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【凌 暁雨(リン・シャオユウ)】



●【ダメージに関する変更点】

・白連戟放(66_LPLK)のダメージが18→23に増加。

 単体では影響が小さく見える変更点だが、白連戟放の1発目はダメージ15でノーマル ヒットでも連続ヒットする。合計ダメージは38となり、クリーンヒットの架推掌(1LP) よりも大きいダメージを与えられるのだ。システム変更により流星連脚(9LK+RK)のう ま味も減ってしまったので、下段蹴りをさばいた後などには狙ってみてもいいかも知れな い。一応下段パンチをさばいた後にも決めることは可能だが、シビア過ぎて実戦向きでは ない。

ヒットマークも変わって、見た目にも派手になった。架推掌よりもダメージが高いぞ。


●【硬直に関する変更点】

・6RKの硬直が軽減され、確定反撃を受けなくなった

・伏鳳烈倒~背向けしゃがみ(横移動中にLK4)の硬直が軽減された

・遁甲転腿(立ち途中に4RK)の硬直が軽減された

 硬直に関する変更は上記三つ。重要なのは伏鳳烈倒に関する変更で、体感でもすぐに分 かるほどかなり早く動けるようになった。ここから虎尾脚(背向け中にRK)などで単純に 相手のガードを揺さぶっていくだけでも相当強い。ここからの選択肢は多く持っておこ う。伏鳳烈倒はガードさえされなければ空振りでも意外と硬直が短いので、これらの行動 を警戒させてからならスカらせてしまっても反撃を受けにくくなるだろう。

背向けから発生の早い虎尾脚を即座に出すだけでも、相手はやりづらい。反撃をきっちり してくるなら、違う技も使っていこう。

 遁甲転腿に関しては、元々使用頻度の多い技ではないので劇的な変化は無い。ガードさ れた場合に旧バージョンまでは大きく不利だったのが、ほぼ五分になった……というよう な変更だ。ヒットした場合も、不利だったのがわずかながら有利になっているので、横移 動対策として使っていくことも可能。ただし、リーチが短いのは相変わらずなので使いど ころには注意しよう。


●【その他の性能が変わっている技】

・後転~跳弓脚(背向け中に6LK+RKLK+RK)の空中やられが追加された

・藐姑射迅肘(背向け中にLP)ヒット時、ダウンするように

・背身双掌把(背向け中に6_LP+RP)さばき成功時のダメージが18→21に増加し、ヒッ ト時に崩れを誘発するように

 跳弓脚は空中ヒットさせると相手が縦に回転するやられが追加された。藐姑射迅肘は ヒット時ダウンするように。比較的重要なのは三つ目の変更点、背身双掌把さばき成功時 の変化。崩れを誘発するようになり、コンボが決められるようになった。背身双掌把はさ ばき判定の発生が早く、ほかの選択肢で間に合わない場合でも背身双掌把なら間に合う、 という場面もいくつかある。例えば、藐姑射迅肘がガードされた後、ヘイハチに無双連拳 を出されると回避方法がほとんど残されていないが、背身双掌把でさばけば大きなリター ンを得られるぞ。とはいっても、さばけない技が来た場合はカウンターを取られてしま い、何もしていなかった場合でも余裕を持ってガードされてしまう。無理して狙っていく 技でもないことは相変わらずだ。

背身双掌把のさばき発生は早い。リターンも大きいので、これを機に使ってみるのも一つ の手だ。


●【変更点を含めた基本戦術】

 シャオユウにとって最も影響が大きい変更点は、固有技の変更ではなくシステム変更による受け身確定の削除。これによって蒼空砲(立ち途中にRK)から宙転断空脚(【RKLK】)や桃打連掌(3【RPLP】)を重ねる受け身確定コンボが成立しなくなっている。元々火力の低いキャラなので、この変更はやや痛い。ただ伏鳳烈倒~背向けしゃがみの硬直が短くなっているのは弱体化を補ってあまりある強化点。蒼空砲ヒット後も受け身確定はさせられないので、伏鳳烈倒と伏鳳烈倒~背向けしゃがみからの虎尾脚を初めとする中段攻撃で思い切って二択を掛けるようにして行こう。相手が二択を警戒するようになれば、ここでの後転受け身もありえるようになる。後転受け身に対しては5.0同様、ステップインで間合いを詰めてからの宙転断空脚などを狙っていけばいいだろう。

受け身確定はなくなったが、その分思い切って起き攻めできる。むしろ腕の見せ所だ。

 蒼空砲ヒット後以外でも、伏鳳烈倒~背向けしゃがみはどんどん使っていける。シャオユウは鉄拳でも随一と言っていいほど背向けでの選択肢が多いキャラなので、これをうまく活かせばかなりの戦力アップが見込めるだろう。  元々火力よりも動き回って相手を翻弄しつつ立ち回ることが得意なキャラなので、シャオユウ自身よりも他キャラの火力が落ちたことが大きい。多少好き勝手に動いても、5.0ほどリスクが高くなくなったのだ。強化された伏鳳烈倒を軸に、今までよりもさらに自分勝手に動き回ろう。


●【基本コンボ】

1. 鳳凰連腿(鳳凰の構え中に9LKRK)1発止め or 虎尾脚(背向け中にRK) or 逆十字鳳 (7LK+RK) or 最大溜め蕩肩(立ち途中にRPホールド)→雀連砲~背向け(LP2RP)→背 身撃1発止め(背向け中にRP)→背身撃2発止め(背向け中にRPLP)→双壁掌(66_LP+RP)  ダメージ:53(鳳凰連腿1発止め始動時)

2. 遁甲転腿(立ち途中に4RK)カウンターヒット→右横移動→里合腿(66_LK)→背身撃 1発止め(背向け中にRP)→背身撃2発止め(背向け中にRPLP)→双壁掌(66_LP+RP)  ダメージ:64

3. 伏鳳烈倒(横移動中にLK)→蕩肩(立ち途中にRP)→背身撃1発止め(背向け中にRP) →背身撃2発止め(背向け中にRPLP)→双壁掌(66_LP+RP)  ダメージ:60

 シャオユウのコンボは旧バージョンと全く変わっていない。深く考えず、今まで通りの コンボを決めていけばいいだろう。

 2のコンボは少し特殊で、遁甲転腿を当てると相手との軸がずれてしまう。遅めのタイ ミングでも拾えるので、右横移動で軸を合わせてから里合腿などで拾っていこう。


●【壁コンボ】

・壁やられ・中→雀連架推掌(LPRPLP)  ダメージ:17

 壁コンボも以前と変わらず。横転受け身の無防備時間に打撃を重ねる受け身確定は無く なったが、この場面で相手を跳び越し、受け身を取った相手に背中から打撃を当てていく 戦法は健在。積極的に相手を跳び越していこう。

 壁やられ・強に対する追い打ちは、「上歩掌拳~背向け(3LP)→背身撃」がダメージ が大きくオススメ。弧月閃(9RK)→桃打連掌(3【RPLP】)よりも大きなダメージを与え られる。ただし、上歩掌拳を早めに出し過ぎると背身撃で拾えないので、架推掌などで壁 やられを誘発させた後は、ちょっと待って地面に着く寸前で拾うようにしよう。


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(2005年9月20日)

[Reported by 鉄拳攻略チーム]



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