価格：5,040円

原作者のカズマ氏と、彼の嫁と娘の3人を中心にストーリーは展開する

　株式会社AQインタラクティブは、PSP用アドベンチャー「実録鬼嫁日記 ～仕打ちに耐える夫の理不尽体験アドベンチャー～」を、2006年2月23日に発売する。価格は5,040円。

　「実録鬼嫁日記 ～仕打ちに耐える夫の理不尽体験アドベンチャー～」は、カズマ氏のブログサイト「実録鬼嫁日記」のストーリーとキャラクタを使用したアドベンチャーゲーム。このブログサイトは、1日平均4万アクセス、累計で1,080万アクセスを超える人気サイトで、単行本化されたのをはじめ、「実録鬼嫁日記」を原作とするテレビドラマも、10月から全国のフジテレビ系列にて放送開始されている。

　ゲームは、「鬼嫁日記」を楽しめるストーリーモードのほか、自分の鬼嫁や鬼彼女体験を日記にして、PSPの通信機能を使って友達と交換したり、Web上に公開して、鬼嫁の仕打ちに耐える世の中の旦那たちと苦しみや喜び(?)を分かち合うことができる。また、イラストレーションには、原作と同じく「絵理すけ☆」さんを起用。彼女の描き下ろしのイラストが多数収録され、「実録鬼嫁日記」の悲惨な中にも心温まる雰囲気を再現している。

原作と同じ「絵理すけ☆」さんによる描き下ろしのイラストが満載

　ストーリーモードは全66話を収録。1話は約5分程度で終了するので、ちょっとした空き時間などでも楽しめる。画面も文字が流れるだけではなく、3Dでモデリングされたキャラクタが登場し、泣いたり、笑ったりといった感情を表現しながら、ストーリーが進行する。また、ゲームらしく、途中には選択肢が出現。鬼嫁の機嫌を損ねないのを選ぶか、あえて茨の道を進むかで、その後のストーリーも変化していく。

　ストーリーをクリアすると、ボーナスとして「鬼メダル」が与えられる。「鬼メダル」を貯めて、ショップでアイテムを購入すると、新たなエピソードが出現することもある。

　さらにクリア後はストーリーをブログ形式で楽しめる「ブログビューモード」が用意されている。このモードでは、原作のブログのようにフォントの大きさや色で演出されたテキストをスクロールさせて読み進めるが、さらに読みやすくするために、PSP本体を縦にして読むこともできる。

通常のアニメビューモード	原作に近い雰囲気のブログビューモード	PSPを縦にしてさらに読みやすく

　ストーリー以外にも、おまけモードとして「メダルコーナー」を搭載。「鬼嫁スロット」は、演出からリール制御まで、最近のパチスロ仕様に合わせた本格的なパチスロゲーム。「鬼ショップ」では、ストーリーモードで獲得した鬼メダルでさまざまなアイテムが購入でき、中には新たなエピソードを出現させるカギとなるアイテムも存在する。「鬼嫁語録」は、鬼嫁の珠玉の名言を閲覧できる、ありがたい(?)モードとなっている。

メダルコーナーのメニュー画面	「鬼ショップ」にはさまざまなアイテムが用意されている	「鬼嫁語録」はファンにとってはバイブル!?
リール制御から演出までこだわった本格派の「鬼嫁スロット」。ボーナス中にはゲームオリジナル曲が流れるなど、おまけとは思えないほどのこだわりっぷり

　「エディットモード」では、オリジナル日記が作成できる。入力方法は携帯電話のメールと同じインターフェイスとなっているので、簡単操作で入力。また、背景や効果音、アニメーションなどもカスタマイズ可能なので、細部にまでこだわった日記を作るのも楽しいだろう。

　作成した日記は無線機能やインターネットを使い、PSP同士で交換可能。さらにWeb上に公開することもできる。

オリジナル日記作成モードのメニュー画面	登場キャラクタの選択。アニメビューモードで表示される	入力はPSPのシステムを使った入力インターフェイス
背景や演出など、細かくカスタマイズできる	オリジナル日記もアニメビューモードで再生可能	通信機能を使ってオリジナル日記を交換

【スクリーンショット】
ゲームのような演出で展開する「アニメビューモード」では、ブログとはまた一味違ったおもしろさが感じられる

(C) AQ INTERACTIVE 2006
(C) 2005 KAZUMA
※画面は開発中のものです。

□AQインタラクティブのホームページ
http://www.aqi.co.jp/
□「実録鬼嫁日記 ～仕打ちに耐える夫の理不尽体験アドベンチャー～」の公式サイト
http://www.oniyome.net/
□「実録鬼嫁日記」のページ
http://yugure.ameblo.jp/

(2005年12月10日)

[Reported by 滝沢修]