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価格:7,140円
一人称視点でゲームが進行するFPS(ファースト・パーソン・シューター)。近未来の惑星を舞台に、様々なステージをクリアしながらストーリーを楽しむ作品となっている。基本的に1人で遊ぶ作品だが、2分割画面での協力や対戦プレイも可能だ。なお、オンライン対戦などには対応していない。
■ ステージによって操作キャラクタが変えられる「キャンペーン」 ゲームのメインとなるのは「キャンペーン」と呼ばれるストーリーモード。全11ステージが用意されており、1つのステージをクリアする度にストーリーが進行していく。ステージをクリアするには、3Dフィールドを進んでいき、設定されているチェックポイントを通過しながら、目的地を目指す。チェックポイントはキャラクタが死亡した場合の復帰地点となるので、敵にやられてしまっても途中から再開できる。クリア間近で倒れてしまい、また最初から……といったように、プレイ時間のロスが少なくてすむのはありがたい。 3Dフィールドには、敵が登場するだけではなく、鉄条網や防空壕といったものもあり、地形や仕掛けを利用した戦術も必要になってくる。また、AIの操作する仲間が登場し、プレーヤーを支援してくれる。場合によっては、プレーヤーが味方に指示を出すこともあるようだ。AIとの連携をいかに取るかも本作の魅力のひとつだろう。 なお、ステージごとにプレーヤーの操作するキャラクタを変えられる。キャラクタによっては、重火器が使えたり赤外線スコープが使えたりと、特殊能力を使うことができるのだ。ただし、ステージによっては、ISAかヘルガスト側のどちらかのみの場合もある。
操作に関しては、キャラクタの移動は左スティック、視点(照準)の移動は右スティック。メイン武器はR1、サブ武器はR2で使用。L1でしゃがみ、L2で手榴弾の投擲等々、ほとんどのボタンを使用することになる。その中で面白いのは、段差や壁を登ったり、銃座に座るなど、アクション系の行動を実行する×ボタン。もし敵が目の前にいるときに、×ボタンを押すと、目の前の敵を殴り倒すことができる。ステージによっては武器を使わず、大きな音を立てずに敵を倒す場面に役立つアクションだろう。 また、L3を押しながら左スティックを入力すると、走ることができる。物陰から物陰へと移動する際、大通りを横切るときなど、状況によって利用することになるだろう。使うタイミングもステージ攻略や対戦のポイントになると思われるので、戦略性をもって行動する面白さがある。ただし、キャラクタにはスタミナがあり、スタミナゲージが無くなると走ることができなくなる(走るのやめるとスタミナゲージは徐々に回復)。 ちなみに、左右のスティックとLRボタンの設定を入れ替える「左利きモード」をはじめ、すべての操作ボタンのカスタマイズも可能だ。 ゲームで登場する武器に関しては、ナイフからグレネードランチャーまで様々な種類がある。武器によっては、連射することで銃身の熱が上昇し、一定温度を超えると使用不能になるものも(温度が下がれば再使用可能)。武器の特性を理解して、戦闘に挑むのも本作の魅力だ。
■ 豊富なルールがある「バトルフィールド」 「バトルフィールド」は、プレーヤーがステージやルールを設定して、協力プレイや対戦を楽しむモード。用意されているルールは、敵を倒すものから重要物資の争奪など6タイプある。AI操作のキャラクタも設定でき、お互い別のチームに分かれ、AIの味方をつけて対戦する。2人でチームを組み、協力してAIのチームを相手にするといったこともできる。
●デスマッチ
●チームデスマッチ
●ドミネーション
●サプライドロップ
●アサルト
●ディフェンド&デストロイ 戦場のもつ独自の雰囲気を表現したグラフィックは、近未来でありながらどこか現代の戦場を思わせる風景がリアルさを実感させてくれる。また、サウンドはDolby PROLOGICⅡに対応。プラハ交響楽団のフルオーケストラによるオリジナル曲もある。デモシーンでは戦争映画を観る感覚で楽しむことができるのではないだろうか。
Killzone(R)(C) 2004-2005 Sony Computer Entertainment Europe. Published by SEGA. Developed by Guerrilla.
□セガのホームページ (2005年10月17日) [Reported by 渡辺洋二]
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