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ライブドア、「Quake 4」を10月下旬に発売
日本語マニュアル付き英語版で、日米ほぼ同時発売

10月下旬発売予定

価格:7,329円

 株式会社ライブドアは、米id Softwareの人気シリーズ最新作「Quake 4」を10月下旬に発売する。販売形態は日本語マニュアル付き英語版で、ワールドワイドパブリッシャーのActivisionの日本子会社アクティビジョンジャパンの助力により、日米“ほぼ”同時発売を目指す。発売日は北米が10月18日となっているため、その1週間以内となる見込み。価格は7,239円となっている。

圧倒的な質感とモデリング。今年を代表するFPSになるのは間違いないだろう
エイリアン相手とはいえ、残虐描写も多いため北米ではMATURE指定タイトルとなっている
 「Quake 4」は、今年のE3で初公開され、シアターでのいかにも「Quake」シリーズらしいインパクト抜群の過激描写が話題を集めた6年ぶりの新作。E3公開時点では、発売時期は未定とのことだったが、開発が予想以上に順調だったためか、ホリデーシーズンを待たずに発売される見込みとなった。数度の遅れが常識化している欧米の大作としては、珍しく優等生である。

 開発元は「Soldier of Fortune」シリーズや「Star Wars Jedi Knight」シリーズ、最近では「X-Men Legends II: Rise of Apocalypse」などの開発を手がけるRaven Software。IIIまでの開発元であるid Softwareはエグゼクティブプロデュースという位置づけに留まり、シリーズ初の外部デベロッパー作品ということになる。

 ゲームエンジンにはid Softwareの「DOOM III」エンジンを採用し、PCとXbox 360向けに「DOOM III」を上回る水準の3Dグラフィックスを提供する。基本的な世界観は、前々作「Quake II」を踏襲しており、プレーヤーは宇宙海兵隊の精鋭部隊“ライノ小隊”に所属するマシュー・ケインとして、敵の惑星ストロッグスにおける様々な作戦に従事することになる。

 公開されているスクリーンショットを見る限りでは、屋内のみならず野外での戦闘シーンも多く、シングルプレイキャンペーンでは、より大規模な戦闘が期待できそうである。一方、マルチプレイは、「Quake III Arena」スタイルを採用。「DOOM III」とは異なり、開発当初からスポーツ系FPSのメインストリームを狙うことを公言していることからも、こちらもかなり期待できそうだ。

 なお、Xbox 360版の日本展開についてアクティビジョンジャパンに問い合わせてみたところ、「鋭意努力中です」と前向きな回答が返ってきた。こちらも引き続き期待したいところだ。

グラフィックスの美しさはすでに「DOOM III」で実証されているだけに、マルチプレイモードに注目が集まるところだ

(C) id Software, inc. All rights reserved.

□ライブドアのホームページ
http://game.livedoor.com/
□「Quake 4」のページ
http://www.quake4game.com/
□関連情報
【9月14日】Electronic Entertainment Expo 2005 現地レポート
QUAKE×2、CALL OF DUTY×2、今年もACTIVISIONはFPS三昧
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050522/actv.htm

(2005年10月4日)

[Reported by 中村聖司]



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