽しむというスタイルに気付かせてくれたグッズ。アナログパッドの操作がやや困難なので、快適にプレイできるタイトルは絞られるものの、動画や音楽再生機能をお風呂で存分に楽しむことができるようになる。レポートしたのは昨年の3月だが、その後のファームウェアアップデートにより、PSPには、WEBブラウザやRSSによる音声ストリーミング再生、ロケーションフリープレイヤーなどが搭載され、お風呂にマッチした使い方ができるようになった今こそオススメなグッズかもしれない。

「DSカバー+カードケース」(DS)(第44回)

    メーカー:HORI
    価格:780円
    カラー:ホワイト、ブラック

 カバーやケース、さらにソフト用のケースなどもあらかた出揃い充実してきた感のあった2005年の年末に登場したアイデア賞的なグッズ。「DSカバー+カードケース」を装着したDSを持ち運ぶときには、DS本体に装着しているこのカバーに持っていくソフトを入れるだけ。DS本体とは別にソフト用のケースを用意するような必要もなく、持ち物が少なくなってよい。また、DS用のソフトは非常にコンパクトで、うっかりすると無くしてしまいそうなほどだが、このカバーであれば、ソフトの交換時にも手元にすぐ収納できる。発売タイトル、ゲームグッズ共に充実してきたからこそ登場した製品と言えるだろう。

「ワイヤレス アナ振2 TURBO(PS2)」(第20回)

    メーカー:HORI
    販売価格:4,179円
    通信距離:最大10m
    連続使用時間:100時間(振動機能オフ時は400時間)
    重量:220g(電池使用時は260g)
    同時使用台数:最大8台
    DUALSHOCK2互換
    カラー:プレミアムブラック、プレミアムブルー、プレミアムレッド、プラチナホワイト

 こちらは、なんといっても実用面で印象深い製品だ。PS2用無線コントローラの中でも、ぐんを抜いて高評価だった一品だ。連続使用時間は100時間、振動機能オフ時はなんと400時間というバッテリーの持ち、本体の外観、ホールド感、いずれの点でもすぐれた製品だろう。すでに発売されているXbox 360をはじめ、今後に発売される据え置きタイプの家庭用ゲーム機には標準的にワイヤレスコントローラが同梱されるだろう。本製品を扱った昨年の5月であったが、その時点で今後の据え置き機におけるコントローラのあり方を見せてくれた製品だ。

「オレコマンダー」(第41回)

    メーカー:HORI
    価格:2,079円
    重量:約110g(電池込みで約155g)

 2005年に登場したゲームグッズの中でも最もインパクトがあり、話題になったものと言えばやはりこれははずせない。「ゲームライフをより快適で楽しくする特殊機能を“自分自身の身体に備えさせる”」というコンセプトで製品化されたペリボーグシリーズの第一弾「オレコマンダー」だ。実用性は? というと、長時間の利用は厳しいものの連射効果がバッチリ発揮されていたことに驚く。使うこと自体が面白いゲームグッズであった。1月13日には、第2弾となるショクシも登場。斬新なゲームグッズの方向性を見せてくれるぺリボーグシリーズは2006年も見逃せない。


● PSP、NDSの2大新携帯ゲーム機関連のグッズが盛況だった2005年。2006年はどうなる?

 ゲームグッズ的には携帯ゲーム機PSPとニンテンドーDSがとにかく元気だった2005年。どちらのハードもすでに現時点で基本的なグッズは充実している。2006年には「DSカバー+カードケース」のような、アイディアの盛り込まれた「一歩進んだ」製品が登場することを願うばかりだ。据え置き機の世界を見ると、Xbox 360を皮切りに、本年は激動の年になりそうな予感がある。新しい機能や体験が盛り込まれた領域に踏み込んでいくことだろう。最初は戸惑ってしまうこともあるかもしれないが、そんな時に役立ってくれるのがやはりゲームグッズだ。2006年もゲームファンの体験をより豊かにより快適にしてくれるグッズを紹介していこうと思う次第だ。


● 研究に使用したグッズをまとめてプレゼント!

 さて、お待ちかねのプレゼントだ。今回は、今年後半に当研究所で検証したグッズの数々をいくつかまとめてプレゼントさせてもらうことにした。それが「PSP用セット」、「DS用セット」、「そのほかのセット」の3つ。希望を応募フォームからセレクトしていただくことになるので、ご了承いただきたい。また、パッケージ等が開封されており、新品の状態には復旧できないものも多数含まれているので、基本的にジャンク品扱いということで重ねてご了承いただきたい。

 応募フォームに希望するセット、そして当研究所へのご意見などを記入していただき、どしどしと応募いただければ幸いだ。

このプレゼントの受付は締め切りました。ご応募ありがとうございました。

【応募方法】

応募締切  :2006年1月13日 23:00 まで
当選発表  :発送をもってかえさせていただきます
応募方法  :下記のフォームに入力して、送信してください

※ 応募フォームの送信はSSL対応ブラウザをご利用ください。SSL非対応のブラウザではご応募できません。
※ アンケートについては、その統計結果を弊誌記事中で使用させていただく可能性があります。それ以外のご回答いただいた内容(データ)は、当選者の選考および、プレゼントの発送にのみ使用し、その他の目的で使用することはありません。

ご希望のセットを選択してください。

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□HORIのホームページ
http://www.hori.jp/
□サイバーガジェットのホームページ
http://www.cybergadget.co.jp/

(2006年1月6日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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