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価格:7,140円 (通常版) 「はるのあしおと -Step of Spring-」は、ゲームメーカー「minori」から発売されたWindows用「はるのあしおと」のPS2版。テキストを読み進めていくアドベンチャーゲームだが、ストーリーをじっくりと楽しめるように、ゲームとしての難易度を極端に低くしたインタラクティブ・ノベルとなっている。
テーマは“「人間」とその周囲の世界、そして「想い」をよりストレートな形で、より純粋に、他の要素によって薄められる事なく描くこと”というように、本作のストーリーには奇跡も魔法もなく、主人公・桜乃樹を中心に、それぞれの「人間」が抱える等身大の悩みや問題と向き合い、乗り越えていく姿を描いた青春ドラマが展開する。
PS2への移植にあたって、新たな要素が追加されている。原作でも原画を担当したKIMちー氏による新規CGが追加されるのをはじめ、アルケミストおなじみの「おたすけナビ」はもちろん、パワーアップした「おまかせモード」も搭載。「おまかせモード」では最初にお気に入りのヒロインを選んでスタートすると、選択肢を選ぶことなくストーリーだけを純粋に楽しめる。システム面では、バックログや音声のオン・オフ機能なども搭載し、プログレッシブテレビにも対応している。 また、ヒロイン「楓ゆづき」が台本を書き、学園祭で上演予定だった演劇「ユメノカナタ」をサウンドノベルとして収録されるほか、さらにオープニング・エンディングムービーのノンテロップ版も収録される。エンディングテーマには、本作のドラマCD「reminiscence」に収録されている「Spiral Spring」のオリジナルアレンジバージョンを採用している。
パッケージは通常版のほか、特典の同梱された限定版も発売される予定。ただし、特典内容については現在のところ未定。
・身長:142cm 主人公・樹の従姉妹であり、教え子。樹が東京へ出る以前から彼を兄のように慕っており、今でも無邪気にまとわりついてくる。
いつも必要以上に元気いっぱいで、クラスのマスコット的存在。教頭を務める父親(現在は入院中)に甘やかされているため、ちょっと甘えん坊。
・身長:154cm 樹が担当するクラスの委員長。成績優秀で人望もあり、教師達からも一目置かれているほどの優等生。楓ゆづきとは非常に仲がよく、ぼんやりとしている彼女に対して何かと世話を焼いたりする。優しい女の子。
ひょんなトラブルから樹を憎み、尊敬していた教頭に比べ、何をやっても無様な代役の樹に対し、侮蔑の言葉を浴びせたり、桜鈴学園をやめさせようとしたりする。
・身長:150cm おっとりとした性格の良家のお嬢様。何をするにも控えめで、ほとんど親友の和の陰に隠れて静かにしている。
和といるとき以外は1人でぼんやりしていることが多いが、大好物のファーストフードを買うことはしっかりと考えている。口癖は「ごめんなさい」。
(C)minori/Alchemist
□アルケミストのホームページ (2005年11月30日) [Reported by 滝沢修]
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