|
価格:7,140円
「ダービー馬をつくろう!5」はタイトルにもあるとおり競走馬育成シミュレーションシリーズの5作目。同シリーズは、牧場を経営していく要素や、牝馬クロス、特殊クロスといった配合理論の搭載、自分の馬に付けた名前をレース中に音声合成で呼んでくれるシステムなどの特徴を持つ。 「ダービー馬をつくろう!5」では、レースをリニューアルし完全3D化。馬の足元からなめるようなアングルでの撮影など、迫力のカメラワークを実現できたという。同時に、勝利したジョッキーがガッツポーズをとったり、残り距離数の表示などグラフィックス的・演出面で大きく進化しているという。 また、香港にある競馬場“沙田 (シャティン)”競馬場を再現し収録。国際GIレースである、香港国際レースやクイーンエリザベスIIカップ、香港カップ、香港マイル、香港スプリント、香港ヴァースといった海外レースに参戦することができるようになった。このほかにも、ファンファーレを作曲しメモリーカードにセーブすることができる機能も搭載している。 今回テレビCMに登場する井崎脩五郎さんは、ゲーム内に競馬解説者として登場。パドック中継やレース前の解説者とのやりとり、実況中継を行なっている。音声合成については音声合成ツールや実況システムの見直しが行なわれており、よりリアルさを増しているという。
ゲーム内の音声収録について井崎さんは、「自分らしいしゃべり方でいいですよと言うことで、収録は本当に楽でした」とコメント。予想のコメントなどについては自分で数百の原稿を起こして、それをそのまま自分でしゃべると言うことで、音声収録時に気負いはなかったようだ。
CMの内容だが、ホテルの一室でベッドに横たわる女性 (藤川さん) が、男性 (井崎さん) に向かって「ねぇ、産んでもいい?」とささやき、男性がギクッとする……「一生懸命育てるから」と言う女性の方に振り返ると……といった大人っぽい内容。井崎さんはこのCMについて「ゲームのCM史上最大のインパクト(笑)」とコメント。確かにこれほど大人っぽいCMはなかっただろう。
最後に「競馬ファンに一言」と問われ、藤川さんは「ダービー馬をつくろう!5」について、「映像も凝っていて、レースシーンが3D化したことで、カメラアングルがジョッキーからの目線であったり、下からのものだったり、臨場感溢れるようになっています。井崎先生が登場するのももちろん最大の見所ですし、香港の沙田競馬場が収録されたことで、海外にも出せる。競馬好きな人にとってはもっともっと細かいところまで楽しめるようになっています」と魅力についてコメント。 会場にはプロデューサーの宮崎浩幸氏も来場しており特別にコメント。「『ダビつく』も回を重ねて5作目となり、あまり断定的なことは言えませんが、世の中では来年は別のハードが発売となると思われるので、プレイステーション 2というハードで出るのはこれが最後になるでしょう……という思いを込めてPS2で表現できる競馬ゲームの限界を追求しようという気持ちで作ってきました。映像もそうですし、音声もそうですし、ゲームの遊び方という点でもそうです」と、PS2から次世代ハードへ今後移っていく方針を示しながら、それ故に今作は気合いを込めて製作に望んだとコメント。「CMも含め、スタッフ一同の総力を結集したものになっていますのでぜひ遊んでもらえればと思います」と結んだ。
なお、CMは12月24日から放送されると言うことで、その仕上がりと、オチを是非とも確認していただきたい。 (C) SEGA Corporation, 2006
□セガのホームページ (2005年12月10日) [Reported by 船津稔]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|